作業療法に関する歴史において誤っているのはどれか。
1: Adolf Meyerは感覚統合療法を提唱した。
2: 呉秀三は欧州における作業の効果を紹介した。
3: Philippe Pinelは精神病者を拘束的環境から解放した。
4: 昭和40年に理学療法士及び作業療法士法が制定された。
5: 自立生活〈IL〉運動は患者の自己決定権尊重をもたらした。
作業療法に関する歴史について正しいのはどれか。
1: IL運動によってADLが誕生した。
2: 作業療法の起源は道徳療法にある。
3: 呉秀三は認知行動療法を実践した。
4: 加藤普佐次郎は肢体不自由児施設の創始者である。
5: 昭和20年に理学療法士作業療法士法が制定された。
作業療法の歴史に関連する人物と治療・モデルの組合せで正しいのはどれか。
1: Simon,H. − 芸術療法
2: Pinel,P. − 精神分析
3: Conolly,J. − 積極療法
4: Meyer,A. − 精神生物学
5: Dunton,W. − モラルトリートメント
精神医療における人名と業績の組合せで誤っているのはどれか。
1: 貝原益軒 ― 養生訓
2: 呉秀三 ― 移導療法
3: 古沢平作 ― 精神分析
4: 加藤普佐次郎 ― 作業治療
5: 小林八郎 ― 生活臨床
精神療法とその技法の組合せで正しいのはどれか。
1: 精神分析 − あるがまま
2: 内観療法 − 自由連想法
3: 認知療法 − 自動思考
4: 箱庭療法 − 造園作業
5: 森田療法 − 身調べ
学習理論に基づく技法を用いた療法はどれか。
1: 内観療法
2: 箱庭療法
3: 交流分析
4: 認知行動療法
5: 精神分析療法
心理療法で正しいのはどれか。
1: 陽性転移の出現を目標とする。
2: 逆転移を認識したときは治療を中止する。
3: 自律訓練法では不安階層表を作成させる。
4: 絵画療法は統合失調症急性期に有効である。
5: バイオフィードバックはオペラント条件付けを用いた手法である。
心理療法で正しいのはどれか。
1: 陽性転移の出現を目標とする。
2: 逆転移を認識したときは治療を中止する。
3: 自律訓練法では不安階層表を作成させる。
4: 絵画療法は統合失調症急性期に有効である。
5: バイオフィードバックはオペラント条件付けを用いた手法である。
認知行動療法で正しいのはどれか。
1: 入院中に行う治療法である。
2: 主な対象疾患は認知症である。
3: 考え方の癖に気付く練習をする。
4: グループミーティングを重視する。
5: 評価には認知機能検査が用いられる。
器質性精神障害患者の作業療法で適切なのはどれか。
1: 他の患者との交流は避ける。
2: 変化のある作業種目を選択する。
3: 誤った言動は理論的に正す。
4: 作業の誤りはまとめて訂正する。
5: 楽しみの要素を取り入れる。
技法としてホームワーク<宿題>を用いるのはどれか。
1: 内観療法
2: 森田療法
3: 現存在分析
4: 認知行動療法
5: 精神分析療法
回復期前期の統合失調症患者に対する作業療法で適切なのはどれか。
1: 身体感覚を促すための身体運動を行う。
2: 現実検討を促すためのミーティングを行う。
3: 対人交流技能を促すためのSSTを行う。
4: 自立生活を促すための就労準備訓練を行う。
5: 地域参加を促すための社会活動を行う。
統合失調症の思考障害に対する作業療法上の留意点で正しいのはどれか。
1: 1. 工程数を増やす。
2: 2. 集団作業を中心に行う。
3: 3. 言語による指示を多くする。
4: 4. 枠組みの明確な作業を選ぶ。
5: 5. 結果が作品として残らない作業を選ぶ。
学習理論に基づいた治療法はどれか。
1: 心理劇
2: 内観療法
3: 森田療法
4: 自律訓練
5: 生活技能訓練
無意識過程の意識化と洞察を図る治療法はどれか。
1: 森田療法
2: 内観療法
3: 精神分析療法
4: 認知行動療法
5: 来談者中心療法
疾患と治療法との組合せで適切なのはどれか。
1: 認知症 - 催眠療法
2: 人格障害 - 森田療法
3: 統合失調症 - 回想法
4: 気分障害 - 認知行動療法
5: 発達障害 - 自律訓練法
理学療法士及び作業療法士法で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 作業療法士免許は内閣総理大臣から交付される。
2: 作業療法の目的は基本的動作能力の維持である。
3: 作業療法士でなくなった後においても守秘義務がある。
4: 作業療法士は日本作業療法士協会の名簿に登録される。
5: 作業療法の対象は身体又は精神に障害のある者である。
うつ状態の作業療法における留意点で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 生活に関連する活動を行う。
2: 気分転換の方法を検討する。
3: 社会適応のための耐性を高める。
4: 病前に得意だったことを優先する。
5: 他者との競争を作業に取り入れる。
統合失調症の回復過程の急性期における作業療法として適切なのはどれか。
1: 身体感覚の獲得
2: 現実への移行の準備
3: 身辺処理能力の回復
4: 生活管理能力の改善
5: 対人交流技能の改善