輸液ポンプについて誤っているのはどれか。
a: シリンジポンプ方式の送液精度は±3%以内である。
b: フィンガポンプ方式は輸液チューブをしごくことによって送液する。
c: フィンガポンプ方式の送液精度は±30%である。
d: ドロップセンサは気泡を検出する。
e: バッテリーの充電状態を定期的に点検する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
心マッサージ器について正しいのはどれか。
a: 心臓の有効な拍動が停止したときに使用する。
b: 全身の血液循環を完全に維持できる。
c: 心マッサージ器を使用しているときは人工呼吸の必要はない。
d: 手動式と自動式の二種類がある。
e: 自動式の駆動源は高圧酸素または圧縮空気である。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
人工心肺を用いた体外循環について誤っているのはどれか。
1: 体重あたりの適正灌流量は小児では成人に比べて多い。
2: 血液希釈により末梢血管抵抗は低下する。
3: 低体温により血中酸素溶解度は低下する。
4: 低体温によりヘモグロビンの酸素結合力が高くなる。
5: 低体温により血液粘稠度は上昇する。
容積制御方式の輸液ポンプについて誤っているのはどれか。
1: ポンプは点滴スタンドの低い所に設置する。
2: 輸液セットはどれを使用してもよい。
3: チューブは強く引っ張らないで、まっすぐ取りつける。
4: 安全のため滴下センサを取りつける。
5: 保管中は充電のため商用電源に接続しておく。
補助人工心臓について正しいのはどれか。
a: 心臓移植へのブリッジとして用いられる。
b: 左房脱血は左室脱血より高流量を得やすい。
c: 右心補助を主目的とする。
d: 拍動流型には一方向性の弁が用いられる。
e: 連続流型は拍動流型より小型のものが多い。
人工呼吸器について正しいのはどれか。
a: 従圧式では補助呼吸性能がよい。
b: 従圧式ではPEEPができる。
c: 従量式では回路に漏れがあっても換気量は保たれる。
d: 従量式では気道内圧をモニタする必要はない。
e: 従量式ではコンプライアンスの変化による換気量への影響が少ない。
人工肺の交換が必要なのはどれか。
a: 回路内空気混入
b: 血漿漏出
c: 人工肺抵抗の増大
d: 血液漏れ
e: 一時的な停電
人工心肺を用いた体外循環中に生じる大動脈解離について正しいのはどれか。
a: 大腿動脈送血では解離は生じない。
b: 濯流圧を下げた状態で人工心肺を継続する。
c: 上行大動脈は緊満する。
d: 上行大動脈の色調の変化がみられる。
e: 脱血不良となる。
人工心肺による体外循環で正しいのはどれか。(生体機能代行装置学)
a: 体温が低下するほど至適灌流量は増加する。
b: 血中インスリン濃度は上昇する。
c: 血液希釈によって酸素解離曲線は右方に偏位する。
d: 血中遊離ヘモグロビンが増加する。
e: 体温の低下によって血液粘ちょう度は上昇する。
ローラポンプの回転軸について正しいのはどれか。
a: 軸にはねじりモーメントが加わる。
b: 軸は圧縮荷重によって回転する。
c: 軸径は太いほど伝達動力は小さい。
d: 軸の回転数が大きくなるにつれて振動は減少する。
e: 軸の回転数が大きいほど伝達動力は大きい。
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