第12回国試午前80問の類似問題

国試第16回午前:第73問

電気メスの使用に際して正しいのはどれか。

1: 対極板コードの余分な部分はコイル状に巻いて使用する。

2: 対極板の面積はできるだけ小さい方が安全である。

3: 患者のペースメーカのモードを固定レートに変更する。

4: 手術野における揮発性溶剤との併用は安全である。

5: フローティング形電気メスは対極板を用いない。

国試第19回午前:第82問

ME機器の安全使用について正しいのはどれか。(医用機器安全管理学)

a: 体外式ペースメーカの刺激闘勧測定にCF形装着部を持つモニタを使用する。

b: BF形装着部を持つ機器をミクロショック対策として使用する。

c: B形装着部を持つ心電計の患者保護ヒューズを10mAのものと交換する。

d: 内部電源はフローティング電源として機能している。

e: クラスII機器を筐体部の保護接地をしないで使用する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第6回午後:第75問

医療の現場で注意すべき安全問題について誤っているのはどれか。

1: 電気的安全問題の中には情報のひずみや他の機器への干渉が含まれる。

2: 複数機器の同時使用時には機器単体使用時に比べて安全性は低下する。

3: 過大エネルギー投与に折る熱傷の防止には適切な出力選択が必要である。

4: 火花を伴う機器には取扱上の制限が必要である。

5: 機械的安全問題の中には]機器の腐食や爆発が含まれる。

ME2第32回午後:第51問

医用電気機器のクラス別分類について誤っているのはどれか。

1: クラス別分類に共通の保護手段は基礎絶縁である。

2: クラスⅠ機器の追加保護手段は保護接地である。

3: クラスⅠ機器には図記号が規定されている。

4: クラスⅡ機器の強化絶縁は二重絶縁と同等である。

5: 内部電源を有するクラスⅠ機器を交流電源に接続したときはクラスⅠ機器になる。

国試第30回午前:第40問

図の記号がついた心電計について正しいのはどれか。

30AM40-0

a: マクロショック対策がされている。

b: 除細動器を使用する場合は誘導コードの接続を外す。

c: 追加保護接地を行えば心内心電図を測定することができる。

d: 補強絶縁がされている。

e: 患者装着部は非接地になっている。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第10回午前:第82問

接地漏れ電流に関する単一故障状態はどれか。

1: 保護接地線の断線

2: 迫加保護接地線の断線

3: 等電位化導線の断線

4: 電源導線の1本(死側)の断線

5: 患者誘導コードの1本の断線

国試第32回午前:第43問

クランプ型電流計を用いて医療機器に供給される電源電流の測定を行うとき、図のクランプ部分に挟むのはどれか。

32AM43-0

1: 保護接地線

2: 機能接地線

3: 2本の電源導線

4: 2本の電源導線と保護接地線

5: 2本の電源導線のいずれか1本

国試第19回午前:第80問

患者測定電流として誤っているのはどれか。(医用機器安全管理学)

1: 患者装着部の部分間に患者を介して流れる。

2: インピーダンスプレチスモグラフィで使用される電流も含まれる。

3: 生理的な効果の発生を意図して流す。

4: 機器入力部の増幅器のバイアス電流も含まれる。

5: 直流電流の場合、生体内電解質が電気分解する恐れがある。

国試第5回午後:第82問

保護接地線について適切でないのはどれか。

1: 着脱可能な電源コード内の抵抗は0.1Ω以内である。

2: 着脱不可能な場合は接地ピンから機器の外装まで0.2Ω以内である。

3: 電源導線より細い線を使用する。

4: 被覆の色は緑と黄の縞模様(緑/黄)である。

5: 日常の点検ではテスターによる導通テストを行う。

国試第7回午後:第87問

心電図モニタで感電事故が起こり点検の依頼があった。安全管理担当者が、まず最初にとるべき処置として適切なのはどれか。

a: 操作者の操作方法の詳細を調べる。

b: 製造業者へ連絡してすぐ来院するように依頼する。

c: 電源コードを交換する。

d: 同時にその患者に使用していた他のME機器を点検する。

e: 漏れ電流を測定する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第19回午前:第71問

マイクロ波手術装置について正しいのはどれか。(医用治療機器学)

