第8回国試午前45問の類似問題

ME2第28回午前:第1問

成人の呼吸検査値について基準範囲にあるのはどれか。

1: 胸腔内圧は+10cmH2Oである。

2: 分時換気量は3lである。

3: 一回換気量は1000mlである。

4: 最大吸気圧は-20cmH2Oである。

5: 肺活量は4000mlである。

国試第2回午後:第33問

人工呼吸の換気様式のうち、吸気相、呼気相を通じて気道内圧が常に大気圧より高いのはどれか。

a: CPAP(持続気道陽圧)

b: IPPV(間欠的陽圧換気)

c: IMV(間欠的強制換気)

d: SIMV(同期式間欠的強制換気)

e: CPPV(持続陽圧換気)

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第8回午後:第50問

人工呼吸中に動脈血二酸化炭素分圧(Paco2)を下げるのはどれか。

a: 一回換気量を増加させる。

b: 吸気酸素濃度を増加させる。

c: PEEP(呼気終末陽圧)を増加させる。

d: 吸気相と呼気相との時間比(I:E)を1:2から1:3へ増加させる。

e: 呼吸数を増加させる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第6回午後:第36問

人工呼吸について誤っているのはどれか。

1: PEEPの陽圧は通常5~10cmH2Oである。

2: CPAPは自発呼吸患者に一定の気道内圧をかける様式である。

3: SIMVは自発呼吸のある患者に用いられる。

4: PEEPの副作用として心拍出量低下がある。

5: プレッシャーサポートとは自発呼気に合わせて陰圧を加えることである。

国試第11回午後:第40問

正しいのはどれか。

1: 量規定換気では肺コンプライアンスが減少すると最高気道内圧は低下する。

2: 量規定換気では気道抵抗が減少すると最高気道内圧は低下する。

3: 圧規定換気では肺コンプライアンスが減少すると最高気道内圧は上昇する。

4: 圧規定換気では気道抵抗が増加すると最高気道内圧は上昇する。

5: 圧規定換気では肺の病態が変化しても換気量は一定である。

ME2第38回午後:第49問

人工呼吸器(量規定)の保守点検で図の呼吸流量波形が示された。1回換気量[mL]はおよそいくらか。

img21533-49-0

1: 300

2: 400

3: 500

4: 600

5: 700

国試第3回午後:第33問

人工呼吸の適用基準でないのはどれか。

1: 肺活量が予測値の1/6以下

2: 呼吸数が正常値の1.55倍

3: 吸気力が-25cmH2O以下

4: PaO2が50mmHg以下

5: PaCO2が55mmHg以上

国試第9回午後:第37問

気道の給湿療法について正しいのはどれか。

a: 加温型加湿器では気道熱傷に注意する。

b: ネブライザでは過剰加湿に注意する。

c: 口元で吸入気温度22°Cになっていればよい。

d: 加温型加湿器では細菌汚染が起こりにくい。

e: 人工鼻では呼吸回路内結露がない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第11回午前:第41問

人工呼吸の換気モードについて正しい組合せはどれか。

a: PEEP(positive end expiratory pressure)-------- 動脈血酸素分圧(PaO2)上昇

b: EIP(endinspiratory paus-------- 不均等換気是正

c: SIMV(synchronizintermittent mandatory ventilation)-------- 分時換気量増加

d: PSV(pressure support ventilation)-------- 呼気仕事量減少

e: CPAP(continuous positive airwpressure) -------- 機能的残気量減少

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第11回午後:第36問

成人の急性呼吸不全例で人工呼吸の適応となるのはどれか。

a: 動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)=70mmHg

b: 自発呼吸はあるが努力呼吸

c: 1回換気量= 6ml / kg

d: 動脈血酸素分圧(PaO2)=60mmHg(空気呼吸時)

e: 呼吸数=25回/min

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第3回午前:第20問

人工呼吸の生体への影響について正しいのはどれか。

a: 眼圧の低下

b: 肺気量の減少

c: 心拍出量の減少

d: 尿量の減少

e: 胸腔内圧の低下

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第29回午前:第9問

成人の呼吸について基準範囲内の値はどれか。

1: 胸腔内圧は+10cmH2Oである。

2: 残気量は2000mlである。

3: 1回換気量は1000mlである。

4: 最大吸気圧は-20cmH2Oである。

5: 肺活量は3000mlである。

国試第18回午後:第46問

人工呼吸中に回路内圧が持続的に上昇した。考えにくい原因はどれか。(人工呼吸療法)

1: 呼気弁が閉塞した。

2: ファイティングを起こした。

3: PEEP弁を誤操作した。

4: 気管チューブが閉塞した。

5: 吸気相:呼気相比(I:E比)の設定が1:1であった。

国試第18回午後:第41問

自発呼吸を維持する換気法はどれか。(人工呼吸療法)

a: 高頻度換気(HFV)

b: 間欠的強制換気(IMV)

c: 持続的気道陽圧(CPAP)

d: 圧支持換気(PSV)

e: 逆比換気(IRV)

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第35回午後:第63問

高流量鼻カニューレ酸素療法について誤っているのはどれか。 

1: 最大10L/minの吸気流量を供給できる。 

2: ブレンダ型では高圧空気と酸素を混合して高濃度酸素を供給する。 

3: ベンチュリー型では医療ガス設備酸素のみで高濃度酸素を供給する。 

4: 通常は専用の鼻カニューレを用いる。 

5: 呼気終末陽圧(PEEP)効果が得られる。 

ME2第30回午後:第23問

人工呼吸器の使用前点検について誤っているのはどれか。

1: 電源異常警報は電源接続前に電源スイッチを入れて確認した。

2: ガス供給圧低下警報は配管端末器からホースアセンプリを外して確認した。

3: 換気機能はテストバッグを用いて確認した。

4: 高圧警報は呼吸回路の接続部を開放して確認した。

5: 一時消音した警報が自動的に復帰することを確認した。

国試第10回午後:第55問

人工心肺について正しいのはどれか。

a: 肺循環と体循環とを灌流する。

b: 完全体外循環中は心拍動を停止できる。

c: 灌流量は心拍出量の約80%を目安とする。

d: 血液のpH調節のため酸素と二酸化炭素を用いる。

e: 無血体外循環では抗凝固剤は不要である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第15回午前:第58問

呼吸機能検査について誤っているのはどれか。

1: ニューモタコグラフは流量抵抗ヘッドと差圧トランスデューサとで構成される。

2: フローボリューム曲線は末梢気道の閉塞性を調べるのに有効である。

3: 肺コンプライアンスは気流センサと圧力センサとを用いて計測する。

4: 胸腔内圧は食道内圧測定用バルーンを用いて計測する。

5: 気道抵抗はスパイログラムを用いて計測する。

ME2第36回午後:第42問

量規定式人工呼吸器使用中に気道内圧下限警報が鳴っている。原因として考えられるのはどれか。

1: 気管チューブのカフ圧低下

2: 呼気側回路のフィルタの目詰まり

3: 気管チューブの閉塞

4: 加温加湿器の設定不良

5: 酸素濃度計の不良

国試第14回午後:第63問

人工心肺を用いる体外循環について誤っているのはどれか。

a: 需要に見合う酸素を供給できる灌流量を保つ。

b: 静脈血酸素飽和度を60%以下に保つ。

c: 血圧は50mmHg以下でよい。

d: 灌流量を手術前の値の約80%とする。

e: 末梢血管抵抗を手術前の値に保つ。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e