第46回午前第48問の類似問題

第50回午前:第45問

うつ病患者の作業療法での留意点で適切なのはどれか。  

1: 経験のある課題を選ぶ。

2: 選択する課題を増やす。

3: 自己決定場面を減らす。

4: 規則的な参加を促す。

5: 意欲を引き出す。

第47回午前:第47問

うつ病の作業療法として適切なのはどれか。  

1: 活発な言語的交流を促す。

2: 作品を完成させるよう励ます。

3: 自己判断が多い種目を選択する。

4: 休憩を取りやすいよう配慮する。

5: 病前の状態と比較しやすくする。

第49回午前:第45問

うつ病患者の作業療法の注意点について正しいのはどれか。  

1: 長い工程を選ぶ。

2: 積極的に努力を促す。

3: なじみの活動を選ぶ。

4: 自発性意欲を支援する。

5: リーダー役を割り振る。

第44回午前:第89問

うつ病初期の作業療法で適切なのはどれか。2つ選べ。  

1: 病前からなじんだ活動を用いる。

2: 十分な休息がとれた後に開始する。

3: 集団を利用して他者との交流を促す。

4: 疲労度を確認しながら活動時間を決める。

5: 復職を目指して病前の仕事と同じ作業を行う。

第52回午後:第45問

うつ病患者の作業療法で適切な作業活動はどれか。  

1: 中断が容易なもの

2: 疲労感を自覚しにくいもの

3: 他者との優劣が分かりやすいもの

4: 複雑で完成すると達成感が得られるもの

5: 病前に到達していた水準と現在を比較できるもの

第37回午前:第89問

器質性精神障害患者の作業療法で適切なのはどれか。  

1: 他の患者との交流は避ける。

2: 変化のある作業種目を選択する。

3: 誤った言動は理論的に正す。

4: 作業の誤りはまとめて訂正する。

5: 楽しみの要素を取り入れる。

第54回午前:第45問

うつ病の回復期の作業療法で適切なのはどれか。  

1: 適度な運動を活動に取り入れる。

2: メモは使わず記憶するよう促す。

3: 休憩は最小限にして持久力をつける。

4: あらかじめ決めた活動は全て行うようにする。

5: 自信を取り戻すため高めの負荷量を設定する。

  • 答え:1
  • 解説:うつ病の回復期において、適切な作業療法は適度な運動を活動に取り入れることです。これは軽度のうつ病において効果的であり、重度のうつ病では推奨されません。
  • 適度な運動は、うつ病の予防だけでなく、治療にも有効とされる。ただし、重度のうつ病ではなく、軽度のうつ病で推奨される。
  • メモを使わずに記憶するよう促すのではなく、軽度のうつ病患者は診察の際に言われた内容などをメモに残すことが望ましい。これにより、後で視覚的に振り返ることができ、自身が周囲に相談しやすくなることもある。
  • 休憩を最小限にして持久力をつけるのではなく、うつ病の回復期前期は活動と休息のバランスを考慮しながら、無理をせずにできることを体験していく。また、十分な休息の後に生じる「…してみたい」という感覚を重視する。
  • あらかじめ決めた活動は全て行うようにするのではなく、うつ病の回復期前期は無理をせず、活動と休息のバランスを考慮する。したがって、予定していた活動でも、状況に応じて調整する必要がある。
  • 自信を取り戻すために高めの負荷量を設定するのではなく、うつ病の回復期前期は焦りや無理が生じやすくなる。そのため、この時期は、負荷量を高めには設定せず、できることを確認しながら、無理をしなくても他者に受け入れられる体験をもてるようにする。
  • 科目:気分障害
  • 重要度:プレミアム特典
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第37回午前:第93問

うつ病の回復初期での作業療法の留意点で適切なのはどれか。  

1: 作業リズムを獲得させる。

2: 作業回数を増やす。

3: 作業難易度を高める。

4: 話し合いの司会を勧める。

5: 団体競技のスポーツを取り入れる。

第45回午前:第40問

認知症患者に対する作業療法の導入期で適切なのはどれか。  

1: 新しい活動を用意する。

2: 活動内容に変化をもたせる。

3: 時間を要するものから始める。

4: 得意であったものを取り入れる。

5: 能力を少し上回る活動を提供する。

第34回午前:第91問

うつ病の回復期での作業療法士の対応で適切なのはどれか。2つ選べ。 ア.作業に熱中しがちなので時間を決める。イ.体力の消耗が激しい作業種目を避ける。ウ.作業の失敗へのこだわりは話題にしない。エ.複雑な工程の多い作業種目に変更する。オ.グループ活動のまとめ役を勧める。  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第41回午前:第90問