a: 対極板を使用する。

b: 使用中に可燃性ガスを併用しない。

c: 手術電極付近では電気メスを併用しない。

d: 出力同軸ケーブルはガス滅菌する。

e: バイポーラ電極を使用する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第18回午前:第84問

単一故障状態はどれか。(医用機器安全管理学)

a: 強化絶縁の絶縁破壊

b: 電源導線の両側ヒューズの断線

c: 信号入力部に外部の電圧が現われること

d: 保接接地線の断線

e: F型絶縁装着部に外部の電圧が現われること

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第34回午後:第28問

電気メスの取扱いで不適切なのはどれか。

1: 対極板は身体の平坦な部分に装着する。

2: 対極板の減菌は必須である。

3: 対極板コード断線アラームが鳴ったら、コネクタの接続を確認する。

4: 能動(メス先)電極の滅菌は必須である。

5: 左右の踵(かかと)を接触させないようにする。

国試第22回午後:第41問

医療機器の操作で正しいのはどれか。

1: ホースアセンブリは壁取付配管端末器に接続したままにする。

2: 患者に誘導コードを装着する前に電源スイッチを入れる。

3: 追加保護接地としてテレビのアンテナ端子を利用する。

4: ボール型浮子の流量計では上端部の目盛りを読む。

5: 複数台の機器が必要なときは2Pのテーブルタップを使用する。

ME2第33回午前:第52問

手術室で用いる画像診断機器について誤っているのはどれか。

1: ポータブルX線装置使用時には防護衣は不要である。

2: X線使用時には個人被曝線量計を着用する。

3: ME機器から発生するノイズは術中MRI撮影時の障害になる。

4: 術中DSA(Digital Subtraction Angiography)では造影剤を用いる。

5: 脳外科手術のナビゲーションシステムにはMRIが使用されることがある。

国試第4回午後:第77問

適切でない組み合わせはどれか。

1: クラス0I機器 ------ 2Pプラグ

2: クラスI機器 ------- 保護接地

3: クラスII機器 ------- 補強絶縁

4: クラスIII機器 ------- 超低圧電源

5: 内部電源機器 ------- 非常用電源

国試第10回午前:第87問

心電図モニタで感電事故が起こり点検の依頼があった。安全管理担当者がまずとるべき処置として適切なのはどれか。

a: 操作者の操作方法の詳細を調べる。

b: 製造業者へ連絡してすぐ来院するように依頼する。

c: 配電盤を点検する。

d: 同時にその患者に使用していた他のME機器を点検する。

e: 漏れ電流を測定する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第35回午前:第49問

電気メスについて誤っているのはどれか。

1: フローティング型でも分流熱傷は発生しうる。

2: バイポーラ電極を用いるとモニタ障害が避けられる。

3: 一人の患者に複数台の電気メスを使用できる。

4: ジュール熱を利用している。

5: 心臓ペースメーカのデマンド機能誤作動を誘発する可能性がある。

国試第2回午後:第86問

除細動器で感電事故が起こり点検の依頼があった。安全管理担当者がまず最初にとるべき処置として適切なのはどれか。

a: 操作者の操作方法の詳細を調べる。

b: 造業者へ連絡してすぐ来院するように依頼する。

c: 電源コードを交換する。

d: 同時にその患者に使用していた他のME機器を点検する。

e: 洩れ電流を測定する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第34回午後:第47問

医用接地についての規格で誤っているのはどれか。

1: 医用接地の接地抵抗は10Ω以下である。

2: 脱着可能な電源コード内の保護接地線の抵抗は0.1Ω以下である。

3: 機器内部の保護接地端子から接触可能な金属部分までの抵抗は0.5Ω以下である。

4: 医用室の接地センタと医用コンセントの接地とを結ぶ接地分岐線の抵抗は0.1Ω以下である。

5: 接地幹線として建物の鉄骨を利用できる。