集団遊びの発達段階のうち「平行遊び」の説明として正しいのはどれか。
1: 1人で遊び、他の子供がいても話しかけたりしない。
2: 他の子供の遊びを見て過ごし、声をかけることはあっても遊びには入らない。
3: 他の子供のそばで同じような玩具で遊ぶが、他の子供への働きかけはない。
4: 他の子供と一緒に遊ぶが、役割分担はみられない。
5: 目的のもとに組織化されたグループで遊び、役割分担がある。
小児の歩行で正しいのはどれか。
1: 独歩開始時から踵接地がみられる。
2: 歩幅に対する歩隔の比率は発達とともに増加する。
3: 両脚支持期は発達とともに増加する。
4: ケイデンスは発達とともに減少する。
5: 上肢肢位は発達とともに挙上位となる。
正常発達の子どもの姿勢を図に示す。この時期に、遠城寺式乳幼児分析的発達検査表に示される項目で獲得できているのはどれか。
1: ガラガラを振る。
2: 人見知りをする。
3: 身ぶりをまねする。
4: ひとりで座って遊ぶ。
5: 音声をまねようとする。
2歳の幼児。臥位で図のような姿勢を示している。この児の遊びの姿勢で適切でないのはどれか。
「かくれんぼ」を用いて発達障害児の遊びの援助を行う際、適切でないのはどれか。
1: 隠れやすい場所をあらかじめ作っておく。
2: 安心して隠れていられるよう外が見える工夫をする。
3: 子どもが自分で隠れられない場合は布などをかける。
4: 平行遊びのできる段階から子どもだけで行わせる。
5: 協調遊びのできる段階ではお互いの会話を促す。
遠城寺式乳幼児分析的発達検査において、つたい歩きをする時期に可能なのはどれか。
1: 2語言える。
2: ボールを前に蹴る。
3: まねて直線を引く。
4: 積み木を2つ重ねる。
5: コップを自分で持って飲む。
正しいのはどれか。
1: 生後3週を過ぎると誰を見ても微笑むようになる。
2: 8か月頃になると人見知りが激しくなる。
3: 1歳を過ぎると積木を電車に見たてる遊びを始める。
4: 2歳になると3人以上の集団遊びをするようになる。
5: 3歳を過ぎると現実と空想との区別がつくようになる。
小児自閉症でみられるのはどれか。
1: ごっこ遊びをする。
2: 人見知りをしない。
3: 新しい環境を好む。
4: おとぎ話を聞きたがる。
5: 身振りで意思を伝える。
遠城寺式乳幼児分析的発達検査で3歳未満で獲得されるのはどれか。2つ選べ。
1: ボールを前にける。
2: 顔をひとりで洗う。
3: 靴をひとりではく。
4: ボタンをはめる。
5: 十字をかく。
遠城寺式乳幼児分析的発達検査(九大小児科改訂版)で1歳6か月までに獲得されるのはどれか。
1: ボールを前にける。
2: 積木を横に二つ以上ならべる。
3: お菓子のつつみ紙をとって食べる。
4: 親から離れて遊ぶ。
5: 大きい、小さいがわかる。
図に示す正常発達児について答えよ。この時期に観察されないのはどれか。
1: 座位での後方への保護伸展反応
2: 立位での平衡反応
3: 腰掛け位
4: 指尖つまみ
5: 着替えに協力
2歳の幼児。臥位で図のような姿勢を示している。このような姿勢をとる反射はどれか。
1: 非対称性緊張性頸反射
2: 緊張性迷路反射
3: 交叉性伸展反射
4: Galant反射
5: Moro反射
小児の正常発達で最も早く可能になるのはどれか。
1: 手掌握り
2: 高這い移動
3: 1人で座る
4: つかまり立ち
5: バイバイをする
4歳の脳性麻痺児。抱っこでは常に図のような姿勢を示す。この児の遊びの姿勢で適切でないのはどれか。2つ選べ。
Eriksonによる各発達段階の課題で正しい組合せはどれか。
1: 乳児期 - 信 頼
2: 幼児期 - 勤勉性
3: 学童期 - 親 密
4: 青年期 - 自律性
5: 成人期 - 同一性
遠城寺式乳幼児分析的発達検査における手の運動で、生後9~10か月の発達段階であるのはどれか。
1: ガラガラを振る。
2: 積木を2つ重ねる。
3: 鉛筆でぐるぐる丸を書く。
4: 瓶の蓋を開けたり閉めたりする。
5: おもちゃを一方の手から他方に持ち替える。
遠城寺式乳幼児分析的発達検査表において「積み木を2つ重ねる」ことができる発達段階にある子どもでも困難な可能性のある動作は何か。
1: コップを自分で持って飲む。
2: さじで食べようとする。
3: お菓子の包み紙を取って食べる。
4: 口元を自分でふこうとする。
5: ストローで飲む。
3歳の脳性麻痺児。抱っこでは常に図のような姿勢を示している。この児の遊びの姿勢で適切でないのはどれか。
小児の正常発達で最も早く可能になるのはどれか。
1: 高這いをする。
2: 橈側手指握りをする。
3: つかまって立ち上がる。
4: 背臥位で足を口に持っていく。
5: 座位で上肢の後方保護伸展反応が出る。
小児の正常発達順序で正しいのはどれか。
1: A→B→C
2: A→C→B
3: B→A→C
4: B→C→A
5: C→A→B