第53回午後第26問の類似問題

第45回午後:第49問

精神障害者の社会機能を検査する評価法で正しいのはどれか。  

1: 1. BPRS

2: 2. GATB

3: 3. LASMI

4: 4. MMPI

5: 5. WAIS-Ⅲ

第51回午後:第22問

QOLの評価法はどれか。2つ選べ。  

1: CDR

2: FIM

3: Katz index

4: PGCモラールスケール

5: SF-36

第57回午後:第41問

「持続性・安定性」と「自己認識」が下位尺度に含まれる社会機能の評価法はどれか。  

1: SFS

2: Rehab

3: SF-36

4: LASMI

5: 精神障害者ケアアセスメント(日本作業療法士協会版)

  • 答え:4
  • 解説:この問題では、「持続性・安定性」と「自己認識」が下位尺度に含まれる社会機能の評価法を求めています。正解はLASMI(Life Assessment Scale for the Mentally Ill)で、精神障害者の生活障害を包括的に捉えることを目的として開発された尺度です。
  • SFS(Social Functioning Scale)は、精神障害者の社会機能を評価する尺度ですが、「持続性・安定性」と「自己認識」は下位尺度に含まれていません。
  • Rehabは、リハビリテーションの略であり、特定の評価法ではありません。
  • SF-36(MOS 36-Item Short-Form Health Survey)は、健康関連の生活の質を測定する尺度ですが、「持続性・安定性」と「自己認識」は下位尺度に含まれていません。
  • LASMI(Life Assessment Scale for the Mentally Ill)は精神障害者の生活障害を包括的に捉えることを目的として開発された尺度で、「持続性・安定性」と「自己認識」が下位尺度に含まれています。このため、正解は4です。
  • 精神障害者ケアアセスメント(日本作業療法士協会版)は、精神障害者のケアマネジメントを評価するためのアセスメント表ですが、「持続性・安定性」と「自己認識」は下位尺度に含まれていません。
  • 科目:作業療法評価学
  • 重要度:プレミアム特典
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第38回午前:第44問

ADL評価について正しいのはどれか。  

1: Barthel indexは社会的交流活動の項目を含む。

2: Katz indexは外出行動の項目を含む。

3: FIMはコミュニケーション能力の項目を含む。

4: ケニー身辺処理評価は服薬行為の項目を含む。

5: PULSESは息切れなしに歩ける距離の項目を含む。

第47回午前:第25問

訪問作業療法で対象者と何に取り組むかを決定するためにカナダ作業遂行測定(COPM)を用いることとした。正しいのはどれか。  

1: 対象者の能力向上に効果的な作業を作業療法士が選択する。

2: 作業の遂行度は過去1週間に何回実施したかで評価する。

3: 障害の状態から実施すべき作業の重要度を評価する。

4: 実際の作業遂行状況を家族から聴取する。

5: 作業に関する満足度を10段階で聞く。

第52回午前:第33問

脳血管障害の評価として用いられる評価法について正しいのはどれか。  

1: mRSの評価項目に筋緊張がある。

2: SIASの評価項目に意識障害がある。

3: GCSの評価項目に関節可動域がある。

4: NIHSSの評価項目にバランスがある。

5: Fugl-Meyer Assessmentの評価項目に感覚機能がある。

第51回午前:第41問

職業能力の評価基準の一部を図に示す。評価法はどれか。 

51_0_41

1: GATB

2: LASMI

3: VPI職業興味検査

4: 職業レディネステスト

5: ワークサンプル法

第42回午前:第46問

評価と目的との組合せで正しいのはどれか。  

1: BADS(Behavioral Assessment of Dysexecutive Syndrome)-作業への興味

2: POMS(Profile of Mood States)-作業の耐久性

3: TMT(Trail Making Test)-作業の注意集中力

4: WCST(Wisconsin Card Sorting Test)-作業への関心

5: WAIS-R-作業への不安

第55回午前:第22問

ICFの評価点とその内容の組合せで正しいのはどれか。  

1: 活動と参加の能力の評価点 ― 促進あるいは阻害する程度

2: 環境因子の第一評価点 ――― 個人の遂行能力

3: 身体構造の第一評価点 ――― 機能障害の程度や大きさ

4: 身体構造の第二評価点 ――― 各身体部位における変化の性質

5: 心身機能の第一評価点 ――― 構造障害の程度や大きさ

第35回午前:第44問

職業関連活動の評価で正しい組合せはどれか。  

1: 場面設定法-作業能力

2: FQテスト-職務内容

3: MODAPTS-学習能力

4: マイクロタワー-職場環境

5: クレペリンテスト-対人関係技能

第53回午前:第24問

人間作業モデルについて正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 人の習慣を評価する。

2: 認知症の人には用いない。

3: 作業に対する有能感を評価する。

4: 作業の満足度を10段階で評価する。

5: 運動技能とプロセス技能で構成されている。

  • 答え:1 ・3
  • 解説:人間作業モデルは、人の作業能力や作業に対する態度を評価するためのモデルであり、習慣や有能感を評価することができます。選択肢1と3が正しいです。
  • 正解。人間作業モデルは、人の習慣を評価することができます。習慣は、日常生活や作業において繰り返し行われる行動や態度であり、作業能力や作業環境に影響を与える重要な要素です。
  • 間違い。人間作業モデルは、認知症の人にも用いることができます。認知症の人の作業能力や作業に対する態度を評価し、適切な支援や介入を提供するために使用されます。
  • 正解。人間作業モデルは、作業に対する有能感を評価することができます。有能感は、自分が作業を達成できるという自信や信念であり、作業への取り組みや作業成果に影響を与える重要な要素です。
  • 間違い。人間作業モデルでは、作業の満足度を10段階で評価することはありません。作業の満足度は、作業に対する態度や感情を反映する指標であり、評価方法は様々ですが、必ずしも10段階で評価するわけではありません。
  • 間違い。運動技能とプロセス技能で構成されているのは、Assessment of Motor and Process Skills(AMPS)という評価ツールです。人間作業モデルとは異なります。
  • 科目:基礎作業療法学・作業療法管理学
  • 重要度:プレミアム特典
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第56回午後:第26問

