第8回国試午前72問の類似問題

国試第3回午後:第56問

電気メスの高周波分流の原因として誤っているのはどれか。

1: 対極板回路の高周波抵抗の増大

2: 患者の対地高周波抵抗の増大

3: 対極板と患者の接触不良

4: 患者と手術台の金属部との接触

5: 手術台マットの吸湿

ME2第33回午後:第37問

電気メスの取扱いで誤っているのはどれか。

1: 対極板の装着部位として大腿部は適している。

2: 対極板は滅菌しないで使用する。

3: 長すぎる対極板コードは丸めて束ねて使用する。

4: 能動電極は滅菌したものを使用する。

5: 使用後に発赤が見られたら熱傷や圧迫壊死を疑う。

国試第23回午後:第36問

超音波吸引手術装置について正しいのはどれか。

a: 50MHzの超音波振動を利用する。

b: 超音波エネルギーを集束させて切開する。

c: 先端は100~300μmの振幅で振動する。

d: 滅菌した生理食塩液を使用する。

e: 皮膚切開に多用する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第34回午前:第37問

超音波凝固切開装置について正しいのはどれか。

a: 5 ?10 mm の振幅で先端が振動する。

b: 55 kHz 前後の振動を用いる。

c: 凝固温度はレーザメスよりも低温である。

d: 対極板が必要である。

e: 内視鏡外科手術での使用は禁忌である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第34回午前:第52問

正しいのはどれか。

1: ホール効果が大きい半導体は磁気センサに利用される。

2: ダイオードのアノードにカソードよりも高い電圧を加えると電流は順方向に流

3: p 形半導体の多数キャリアは電子である。

4: MOSFET の入力インピーダンスはバイポーラトランジスタに比べて小さい。

5: 金属の導電率は温度が高くなると増加する。

国試第21回午前:第66問

ペースメーカについて正しいのはどれか。

a: デマンド型はペーシング電極で心内心電図を検出する。

b: ジェネレータはパルス振幅20Vの電気パルスを発生する。

c: VVI型は自発電位に同期して刺激する。

d: 体外式では“distal”のカテーテル電極を本体プラス側に接続する。

e: 出力波形の観測は500Ωの抵抗を付けて行う。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第1回午後:第17問

20Ωの抵抗に周波数50Hz、実効値100Vの正弦波交流電圧をかけたとき、正しいのはどれか。

a: 毎秒、約0.7kJの電気エネルギーが熱に変わる。

b: 電圧の最大値は約71Vである。

c: 電流の実効値は約7.1Aである。

d: 500Wの電力が消費される。

e: 電流の最大値は約7.1Aである。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第10回午前:第75問

超音波手術器について正しいのはどれか。

1: 使用周波数は1~10MHzである。

2: 磁歪型振動子としてニッケルが用いられる。

3: 電歪型振動子は強制冷却を必要とする。

4: 血管と周囲組織を共に細分化して破壊する。

5: 破砕した組織は蒸留水と共に吸引除去する。

国試第5回午後:第69問

超音波吸引器(CUSAなど)について正しいのはどれか。

1: ニッケル製トランスデューサが磁界の中で伸縮する性質を用いている。

2: プローブ自体は振動しない。

3: 除去したい組織を凝固して吸引する。

4: 発生する超音波は0.2kHz程度である。

5: 5. 微小血管でも凝固できない。

国試第8回午前:第74問

マイクロ波メスに関係ないのはどれか。

1: マグネトロン

2: 誘電加熱

3: 針状電極

4: 対極板

5: 高周波同軸ケーブル

ME2第33回午後:第52問

電気メスについて誤っているのはどれか。

1: 指とわき腹が直接接触していると接触点に熱傷が発生しやすい。

2: 小児用対極板を使ったら電気メスの出力を成人用より低めに設定する。

3: 容量結合型対極板は同じ面積の導電接触型対極板より接触抵抗が小さい。

4: 対極板接触不良モニタにはスプリット形(ダブル形)対極板が必要である。

5: 対極板断線モニタ用の対極板のコードは2本組になっている。

国試第9回午前:第71問

マイクロ波手術器について誤っているのはどれか。

1: 肝臓の手術に使用される。

2: 凝固・止血のために用いられる。

3: 約2.5GHzが用いられる。

4: 対極板が必要である。

5: メス先は針状である。

国試第6回午後:第76問

正しい組み合わせはどれか。

a: 電気メスの高周波分流 ----------------- 熱的安全性

b: 膜型人工肺の材用劣化 ---------------- 機械的安全性

c: 医用ガスの誤用 ---------------------- 化学的安全性

d: 透析回路への気泡の混入 ―――――--- 生物学的安全性

e: レーザ光の目的物以外への照射 ------- 工学的安全性

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第34回午後:第28問

電気メスの取扱いで不適切なのはどれか。

1: 対極板は身体の平坦な部分に装着する。

2: 対極板の減菌は必須である。

3: 対極板コード断線アラームが鳴ったら、コネクタの接続を確認する。

4: 能動(メス先)電極の滅菌は必須である。

5: 左右の踵(かかと)を接触させないようにする。

国試第32回午後:第36問

RF容量結合型加温法で正しいのはどれか。

a: 100MHz以上の周波数の電波を用いる。

b: 誘電損により発熱する。

c: 電気抵抗の低い組織ほど加温されやすい。

d: 表面冷却のためにボーラス(水バッグ)を使用する。

e: 電極サイズが小さいほど電極近傍の加温強くなる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第29回午後:第9問

ペースメーカについて正しいのはどれか。

1: 刺激パルスは正弦波交流である。

2: 刺激パルス電圧は1mV程度である。

3: 刺激電極は大動脈基部に留置する。

4: ペースメーカ本体の植込みは通常腹腔内である。

5: 刺激電極は自己心拍を検出する役目もある。

国試第11回午前:第51問

正しいのはどれか。

a: 熱電対は温度の変化を抵抗値の変化に変換するトランスデューサである。

b: サーミスタは温度を起電力に変換するトランスデューサである。

c: 心音計は低周波用、中間周波用、高周波用および人間の聴覚に似た周波数特性を示すフィルタを備えている。

d: インピーダンス法は生体に電流を通じて生体情報を求める方法である。

e: 指尖脈波は指先にかけた磁場の変化によって測定する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第35回午前:第37問

超音波吸引手術装置について正しいのはどれか。 

1: 先端は5~10mmの振幅で振動する。 

2: 25kHz前後の振動を用いる。 

3: 対極板が必要である。 

4: 生理食塩液は不要である。 

5: 骨切開に有用である。 

国試第13回午後:第50問

超音波流量計について誤っているのはどれか。

a: 電気的干渉を受けやすい。

b: 計測原理に伝播時間差を利用するタイプがある。

c: 零点調整作業が不要である。

d: プローブと管壁との間に異物が入ると誤差の原因となる。

e: ホール素子を用いている。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第13回午後:第20問

正しいのはどれか。

a: 水晶振動子を用いた発振回路は周波数安定度が高い。

b: オペアンプでは発振回路を実現できない。

c: 発振には負帰還が必要である。

d: 双安定マルチバイブレータは発振回路である。

e: LC発振回路ではインダクタンスと静電容量の値で発振周波数が決まる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e