第12回国試午前70問の類似問題

国試第1回午後:第62問

レーザ手術装置使用時に起こりやすい事故として誤っているのはどれか。

1: 網膜損傷

2: 熱 傷

3: 火災・爆発

4: 有毒ガスの発生

5: 不整脈の発生

ME2第40回午後:第29問

レーザ手術装置について誤っているのはどれか。

1: 日常生活で使っている視力矯正用眼鏡を保護眼鏡として使用した。

2: 黒くコーティングされた鋼製手術器具を使用した。

3: フットスイッチによる出力操作をハンドピースの操作者自身が行った。

4: レーザ光を打ち下げ方向で照射した。

5: 照射部位周辺の術野を湿ったガーゼで覆った。

ME2第36回午後:第5問

Er:YAGレーザ手術装置について正しいのはどれか。

1: 中空導波路で導光する。

2: 発振形態は連続波である。

3: 波長10.6μmの赤外光を使用する。

4: 1mm以上の組織深部までレーザ光が到達する。

5: 出力光はガラスを透過する。

国試第17回午前:第73問

上部消化管内視鏡を用いた治療について誤っているのはどれか。

a: Nd:YAGレーザの光ファイバは鉗子孔から挿入する。

b: Nd:YAGレーザは早期胃癌の治療に用いられる。

c: スネアによるポリープ切除の原理は電気メスと同じである。

d: エタノールの局所穿刺注入によって胃壁を消毒する。

e: 胃壁の粘液除去にマイクロ波を用いる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第33回午前:第87問

レーザの生体作用について誤っているのはどれか。

1: 光解離作用       鎮 痛

2: 光音響的作用      熱弾性効果

3: 光化学的作用      光感受性物質

4: 光機械的作用      結石破砕

5: 光熱的作用       タンパク質の凝固

ME2第40回午前:第57問

CO2レーザ手術装置について正しいのはどれか。

1: 関節式マニピュレータは導光路に用いられる。

2: 発振波長は1.06μmである。

3: 組織表面でレーザ光の大部分が反射される。

4: ガイド光は不要である。

5: 液体レーザである。

ME2第29回午後:第32問

レーザ手術装置の操作で誤っているのはどれか。

1: 患者、術者および周囲の補助者は保護眼鏡を着用する。

2: 照射部位以外の術野を適宜保護する。

3: ステンレス製の手術器具を用いる。

4: 照射方向は術者の眼の高さより下げる。

5: 術者の眼の位置を照射部位からなるべく離す。

国試第6回午後:第64問

レーザ手術における目の防護について正しいのはどれか。

a: 反射光でも目を阻害する危険がある。

b: CO2レーザは普通のガラス眼鏡で防護できる。

c: Nd-YAGレーザには専用の防護眼鏡が必要である。

d: Arレーザは普通のガラス眼鏡で防護できる。

e: 麻酔中の患者は閉眼しているので、患者の目の防護は必要ない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第24回午前:第21問

誤っている組合せはどれか。(臨床医学総論)

1: 亜酸化窒素 ガス麻酔薬

2: サクシニルコリン 局所麻酔薬

3: セボフルラン 揮発性麻酔薬

4: フェンタニル 麻 薬

5: プロポフオール 静脈麻酔薬

ME2第39回午後:第30問

CO2レーザ手術装置について正しいのはどれか。

1: 出力のフットスイッチ操作は術者ではなく本体操作者が行う。

2: 術者以外は保護眼鏡の代わりに一般の眼鏡を使用してよい。

3: 本体からの漏洩電磁波はない。

4: ガスボンベは手術毎に交換が必要である。

5: 術野の保護には湿らせたガーゼを使用する。

国試第24回午後:第88問

誤っている組合せはどれか。(生体物性材料工学)

1: エチレンオキサイド ポリアクリロニトリル

2: ポビドンヨード 手術野

3: 高圧蒸気 リネン類

4: ガンマ線 テフロン

5: 乾 熱 ガラス器具

国試第17回午前:第65問

治療手段と副作用との組合せで誤っているのはどれか。

1: エックス線照射 皮膚潰瘍

2: 紫外線照射 DNA損傷

3: 赤外線照射 熱損傷

4: 超音波照射 キャビテーション

5: 電子線照射 神経刺激

国試第20回午前:第79問

レーザの安全で正しいのはどれか。(医用機器安全管理学)

a: レーザ保護眼鏡の性能はレーザ光の最高出力で測る。

b: CO2レーザ照射中は手術野周囲の組織を濡れガーゼで覆う。

c: レーザ光路の確認のため照明は暗くする。

d: レーザ治療中は発生ガスが漏れないように部屋を密閉する。

e: 拡散レーザ光を早く検出するため、手術室の床は光沢性のタイル張りとする。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第35回午前:第50問

レーザ光およびレーザ手術装置について誤っているのはどれか。

1: 可干渉性を有する。

2: 指向性が強い。

3: 局所的に大きなエネルギー密度が得られる。

4: 可視光領域外のレーザ光であれば目に入っても傷害はない。

5: 赤外領域のレーザ手術装置にはガイド光が必要である。

国試第9回午前:第72問

レーザー手術の準備として適切なのはどれか。

a: 炭酸ガスレーザー導光用に石英ファイバーを準備する。

b: 切開用にNd‐YAGレーザーを準備する。

c: 本体冷却装置の作動を確認する。

d: 炭酸ガスレーザーでは通常のガラス眼鏡を防護眼鏡として用いてよい。

e: メス先の消毒は不要である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第20回午前:第86問

医療ガスと副作用との組み合わせで誤っているのはどれか。(医用機器安全管理学)

1: 酸素 未熟児網膜症

2: 二酸化炭素 肝機能障害

3: 亜酸化窒素 造血機能低下

4: 揮発性麻酔薬 心血管系抑制

5: 酸化エチレン 気道粘膜損傷

国試第16回午前:第65問

内視鏡治療法で誤っている組合せはどれか。

1: 胃粘膜切除術 ---------- 上部消化管内視鏡

2: 半月板切除術 ---------- 関節鏡

3: 胆嚢摘出術 ------------ 腹腔鏡

4: 前立腺切除術 ---------- 腎孟鏡

5: 部分的肺切除術 -------- 胸腺

国試第24回午前:第37問

網膜光凝固装置で誤っているのはどれか。(医用治療機器学)

1: 紫外線レーザ光が使用される。

2: 使用するレーザ出力は100~1000mW程度である。

3: レーザ光を網膜上で結像し目的部位を熱凝固させる。

4: スリットランプ顕微鏡と組み合わせて使用する。

5: 糖尿病性網膜症に適応可能である。