8つの下位尺度で構成されているQOL評価はどれか。  

1: TMT

2: SF-36

3: Katz Index

4: ESCROW Profile

5: 老研式活動能力指標

第47回午後:第25問

簡易上肢機能検査(STEF)について正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 60歳までが適応となる。

2: 評価としての再現性が高い。

3: 項目によって配点が異なる。

4: 他の項目との比較が容易にできる。

5: 「できる・できない」で評価する。

第56回午前:第31問

GMFMで正しいのはどれか。  

1: 4領域88項目で構成される。

2: 各項目の判定は0~4の5段階評価である。

3: 脳性麻痺のため標準化された発達評価である。

4: 健常3歳児であれば達成可能な項目で構成される。

5: 次に獲得すべき能力をItem Mapにより予測・検討できる。

第57回午前:第41問

職場の作業に近い13種類の課題から構成される職業評価はどれか。  

1: 内田クレペリン精神検査

2: GATB

3: 障害者用就職レディネス・チェックリスト

4: マイクロタワー法

5: MODAPTS

  • 答え:4
  • 解説:マイクロタワー法は職場における作業に類似したサンプルを実際に用い、対象者の職業能力、作業態度や意欲、心身の耐久力など、総合的な職業適性を測定する作業見本法の一つ。13の作業課題を小集団で実施する。
  • 内田クレペリン精神検査は、一定時間計算させ続けることで、作業力、集中力、注意力などの作業能力と性格傾向を知ることができる評価法ですが、職場の作業に近い13種類の課題から構成される職業評価ではありません。
  • GATB(General Aptitude Test Battery)は一般職業適性検査で、9つの適性能(知的能力、言語能力、数理能力、書記的知覚、空間判断力、形態知覚、運動共応、指先の器用さ、手腕の器用さ)を測定できますが、職場の作業に近い13種類の課題から構成される職業評価ではありません。
  • 障害者用就職レディネス・チェックリストは、6つの興味領域(現実的、研究的、芸術的、社会的、企業的、慣習的)について、興味の強さと職業遂行の自信度を測ることにより、職業に関する自分のイメージをチェックしたり、進路選択への参考にできますが、職場の作業に近い13種類の課題から構成される職業評価ではありません。
  • マイクロタワー法は職場における作業に類似したサンプルを実際に用い、対象者の職業能力、作業態度や意欲、心身の耐久力など、総合的な職業適性を測定する作業見本法の一つです。13の作業課題を小集団で実施するため、この問題の答えはマイクロタワー法です。
  • MODAPTS(MODular Arrangement of Predetermined Time Standards)は工場にあるような器具を使用して作業動作時間測定を行う方法ですが、職場の作業に近い13種類の課題から構成される職業評価ではありません。MODAPTS法は身体部位による動作テストを主としたものです。
  • 科目:その他の精神障害
  • 重要度:プレミアム特典
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第53回午後:第41問

ワークサンプル法を用いる評価法はどれか。  

1: マイクロタワー法

2: VPI職業興味検査

3: 職業レディネステスト

4: LASMI〈精神障害者社会生活評価尺度〉

5: GATB〈厚生労働省編一般職業適性検査〉

第42回午後:第61問

運動性失語があっても目的とする機能を適切に評価できる検査はどれか。  

1: 三宅式記銘力検査

2: 田中・ビネー式知能検査

3: コース立方体組合わせテスト

4: 改訂長谷川式簡易知能評価スケール

5: ミニメンタルステート検査(MMSE)

第55回午後:第27問

評価の説明で正しいのはどれか。  

1: FIMでは全介助の場合は0点である。

2: WeeFIMの対象年齢は5か月未満である。

3: Barthel Indexでは100点の場合は独居可能である。

4: 障害高齢者の日常生活自立度判定基準では全介助の場合はランクCである。

5: 老研式活動能力指標では日常生活動作に関する13項目を他者が観察して評価する。

第48回午前:第41問

症状や問題が少ないほど点数が高くなる評価尺度はどれか。  

1: 陰性症状評価尺度(SANS)

2: 機能の全体的評定尺度(GAF)

3: 簡易精神症状評価尺度(BPRS)

4: 精神障害者社会生活評価尺度(LASMI)

5: 精神科リハビリテーション行動評価尺度(Rehab)

第46回午前:第40問

認知症の知的・認知機能評価で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: BPRS(Brief Psychiatric Rating Scale)

2: MMSE(Mini-Mental State Examination)

3: HDS-R(改訂長谷川式知能評価スケール)

4: HRS(Hamilton Rating Scale for Depression)

5: MMPI(Minnesota Multiphasic Personality Inventory)