ブルンストローム法ステージと運動との組合せで誤っているのはどれか。
1: 上肢ステージIII-手を腰の後ろに回す
2: 上肢ステージV-肘伸展位で上肢の挙上
3: 手指ステージIV-母指と示指間の側腹つまみ
4: 下肢ステージII-連合反応での股関節の内転
5: 下肢ステージIV-端座位で踵を床につけたまま足関節の背屈
正しい組合せはどれか。
1: 顎関節-球関節
2: 環軸関節-車軸関節
3: 肩鎖関節-靭帯結合
4: 仙腸関節-軟骨結合
5: 距腿関節-鞍関節
ASIAの評価法における脊髄の髄節とそのkey muscleの組合せで正しいのはどれか。
1: C6――上腕二頭筋
2: C8――上腕三頭筋
3: T1――小指外転筋
4: L1――大腿四頭筋
5: L5――前脛骨筋
基本肢位からの股関節の運動について正しいのはどれか。
1: 屈曲時に腸脛靱帯は緊張する。
2: 伸展時に坐骨大腿靱帯は緊張する。
3: 外転時に大腿骨頭靱帯は緊張する。
4: 内旋時に恥骨大腿靱帯は緊張する。
5: 屈曲時に腸骨大腿靱帯は緊張する。
背臥位のまま右手でスマートフォンを持ち電子書籍を閲覧していた。図のように、この時の肩関節は屈曲40度、肘関節は屈曲90度であった。文字が見づらいためゆっくり肘を曲げて画面を顔に近づける際に活動する筋と収縮様式の組合せで正しいのはどれか。
1: 上腕二頭筋―――遠心性収縮
2: 上腕二頭筋―――等張性収縮
3: 上腕三頭筋―――遠心性収縮
4: 上腕三頭筋―――求心性収縮
5: 上腕三頭筋―――等張性収縮
多発性筋炎患者への指導・対応で必要性が低いのはどれか。
1: 手指の巧緻動作訓練
2: 体幹筋の筋力維持訓練
3: 心肺機能維持の軽作業
4: 活動期における安静
5: 活動期における良肢位保持
筋と支配神経の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 下斜筋 ── 外転神経
2: 下直筋 ── 視神経
3: 上眼瞼挙筋 ── 動眼神経
4: 上斜筋 ── 滑車神経
5: 内側直筋 ── 眼神経
手の関節で誤っているのはどれか。
1: 橈骨茎状突起と舟状骨が衝突することで橈屈が制限される。
2: 回外位よりも回内位の方が橈屈の可動域が大きい。
3: 尺屈は手根中央関節よりも橈骨手根関節の可動性が大きい。
4: 背屈では橈骨手根関節よりも手根中央関節の可動性が大きい。
5: 手根中手関節の可動性は第3中手骨よりも第4中手骨の方が大きい。
ダニエルスらの徒手筋力テストにおいて段階1(Trace)の筋と触診部位との組合せで正しいのはどれか。
1: 小円筋-肩甲骨外側縁
2: 大胸筋-腋窩
3: 肩甲下筋-肩甲骨下縁
4: 上腕筋-上腕外側
5: 回外筋-上腕骨内側上顆
脳卒中片麻痺急性期のポジショニングで正しい組合せはどれか。
1: 手関節 - 掌屈位
2: 肘関節 - 伸展位
3: 肩関節 - 内旋位
4: 股関節 - 外旋位
5: 足関節 - 底屈位
痙直型両麻痺児の理学療法で正しいのはどれか。
1: 股関節伸筋の抑制
2: ハムストリングスの促通
3: 股関節外転筋の抑制
4: 下腿三頭筋の抑制
5: 足指屈筋群の促通
前腕義手の名称で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: ①リテーナ
2: ②ケーブルハウジング
3: ③ワイヤー
4: ④三頭筋カフ
5: ⑤ベースプレート
正しいのはどれか。
1: 凹足では主に横アーチが高くなる。
2: 足の縦アーチは外側が内側よりも高い。
3: 距腿関節は底屈位で遊びが小さくなる。
4: 足根中足関節では主にすべり運動が生じる。
5: 横足根関節は距舟関節と距骨下関節とからなる。
髄節と支配筋との組合せで誤っているのはどれか。
1: C3-胸鎖乳突筋
2: C4-横隔膜
3: C5-広背筋
4: C6-三角筋
5: C7-上腕三頭筋
前腕能動義手のパーツと役割の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 三頭筋パッド ― ハウジングの角度を調節する。
2: リテーナー ― ハーネスの装着感を向上させる。
3: ケーブル ― 手先具に力を伝達する。
4: ソケット ― 切断部の長さを代償する。
5: 手継手 ― 手先具の開閉効率を向上させる。
誤りはどれか。
1: 坐骨大腿靭帯は股伸展を制限する。
2: 腸骨大腿靭帯は股内転を制限する。
3: 半腱様筋の収縮は股外旋を制限する。
4: 恥骨筋の収縮は股外転を制限する。
5: 半膜様筋の収縮は股内旋を制限する。
膝関節で正しいのはどれか。
1: 生理的に内反している。
2: 前十字靭帯は膝で最も強い靭帯である。
3: 内側側副靭帯は内反によって緊張する。
4: 半月板は関節面の適合性を良好にする。
5: 膝蓋腱は大腿四頭筋の力を腓骨に伝える。
筋と支配神経の組合せで正しいのはどれか。
1: 前鋸筋 − 胸背神経
2: 僧帽筋 − 長胸神経
3: 鎖骨下筋 − 腋窩神経
4: 小胸筋 − 肩甲上神経
5: 肩甲挙筋 − 肩甲背神経
Brunnstrom法ステージの検査において、ステージと可能な随意運動の組合せで正しいのはどれか。
1: 上肢Ⅱ――肘関節90°屈曲位で前腕を回内・回外ができる。
2: 上肢Ⅲ――腕を側方水平位に挙上することができる。
3: 手指Ⅳ――手指集団伸展が十分にでき、様々な握りができる。
4: 下肢Ⅴ――立位で踵を床につけたまま足関節を背屈することができる。
5: 下肢Ⅵ――立位で股関節伸展位での膝関節屈曲ができる。
Cバー付手関節背屈掌側スプリントのチェック項目で誤っているのはどれか。
1: Cバーは母指の最大外転位を保っている。
2: 手掌アーチ支えはMP関節の少し近位にある。
3: 装具・ベルトは尺骨頭と非接触である。
4: 前腕部は橈骨頭までの長さである。
5: スプリント材の断端は十分に滑らかである。