国際生活機能分類(ICF)の特徴で適切でないのはどれか。
1: 「生活機能と障害」は健康状態と背景因子との相互作用と考える。
2: 「医学モデル」と「統計モデル」の統合に基づいている。
3: 構成要素は肯定的・否定的の両方の用語で表現できる。
4: 医療福祉の専門家と障害者団体が関わって作成された。
5: すべての人が対象になる。
国際疾病分類ICD-10について正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 作成したのはWHOである。
2: 障害の階層性を表している。
3: 生活モデルに基づく分類である。
4: 精神障害に特化した分類である。
5: 我が国の死因統計はこの分類に準拠している。
国際生活機能分類(ICF)で正しいのはどれか。
1: 対象範囲を障害者としている。
2: 参加制約という用語は使用しない。
3: 環境因子は生活機能に大きく影響する。
4: 活動とは生活へのかかわりあいを指す。
5: 病因論的な枠組みから健康状態を分類している。
ICFについて正しいのはどれか。
1: 障害の分類である。
2: 活動は個人因子の1つである。
3: 参加は環境因子の1つである。
4: 機能障害という用語は使用されない。
5: 参加とは生活場面への関わりのことである。
ICFで正しいのはどれか。
1: ICD-10と相互補完的な関係がある。
2: 社会経済的要因による健康を範囲とする。
3: 2015年に世界保健機関で承認されている。
4: 生活機能は個人因子と環境因子が含まれる。
5: 生活機能の肯定的側面を表すことはできない。
ICFで正しいのはどれか。2つ選べ。
1: すべての人に関する分類である。
2: 環境因子は障害の程度とは関係がない。
3: 生活機能の肯定的側面を表すことはできない。
4: 分類された構成要素には評価点を付与できる。
5: 個人因子は共通スケールを用いて量的に判定できる。
ICFで正しいのはどれか。2つ選べ。
1: すべての人に関する分類である。
2: 環境因子は障害の程度とは関係がない。
3: 生活機能の肯定的側面を表すことはできない。
4: 分類された構成要素には評価点を付与できる。
5: 個人因子は共通スケールを用いて量的に判定できる。
国際障害分類(ICIDH)と国際生活機能分類(ICF)で誤っているのはどれか。
1: ICIDHとICFはWHOによって発表された。
2: ICIDHの機能・形態障害にはICFの心身機能・身体構造が対応する。
3: ICIDHの能力低下にはICFの活動が対応する。
4: ICIDHの社会的不利にはICFの参加が対応する。
5: ICIDHの背景因子にはICFの環境因子が対応する。
国際生活機能分類(ICF)で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: ICDの後継分類として生まれた。
2: 活動とは課題や行為の個人による遂行のことである。
3: 個人因子は環境因子の一つである。
4: 活動と参加の領域は単一のリストとして示されている。
5: 能力とはある課題や行為を遂行する個人の実行状況を表す。
ICFで正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 各構成要素は相互に関連している。
2: 障害を有した人のみが対象である。
3: ICFコアセットでは全コードを評価する。
4: ライフスタイルは環境因子の1つである。
5: 活動と参加の第一評価点は実行状況を表す。
ノーマライゼーションで正しいのはどれか。
1: 障害者の隔離
2: 心身機能の正常化
3: 身体構造の正常化
4: 障害により受ける差別の解消
5: 大規模施設(コロニー)への入所推進
障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律〈障害者総合支援法〉について正しいのはどれか。
1: 障害程度区分が示されている。
2: 難病は障害者の範囲に含まれている。
3: 在宅介護の対象に精神障害は含まない。
4: 実施主体は都道府県に一元化されている。
5: 電動車椅子は日常生活用具支給の対象となる。
正しいのはどれか。
1: 麻痺の回復段階は通常、間隔尺度で記述される。
2: ADLは通常、順序尺度で評価される。
3: 主観的疲労度は通常、名義尺度で評価される。
4: 評価尺度の妥当性は、検者間の一致度で示される。
5: 評価尺度の信頼性は、変化の検出感度で示される。
国際生活機能分類(ICF)に基づく活動と参加の評価で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 「態度」は評価項目に含まれる。
2: 「支援と関係」は評価項目に含まれる。
3: d(domain)で始まるコードで分類される。
4: 「能力」は標準的な生活機能レベルを示す。
5: 「実行状況」は個人が現在の環境で行っている活動や参加を示す。
国際生活機能分類(ICF)の用語で誤っているのはどれか。
1: 心身機能・身体構造は心身の生理的・解剖学的状態を示す。
2: 活動とは個人が行う課題または行為の遂行状況を示す。
3: 参加とは障害部位の日常生活での利用状況を示す。
4: 環境因子とは個人に影響している物理的・社会的状況をさす。
5: 個人因子とは個人的特徴で生活機能と障害に影響する因子をさす。
国際生活機能分類(ICF)の活動制限に対するアプローチとして正しいのはどれか。2つ選べ。
1: ミルウォーキー装具装着
2: 障害筋の筋力増強
3: 利き手交換
4: 関節可動域拡大
5: 車椅子の練習
ノーマライゼーションで誤っているのはどれか。
1: 障害者の自立
2: 質の高い生活の実現
3: 社会的理解の促進
4: 疾病の治癒
5: 自己決定権