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第16回国試午前72問の類似問題

ME2第36回午後:第55問

電気メスによる熱傷の原因として考えられないのはどれか。

1:手術中の体位変換による対極板の位置のずれ
2:メス先電極コードが身体の下敷きとなるような配置
3:血行状態が良い身体部位への対極板装着
4:接地された手術台金属部分と身体部分の接触
5:身体の部分同士がわずかな面積で接触するような体位

国試第4回午後:第69問

体外衝撃波腎尿管砕石機(ESWL)の衝撃波発生の方法として誤っているのはどれか。

a:水中においた電極の間での放電
b:磁気コイル
c:爆薬
d:レーザ光
e:マグネトロン発振管
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第8回午前:第68問

除細動器について誤っているのはどれか。

a:心房細動の除細動にはR波同期出力装置が必要である。
b:体外通電の電圧は数千Vの高電圧である。
c:通電時間は数ミリ秒と短時間である。
d:体外通電では電極を約5g程度の力で胸壁に押し付ける。
e:回路内のコイルはコンデンサの充電時間を短縮する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第32回午後:第43問

定電流出力型の体外式ペースメーカの出力端子に500Ωの抵抗を接続し、出力電流10mA、パルスレート60回/分およびデマンド感度最高の設定で点検を行った。動作不良を示す項目はどれか。

1:出力電圧は5Vであった。
2:パルス幅は1msであった。
3:パルス周期は1sであった。
4:デマンド感度は10mVであった。
5:アルカリ乾電池の電圧が9Vであった。

国試第1回午後:第59問

超音波吸引装置(超音波メス)について誤っているのはどれか。

1:ニッケルが磁界内で伸縮する性質を利用したトランスデューサなどを用いている。
2:プローブから発せられた高周波電流が組織を破砕する。
3:本装置の使用によって乳化・細分化された組織は、吸引除去される。
4:微小血管は熱凝固でき、太い血管は浮き出て残る。
5:肝腫瘍手術に用いられる。

国試第8回午前:第57問

生体計測で使用される電極について正しいのはどれか。

a:電極ペーストの主な役割は皮膚と電極との間のインピーダンスを下げることである。
b:電極と電解質との界面で電極電位が発生し基線が変動する原因となる。
c:脳波は針電極を用いるより皿電極を用いた方が雑音の少ない測定ができる。
d:不分極電極を用いると、通常の電極を用いた場合より信号振幅が小さくなる。
e:双極導出とは基準電極との電位差を差動増幅器を用いて測定する方法である。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第10回午前:第75問

超音波手術器について正しいのはどれか。

1:使用周波数は1~10MHzである。
2:磁歪型振動子としてニッケルが用いられる。
3:電歪型振動子は強制冷却を必要とする。
4:血管と周囲組織を共に細分化して破壊する。
5:破砕した組織は蒸留水と共に吸引除去する。

国試第15回午前:第56問

心電図計測について正しいのはどれか。

1:電極インピーダンスの主要成分はインダクタンスである。
2:校正曲線の高さは標準で50mmである。
3:サーマルヘッド式はガルバノメータ式より周波数特性が優れている。
4:除細動器の影響は時定数回路で除去できる。
5:電気メスとの併用には有線式のモニタより無線式のモニタが有利である。

国試第2回午後:第56問

適切でない組合せはどれか。

1:ペースメーカ・・・・・・高周波電流
2:冷凍手術器・・・・・・・液化ガス
3:ネブライザ・・・・・・・・超音波
4:レーザメス・・・・・・・・光
5:サイクロトロン・・・・・電子線

国試第37回午前:第50問

100Ωの抵抗に周波数60Hz、実効値$\sqrt{2}$Aの正弦波電流を流した。正しいのはどれか。

1:141Wの電力が消費される。
2:正弦波電流の振幅は1Aである。
3:正弦波電流の周期は20msである。
4:抵抗両端の電圧の最大値は200Vである。
5:正弦波電流と抵抗両端電圧の位相は$\frac{\pi}{2}$radずれる。

国試第4回午前:第62問

誤っているのはどれか。

1:電流密度が小さいと生体は導電体であると同時に誘電体とみなされる。
2:電流密度が小さいと細胞膜は絶縁体、細胞内外液は導電体とみなされる。
3:電流密度が大きいと神経細胞や筋細胞は興奮現象を生じる。
4:直流では電流密度と導電率との積は電界の強さを表す。
5:生体では周波数が増加するにしたがって導電率が増加し誘電率が減少する。

国試第24回午前:第39問

電撃に対する人体反応で誤っているのはどれか。(医用機器安全管理学)

1:最小感知電流値に1kHz以上では周波数に比例して上昇する。
2:マクロショックの心室細動誘発電流値の1/1000でミクロショックは生じる。
3:ミクロショック電流値は体重が軽いほど大きくなる。
4:離脱限界電流値は10~20mAである。
5:女性のマクロショック電流値は男性よりも小さい。

国試第37回午前:第36問

超音波凝固切開装置について正しいのはどれか。

a:50MHz前後の振動を用いる。
b:先端は10~20mmの距離で振動する。
c:生理食塩液を使用する。
d:凝固温度はレーザメスよりも低温である。
e:対極板は不要である。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第7回午後:第65問

電気メスによる事故または障害とは考えられないのはどれか。

1:熱傷事故
2:騒音による聴覚の障害
3:電気ショックによる事故
4:雑音によるME機器の障害
5:爆発事故