第13回国試午後67問の類似問題

ME2第40回午後:第12問

人工呼吸器について正しいのはどれか。

1: 吸気弁は吸気時に閉じる。

2: 体外式陰圧換気法(胸郭外陰圧式)が主流である。

3: 全身麻酔下でないと実施できない。

4: 患者の呼気を補助するのが主な機能である。

5: 回路内のホースヒータは水分貯留を防止する。

国試第17回午後:第67問

高気圧治療の適応はどれか。

a: 火災現場ガス吸入

b: ガス壊疸

c: 急性腎不全

d: 化膿性腹膜炎

e: 空気塞栓

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第35回午後:第38問

内視鏡外科手術について正しいのはどれか。 

1: 気腹には窒素を使用する。 

2: 気腹により静脈還流量は減少する。 

3: 気腹中の電気メス使用は困難である。 

4: 腹腔内圧は手動で維持する。 

5: 下肢深部静脈血栓症対策は不要である。 

国試第28回午後:第73問

人工心肺による体外循環中の操作で正しいのはどれか。

1: PaCO2 を下げるには人工肺に送入するガスの酸素濃度を高める。

2: 速やかな加温のためには送血温を 4まで上昇させる。

3: 脱血不良時には まで落差を大きくする。

4: チアノーゼ性心疾患の手術時には脱血量よりも送血量を少なくする。

5: 人工心肺離脱開始時には最初に送血量を減少させる。

国試第1回午後:第31問

人工呼吸器使用時の注意点として誤っているのはどれか。

a: 低圧警報は最高気道内圧よりやや高く設定する。

b: 高圧警報をあまり高く設定すると肺損傷の原因となる。

c: 吸気力の弱い患者では補助呼吸に際しトリガー圧は低く設定する。

d: 加湿器の水は滅菌したものを用いる。

e: 換気量は吸気量で測定する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第36回午後:第15問

手術患者の肺血栓塞栓症の予防法はどれか。 

a: 早期離床 

b: 酸素療法 

c: 抗血小板療法 

d: 抗凝固療法 

e: 弾性ストッキングの装着 

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第5回午後:第32問

人工呼吸療法について正しいのはどれか。

a: 患者と人工呼吸器の換気が同期しない状態をファイティングという。

b: 静脈潅流量が減少する。

c: 血圧は上昇する。

d: 人工呼吸の開始基準としての呼吸数は成人で60回/分以上である。

e: 人工呼吸の初期設定は成人で換気回数20~30回/分である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第23回午前:第67問

高気圧酸素治療の副作用でないのはどれか。

1: めまい

2: けいれん

3: 鼓膜穿孔

4: 自然気胸

5: 過敏性肺臓炎

国試第19回午前:第74問

内視鏡外科手術について正しいのはどれか。(医用治療機器学)

1: 気腹は血圧低下の原因になる。

2: 電気メスは使用できない。

3: 気腹に二酸化窒素を用いる。

4: 硬性鏡は使用しない。

5: 自然気胸には禁忌である。

国試第9回午後:第36問

吸入気酸素濃度が患者の換気に影響されにくい酸素療法装置はどれか。

a: 鼻カニューレ

b: 酸素マスク(プラスチックマスク)

c: ベンチュリーマスク

d: 麻酔用マスクと麻酔回路

e: 経鼻カテーテル

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第3回午後:第32問

術後の呼吸管理で正しいのはどれか。

a: 体位交換を行う。

b: 重症例では従量式人工呼吸器が望ましい。

c: 吸気中の湿度を高める方がよい。

d: 麻薬は禁忌である。

e: PaO2を300mHg以上に維持する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第8回午後:第58問

成人患者に対して人工呼吸器の装着を行う。初期設定条件として正しいのはどれか。

a: 1回換気量を5lとする。

b: 吸気相と呼気相との時間比(I:E)を1:5とする。

c: 換気回数を12回/分とする。

d: 吸入酸素濃度を100%とする。

e: 呼気終末陽圧(PEEP)を10cmH2Oとする。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第32回午後:第48問

麻酔器の保守点検を行った。異常なのはどれか。

1: 治療用空気のピン方式迅速継手のピンが2本であった。

2: 酸素流量を最小にしたとき、亜酸化窒素流量がゼロになった。

3: 酸素フラッシュ弁を作動させたところ、酸素流量が毎分50Lであった。

4: 酸素の供給圧を0.1MPaにしたとき、亜酸化窒素が遮断された。

5: 酸素濃度計のセンサを空気にさらしたとき、21%を示した。

国試第18回午前:第41問

血液ガスについて誤っているのはどれか。(麻酔・集中治療医学)

a: 二酸化炭素の大部分はヘモグロビンと結合している。

b: 肺動脈血酸素分圧の基準値は90mmHgである。

c: 窒素はすべて物理的に溶解している。

d: 酸素分圧はポーラログラフ法で測定できる。

e: 二酸化炭素分圧はpHガラス電極法を応用して測定できる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第35回午後:第37問

在宅酸素療法に用いないのはどれか。

1: 酸素濃縮器

2: 可搬型高圧ガス容器

3: 設置型液化酸素装置

4: 呼吸同調器

5: 配管端末器

国試第25回午前:第71問

人工心肺の操作で誤っているのはどれか。

1: PaO2は吹送ガス濃度の増減で調整する。

2: 至適灌流量で体外循環を開始する。

3: 大動脈遮断時には一時的に送血流量を下げる。

4: 心腔内圧の減圧はベント吸引によって行う。

5: 離脱開始時には最初に脱血量を減少させる。

国試第28回午後:第43問

医療ガス配管設備について正しいのはどれか。

1: 静止状態での標準送気圧力は酸素よりも治療用空気の方が高い。

2: シャットオフバルブは日常「閉jの状態で使用される。

3: 駆動用空気配管には「VACJと識別表示されている。

4: 三酸化炭素の配管端末器にはAGSSカブラが用いられる。

5: マニフォールドとは高圧ガス容器の集合体である。

国試第1回午前:第25問

気管支喘息に対して行われる処置として適切でないのはどれか。

1: 酸素吸入

2: キサンチン誘導体投与

3: β遮断薬投与

4: 副腎皮質ステロイド投与

5: 抗アレルギー薬投与

国試第26回午後:第66問

人工呼吸中の気管吸引で正しいのはどれか。

1: 1時間おきに施行する。

2: 吸引カテーテルは気管支まで進めないようにする。

3: 30秒以上かけて吸引する。

4: 吸引圧は300mmHg (39.9kPa)以上とする。

5: 吸引時にピストン運動を行う。

国試第24回午後:第67問

医療ガスについて正しいのはどれか。(生体機能代行装置学)

1: 配管設備は高圧ガス保安法で定められている。

2: ボンベの色表示はJISで定められている。

3: 亜酸化窒素の配管の色はねずみ色である。

4: 酸素ボンベの塗色は緑色である。

5: 合成空気の酸素濃度は22%である。