ある材料を引っ張って徐々にひずみを増やし、そのときの応力を記録した 結果を図に示す。ある時点から特性が大きく変化して、応力がほとんど増加しない にもかかわらずひずみが増加し続ける現象が起こった。その時点を示すのはグラフ 上のどれか。
1: A
2: B
3: C
4: D
5: E
皮膚をヒモ状に切り出して一端を固定し、他端におもりをぶら下げると長さが徐々に増加した。この現象はどれか。(医用機械工学)
1: 応力弛緩現象
2: 弾性余効現象
3: ピーキング現象
4: 滑り変形現象
5: クリープ現象
フックの法則について正しいのはどれか。
a: 塑性変形に対して成り立つ。
b: 線形弾性変形に対して成り立つ。
c: 応力はひずみに比例する。
d: 材料の体積が変わらないことを表す。
e: 材料の粘性を表す。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
正しいのはどれか。
a: 変形した物体の長さを変形前の長さで割った値をひずみという。
b: 弾性限度を超えてもひずみは応力に正比例する。
c: せん断応力を加えるとせん断ひずみが生じる。
d: せん断弾性係数はヤング率に比例する。
e: 荷重を取り除いたあとにも変形が残る性質を粘性という。
a: 塑性変形に対して成立する。
b: 応力はひずみに比例する。
c: 線形弾性変形に対して成立する。
応力とひずみについて正しいのはどれか。
a: 応力は作用する荷重と断面積の積である。
b: ひずみは変形の度合いを比で表したものである。
c: 荷重と同一の方向に現れるひずみを縦ひずみという。
d: せん断応力によって生じるひずみを横ひずみという。
e: 弾性係数は応力とひずみの積である。
ステンレス鋼に張力を与えて破断するまでの応力ーひずみの関係について正しいのはどれか。
1: 応力を取り去れば変形が残らない最大限度を比例限度という。
2: ひずみが応力に比例して増加する最大限度を弾性限度という。
3: 降伏点より先では応力が増加するとひずみは著しく増大する。
4: 破壊点では張力が最大になる。
5: ひずみが最大となるときに応力は最大となる。
塑性変形について正しいのはどれか。
a: 外力を取り除くと形状が完全に元に戻る。
b: 永久ひずみが生じる。
c: 降伏現象により生じる。
d: ヤング率により変形が評価できる。
e: バネのみを用いてモデル化できる。
誤っているのはどれか。
1: 物体に力を加えたときに生じるモーメントには曲げとねじりがあ る。
2: 力を取り除くとひずみがゼロに戻る変形を塑性変形という。
3: 降伏応力が高いほど材料としての強度は高い。
4: ポアソン比は縦ひずみと横ひずみの関係を表す。
5: 力を加えた方向と平行な面に発生する応力をせん断応力とい う。
材料の機械的特性について誤っているのはどれか。
1: 応力は単位面積あたりに働く力(荷重)である。
2: 応力と圧力の単位は同じである。
3: ひずみは単位面積あたりの変形量である。
4: ヤング率は応力とひずみの比である。
5: ポアソン比は荷重方向とそれに垂直な方向のひずみの比である。
図に示す円筒状の物体に力Fが作用したとき、誤っているのはどれか。
a: 応力は物体の断面積Aが大きいほど小さい。
b: 応力とひずみが比例する性質をポアソンの法則という。
c: 引っ張りひずみとは変形前後の物体の長さの比である。
d: 引っ張りひずみとヤング率との積は応力に等しい。
e: 弾性限度以上の応力を加えると力を取り除いた後も変形が残る。
物体の変形について誤っているのはどれか。
a: 荷重を除いたときに完全に元の形に戻る性質を弾性と呼ぶ。
b: 弾性限度内では荷重は変形量に比例する。
c: 弾性限度内の応力のひずみに対する比をフック率と呼ぶ。
d: 縦弾性係数が大きいほど体積弾性係数は小さい。
e: 弾性限度を超える荷重を加えると塑性変形を生じる。
破壊に関係する性質はどれか。
a: 弾性
b: 粘性
c: 延性
d: 靭性
e: 脆性
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e