音波について誤っているのはどれか。
1: 水中(25℃)の音速は約1500m/sである。
2: 超音波は生体内で指数関数的に減衰する。
3: 血液の固有音響インピーダンスは頭蓋骨より小さい。
4: 硬い物質ほど伝搬速度が速い。
5: 周波数が高くなるほどドプラ効果は起こりにくい。
超音波診断装置について誤っているのはどれか。
1: 距離分解能は送信パルス幅が短いほど向上する。
2: 周波数が高いと到達深度が浅くなる。
3: 距離(深さ)の換算には約331+0.6t[m/s]の音速が用いられる(t[℃])。
4: 周波数は3~12MHz程度が用いられる。
5: パルスドプラ法では1つの探触子で送受信をを行う。
超音波画像計測について正しいのはどれか。
a: 生体軟部組織中の音速は約340m/sである。
b: 超音波の周波数が高いほど体内での減衰が小さい。
c: 超音波は音響インピーダンスが異なる界面で反射する。
d: 心室壁の厚さを測定できる。
e: 血管内から血管の断面を観察できる。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
超音波診断装置の探触子について誤っているのはどれか。
a: 超音波振動子の厚さは共振周波数に対応する波長の2倍である。
b: 圧電振動子の材料としてポリフッ化ビニリデンが用いられる。
c: 時間的に短い超音波パルスを用いると距離分解能は向上する。
d: シリコーンレンズ中の音速は1500m/sより遅い。
e: 整合層の音響インピーダンスは圧電振動子のそれより大きい。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
超音波について正しいのはどれか。
a: 空気を含む組織をよく通過する。
b: 血流方向に散乱されると周波数が変化する。
c: 生体組織での減衰定数は周波数にほぼ比例する。
d: キャビテーションによる生体組織の損傷はない。
e: 超音波検査は胎児の診断に用いない。
超音波断層法について正しいのはどれか。
a: 5MHzの超音波の筋組織中での波長は約1mmである。
b: 距離分解能は波長より小さくならない。
c: 多重反射が起こるとゴースト画像が現れる。
d: 軟組織中での空気の反射率は骨の反射率より大きい。
e: 断層像の構成には連続波を用いる。
1: 音響レンズで超音波を集束できる。
2: 超音波が平面波のままで伝播する領域を近距離音場という。
3: 画像上で胆石の後方が黒い影になる現象を音響陰影という。
4: サイドローブからの反射は実像と重なってアーチファクトとして表示される。
5: 超音波の周波数が高いほど深部臓器の観察ができる。
超音波検査法について正しいのはどれか。
a: 超音波の波長が短いほど分解能が増すが、生体内での減衰は大きくなる。
b: 超音波は音響インピーダンスの異なる境界面で一部反射される。
c: 超音波の生体内の音速は空気中とほぼ等しい。
d: 超音波エコー断層法は組織の血液含量の差を利用するものである。
e: 超音波ドップラ法は血流速度の計測に用いられる。
誤っているのはどれか。
1: 空気中の音速は気温によって変わる。
2: 音の振動数を表す単位としてデシベルが使われる。
3: 観測者が音源に近づくとき周波数が高く聞こえる。
4: 超音波は可聴周波数より高い振動数の音波である。
5: 音波の振動数が高いほど鋭い指向性を示す。
a: 超音波の波長が短いほど生体内での減衰は大きくなる。
b: 超音波は音響インピーダンスの異なる境界面で一部が反射される。
超音波探触子(プローブ)について誤っているのはどれか。
1: 圧電素子に高い電圧を加えるほどより高い周波数が生じる。
2: 球面波は点音源から送波される。
3: 音響レンズは生体に最も近い側に置かれる。
4: パルス幅が長くなると距離分解能は低下する。
5: 機械スキャン方式は可変フォーカスの動作が難しい。
生体の超音波特性について誤っているのはどれか。
1: 音響インピーダンスは媒質の密度と音速との積で表される。
2: 減衰定数は周波数におおよそ比例する。
3: 肺の減衰定数は他の組織より小さい。
4: 横波より縦波の方が重要である。
5: 超音波エネルギーはハイパーサーミアにも利用できる。
超音波診断について正しいのはどれか。
a: 肺表面では超音波の大部分が反射される。
b: 超音波造影剤は血液との音響インピーダンスの差によって造影効果を得る。
c: 胎児診断には禁忌である。
d: 音響インピーダンスは骨より筋肉の方が大きい。
e: 周波数が高いほど生体内での減衰が大きい。
正しいのはどれか。
a: 空気中を伝わる音には縦波(粗密波)と横波とがある。
b: 音は真空中でも伝わる。
c: 音の速度は空気中でも水中でも同じである。
d: 同じ振幅の音の強さは振動数が高いほど大きい。
e: 波動を伝える物質を媒質という。
超音波ネブライザについて誤っているのはどれか。
1: 超音波の伝達には蒸留水が使用される。
2: 超音波の周波数は5~20MHz程度である。
3: ベンチュリー管の原理を利用している。
4: 噴霧粒子の径は数μm程度が主となる。
5: 噴霧粒子の発生量は超音波の強度で調節する。
超音波診断装置で誤っているのはどれか。(生体計測装置学)
1: 超音波断層像は反射エコーの時間差を利用して描出する。
2: 超音波の周波数が高いほど距離分解能が良い。
3: 超音波の周波数が低いほど体内での減衰が大きい。
4: 組織中の音響インピーダンスの異なる界面からの反射を利用している。
5: 超音波のビーム幅が狭いほど方位分解能が高くなる。
a: 心筋の減衰定数は肺より大きい。
b: 減衰定数は周波数に反比例する。
c: 音響インピーダンスは媒質の密度と音速の積で表される。
d: 横波より縦波の方が重要である。
e: 超音波エネルギーはハイパーサーミアに利用される。
画像診断用超音波装置について正しいのはどれか。
1: 音響レンズにはガラスが使用される。
2: 距離分解能はパルス幅が短いほど向上する。
3: 方位分解能は振動子の口径が小さいほど向上する。
4: リニア電子スキャンプローブの振動子には水晶が用いられている。
5: 周波数が高いと到達深度が深くなる。
a: 脂肪より肝臓の方が音響インピーダンスが大きい。
b: 高い周波数を用いることで深部臓器の観察が可能になる。
c: A モードでは断層像が得られる。
d: 連続波ドプラ計測では血流の速度分布が得られる。
e: 造影剤としてマイクロバブルが用いられている。
脳波計について正しいのはどれか。
a: 必要な周波数帯域は5.0?60Hzである。
b: 低域遮断周波数を規定する時定数は0.03秒である。
c: 雑音レベルは3.0μVp-p 以下である。
d: A/D変換時のサンプリング周波数は200 Hz以上である。
e: 最大感度は10μV/mm である。
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