第9回国試午後65問の類似問題

国試第26回午後:第77問

血液浄化法に用いられる透析膜で誤っているのはどれか。

1: 酢酸セルロース膜は合成高分子膜に比べて蛋白が吸着しにくい。

2: ポリアクリロニトリル膜は、ACE 阻害薬を投与されている患者には禁忌である。

3: ポリメチルメタクリレート膜は非対称構造を有する。

4: ポリスルホン膜はポリビニルピロリドンを含む。

5: エチレンビニルアルコール膜は親水性である。

国試第10回午後:第64問

置換補充液を必要とする血液浄化法はどれか。

a: 血液透析濾過(HDF)

b: 血液透析(HD)

c: 連続的腹膜透析(CAPD)

d: 直接血液灌流(DHP)

e: 二重膜濾過血漿交換(DFPP)

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第1回午後:第50問

正しいのはどれか。

a: 血液透析は小分子量物質の除去効率がよい。

b: 血漿交換法は免疫疾患の治療に用いられている。

c: 活性炭を用いる血液吸着は尿素の除去効率が悪い。

d: 腹膜潅流用の透析液の浸透圧は血液透析液のそれより低い。

e: 血液濾過は不均衡症状を起こしやすい。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第4回午後:第51問

血液透析の標準的な回路について誤っているのはどれか。

a: 抗凝固剤は血液ポンプを通過する前に注入される。

b: 動脈側ドリップチャンバを通過後の血液は透析器へ運ばれる。

c: 静脈側ドリップチャンバ内の圧は常にモニタされている。

d: 多人数用透析液供給装置でつくられた透析液はベッドサイドモニタに導かれる。

e: 透析器の中で血液と透析液は並流で流される。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第12回午後:第64問

血液浄化療法とその特徴との組合せで正しいのはどれか。

a: CAPD―――――――――――体外循環が不要

b: 血液濾過法――――――――――透析液が必要

c: 持続動静脈血液濾過――――人工透析膜が不要

d: 二重濾過血漿分離交換法―――遠心分離装置が必要

e: 冷却濾過法―――――――へパリン投与が必要

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第19回午後:第66問

置換補充液を必要とする血液浄化法はどれか。(人工腎臓装置)

a: 血液透析濾過(HDF)

b: 血液透析(HD)

c: 連続的腹膜透析(CAPD)

d: 直接血液灌流(DHP)

e: 血漿交換(PE)

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第4回午後:第53問

血液浄化について誤っているのはどれか。

a: 単針透析法では血流方向に沿って穿刺する。

b: 透析患者のAlP上昇は上皮小体機能亢進症の合併を示唆する。

c: 糖尿病性腎不全患者の血液透析には無糖透析液が用いられる。

d: 重炭酸透析液用の希釈水は酢酸透析用のものに比べて水処理の必要性が低い。

e: 重炭酸透析液作製には通常、2原液希釈法供給装置が用いられる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第2回午後:第48問

血液浄化について誤っているのはどれか。

a: 単針透析法では血流方向に沿って穿刺する。

b: 透析患者のAlP上昇は上皮小体機能亢進症の合併を示唆する。

c: 糖尿病性腎不全患者の血液透析には無糖透析液が用いられる。

d: 重炭酸透析液用の希釈水は酢酸透析用のものに比べて水処理の必要性が低い。

e: 重炭酸透析液作製には通常、2原液希釈法供給装置が用いられる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第12回午後:第62問

血液透析器に使われている膜素材はどれか。

a: 再生セルロース

b: 酢酸セルロース

c: ポリウレタン

d: ポリプロピレン

e: ポリスルホン

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第38回午後:第21問

血液透析について誤っているのはどれか。

1: 中空糸型の透析膜が使用されている。

2: 体内の過剰の水分を浸透圧差により除去する。

3: 透析液には重炭酸が添加されている。

4: ローラポンプが使用されている。

5: 血液と透析液を互いに反対方向に流す。

ME2第34回午後:第3問

血液透析について正しいのはどれか。

1: 主に中空糸型のダイアライザを用いる。

2: 透析液と血液は並流で流す。

3: 過剰の水分は浸透圧差により除去する。

4: 抗凝固薬は使用しない。

5: 尿毒素は主として限外濾過で除去する。

国試第31回午後:第75問

血液透析と比べた連続的腹膜透析の特徴として正しいのはどれか。

a: 小分子溶質の除去に優れる。

b: 残存腎機能の保持に優れる。

c: バスキュラーアクセスが不要である。

d: 心血管系への負担が少ない。

e: 長期透析が可能である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第26回午前:第75問

透析液で誤っているのはどれか。

1: アルカリ化剤として重炭酸ナトリウムや酢酸ナトリウムが含まれる。

2: 透析液組成を連続監視するため電気伝導度を測定する。

3: 透析液原水は逆浸透装置、活性炭濾過装置、軟水化装置の順に処理される。

4: 透析液のエンドトキシン濃度を低減するためにエンドトキシン阻止膜が用いられる。

5: 透析液原水として地下水を使うには水道法に準拠した水質の担保が必要である。

ME2第35回午後:第11問

血液透析について正しいのはどれか。

1: 拡散と限外濾過により物質除去を行う。

2: 透析液と血液は並流で流す。

3: 過剰の水分は浸透圧により除去する。

4: 抗凝固薬は使用しない。

5: 主に積層型の透析器を用いる。

国試第8回午後:第59問

血液浄化療法について誤っているのはどれか。

1: 連続的腹膜透析は低分子量物質の除去能に優れている。

2: 血液濾過法は血液透析に比べて不均衡症侯群の発症は少ない。

3: 血液吸着療法は薬物の除去に有効である。

4: 血漿交換には中空糸型濾過器が最も多く用いられている。

5: 血漿交換療法は自己免疫疾患の治療に適用される。

ME2第31回午後:第15問

除水のため腹膜透析用透析液に含まれている成分はどれか。

1: ナトリウム

2: カリウム

3: クロール

4: カルシウム

5: ブドウ糖

国試第22回午後:第78問

透析療法の合併症で正しいのはどれか。

1: 消化管出血があるときはヘパリンを使用する。

2: 感染症は透析患者の死亡原因の第1位である。

3: アルカローシスでは高カルシウム血症の発生頻度が高まる。

4: 高血圧の大部分はレニン依存性である。

5: 体液過剰が続くと心不全の発生頻度が高まる。

国試第6回午後:第46問

透析液について正しいのはどれか。

a: 高ナトリウム透析は血圧上昇を起こしやすい。

b: 高カルシウム透析は上皮小体 (副甲状腺) 機能 進症を起こす。

c: 酢酸透析は血圧を上昇させる。

d: 重炭酸透析は血圧を低下させる。

e: 無糖透析は低血糖を起こしやすい。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第31回午後:第22問

消毒滅菌について正しい組合せはどれか。

a: 消化器内視鏡 ――――― 次亜塩素酸ナトリウム

b: 粘 膜 ―――――――― エタノール

c: 皮膚創傷部位 ――――― クロルヘキシジングルコン酸塩

d: 膀胱鏡 ―――――――― グルタルアルデヒド

e: 手術器具 ――――――― 高圧蒸気滅菌

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第36回午前:第79問

HDに比べたCAPDの特徴として正しいのはどれか。 

a: 小分子溶質の除去に優れる。 

b: 循環系への影響が少ない。 

c: 不均衡症状が起きにくい。 

d: 20年以上の長期透析が可能である。 

e: 糖負荷量が少ない。 

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e