国際障害分類(ICIDH)と国際生活機能分類(ICF)で誤っているのはどれか。
1: ICIDHとICFはWHOによって発表された。
2: ICIDHの機能・形態障害にはICFの心身機能・身体構造が対応する。
3: ICIDHの能力低下にはICFの活動が対応する。
4: ICIDHの社会的不利にはICFの参加が対応する。
5: ICIDHの背景因子にはICFの環境因子が対応する。
ICFで身体構造・心身機能の第一評価点(小数点1桁)が示すのはどれか。
1: 障害の程度や大きさ
2: 阻害因子の有無
3: 障害された範囲
4: 時間的な経過
5: 実行状況
正しいのはどれか。
1: 障害はICD(International Classification of Diseases)で分類される。
2: 能力低下(能力障害)とは社会レベルの障害である。
3: QOLとは主観的満足度を意味する。
4: ノーマライゼーションとは身体機能の正常化である。
5: ユニバーサル・デザインでは障害の有無にかかわらず使用可能な製品を目指す。
国際生活機能分類(ICF)の活動制限に対するアプローチとして正しいのはどれか。2つ選べ。
1: ミルウォーキー装具装着
2: 障害筋の筋力増強
3: 利き手交換
4: 関節可動域拡大
5: 車椅子の練習
国際生活機能分類(ICF)で「活動」に含まれる項目はどれか。2つ選べ。
1: 入浴
2: 移乗
3: 嚥下
4: 呼吸機能
5: 関節可動域
ICFコアセットについて正しいのはどれか。
1: 一般セットと包括セットの2種類がある。
2: 一般セットは簡素な評価の際に対応する。
3: 包括セットはICFの全コードを評価する。
4: 国際疾病分類(ICD)と同様の目的で使用される。
5: 現在開発されているコアセットの1つに脳卒中用がある。
国際生活機能分類(ICF)で活動に含まれるのはどれか。
1: 嚥下
2: 歩行
3: 言語表出
4: 呼吸機能
5: 関節の可動性
国際生活機能分類(ICF)で「活動」に含まれる項目はどれか。2つ選べ。
1: 更衣
2: 嚥下
3: 入浴
4: 呼吸機能
5: 関節可動域
国際疾病分類ICD-10について正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 作成したのはWHOである。
2: 障害の階層性を表している。
3: 生活モデルに基づく分類である。
4: 精神障害に特化した分類である。
5: 我が国の死因統計はこの分類に準拠している。
統合失調症に対する作業療法で、ICFの構成要素の「活動」に分類されるのはどれか。
1: 認知の機能
2: 社会生活技能
3: 思考機能の統合
4: 社会からの隔離
5: 生物学的なストレス脆弱性
国際生活機能分類(ICF)で「活動」に含まれる項目はどれか。
1: 四肢の筋力
2: 言語表出
3: 心機能
4: 歩 行
5: 嚥 下
FIMについて正しいのはどれか。
1: 自記式評価法である。
2: 機能障害の評価法である。
3: 更衣は上半身と下半身に分けられる。
4: 補装具を使用しても完全自立と判定する。
5: 認知には「対人関係」という項目が含まれる。
小児を対象とした評価法とその説明の組合せで正しいのはどれか。
1: GMFM ― 学習障害を評価する。
2: K-ABC ― 日常活動の自立度を測定する。
3: PEDI ― 機能的スキルを評価する。
4: WeeFIM ― 生命維持機能を評価する。
5: WISC-Ⅲ ― 粗大運動能力を測定する。
脳卒中後の在宅高齢者について、ICFにおける活動の評価に最も関連する情報はどれか。
1: 住環境
2: 家族関係
3: 認知機能
4: 外出時の交通手段
5: 活用可能なインフォーマルサービスの有無
評価の説明で正しいのはどれか。
1: FIMでは全介助の場合は0点である。
2: WeeFIMの対象年齢は5か月未満である。
3: Barthel Indexでは100点の場合は独居可能である。
4: 障害高齢者の日常生活自立度判定基準では全介助の場合はランクCである。
5: 老研式活動能力指標では日常生活動作に関する13項目を他者が観察して評価する。
GMFMで正しいのはどれか。
1: 4領域88項目で構成される。
2: 各項目の判定は0~4の5段階評価である。
3: 脳性麻痺のため標準化された発達評価である。
4: 健常3歳児であれば達成可能な項目で構成される。
5: 次に獲得すべき能力をItem Mapにより予測・検討できる。
FIMについて正しいのはどれか。
1: 5段階で評価を行う。
2: 機能障害の評価法である。
3: 理解は社会的認知の項目に含まれる。
4: 補装具を使用しても完全自立になる。
5: 更衣は上半身と下半身に分けられる。
人間作業モデルについて正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 人の習慣を評価する。
2: 認知症の人には用いない。
3: 作業に対する有能感を評価する。
4: 作業の満足度を10段階で評価する。
5: 運動技能とプロセス技能で構成されている。
FIMの評価項目で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 各項目0~7点で評価する。
2: 日常実際に行っている状態を評価する。
3: 運動項目と認知項目から成り立っている。
4: 介助者が必要でなければ5点以上と判定する。
5: 問題解決はコミュニケーションの下位項目である。