初老期うつ病の作業療法開始時の留意点で適切なのはどれか。  

1: 静かな環境を設定する。

2: 回想法を導入する。

3: 病前に得意だった活動を導入する。

4: グループ活動を導入する。

5: 失敗したときはその都度励ます。

第42回午前:第87問

気分障害(うつ病)の作業療法で適切でないのはどれか。  

1: 工程がはっきりとした作業

2: 短時間で完成できる作業

3: 非競争的な作業

4: 病前に得意だった作業

5: 受身的な作業

第57回午前:第46問

回復初期のうつ病患者への作業療法で正しいのはどれか。  

1: 指示は詳細に行う。

2: 自己決定の経験を促す。

3: 励ましながら活動を行う。

4: 1回の活動時間は短くする。

5: 長期間継続できる作業を勧める。

  • 答え:4
  • 解説:回復初期のうつ病患者に対する作業療法では、患者の状態に合わせた適切な指導やサポートが重要です。回復初期では、集中力が完全でないため、1回の活動時間を短くすることが適切です。
  • 回復初期のうつ病患者は、ためらいがちな気分がまだあるため、指示は簡潔に行う方が適切です。詳細な指示は心理負担となることがあるため、この選択肢は正しくありません。
  • 回復初期のうつ病患者には、自己決定の経験を促すことは心理負担となることがあるため、この選択肢は正しくありません。患者が何かを始めるきっかけとして、適切なサポートが必要です。
  • 回復初期のうつ病患者は、面白さや楽しさを実感できていない時期であるため、安易な励ましは適切ではありません。病気が必ず回復することや、スタッフが回復を支援することを伝えることが重要です。この選択肢は正しくありません。
  • 回復初期のうつ病患者は、集中力が完全でないため、1回の活動時間を短くすることが適切です。短時間の活動を通して、患者の回復をサポートすることができます。この選択肢は正しいです。
  • 回復初期のうつ病患者には、直接的な満足が得られる活動が適切です。長期間継続できる作業は、患者に面白さや興味があることが条件となりますが、回復初期ではまだその段階には至っていないため、この選択肢は正しくありません。
  • 科目:気分障害
  • 重要度:プレミアム特典
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第41回午前:第80問

認知症の作業療法の対応で適切なのはどれか。  

1: 活動中は詳細な指示を行う。

2: 休息のタイミングを管理する。

3: 新しい活動を用意する。

4: 患者同士の共同作業は避ける。

5: テンポを速くして短時間で終わらせる。

第34回午前:第90問

うつ病の作業療法の治療計画で適切でないのはどれか。  

1: うつ状態の改善

2: 自殺企図の予防

3: 家族関係の調整

4: 病状の認識への促し

5: 病前の生活場に復帰

第50回午後:第41問

復職を目指すうつ病患者の作業療法開始時の指導内容で適切なのはどれか。  

1: 仕事環境と同じ環境にする。

2: 体力の回復を目指す。

3: 関心の拡大を目指す。

4: 時間厳守を目指す。

5: 能力限界を試す。

第51回午後:第42問

身体表現性障害の患者に対する作業療法で最も適切なのはどれか。  

1: 現実検討能力を高める。

2: 不安な気持ちを解釈する。

3: 集団作業療法を基本とする。

4: 対人関係能力の向上を図る。

5: 感情表現を促す活動を提供する。

第49回午前:第46問

軽躁状態の患者に対する作業療法の目的として適切なのはどれか。  

1: 関心の拡大

2: 病感の獲得

3: 対人交流の改善

4: 自己評価の向上

5: 自己決断能力の向上

第52回午前:第45問

発病後間もないうつ病患者への対応で適切なのはどれか。  

1: 気分転換になる活動を勧める。

2: 自殺についての話題は避ける。

3: 回復の可能性は高いことを強調する。

4: 心構えに問題があることを説明する。

5: 重大な決断は早く済ませるように促す。

第38回午前:第83問

うつ病患者の作業適用で適切なのはどれか。  

1: 自己決定の多い作業

2: 反復的な手順の作業

3: 競争的な集団作業

4: 出来不出来が明確な作業

5: 対人交流の多い作業