第35回午前第44問の類似問題

第36回午前:第45問

職業関連活動の評価で適切でない組合せはどれか。  

1: ジョブコーチ-職務実習試行法

2: 作業観察-場面設定法

3: タワー法-ワークサンプル法

4: 標準時間設定法-作業研究法

5: 一般職業適性検査-職務分析法

第57回午前:第41問

職場の作業に近い13種類の課題から構成される職業評価はどれか。  

1: 内田クレペリン精神検査

2: GATB

3: 障害者用就職レディネス・チェックリスト

4: マイクロタワー法

5: MODAPTS

  • 答え:4
  • 解説:マイクロタワー法は職場における作業に類似したサンプルを実際に用い、対象者の職業能力、作業態度や意欲、心身の耐久力など、総合的な職業適性を測定する作業見本法の一つ。13の作業課題を小集団で実施する。
  • 内田クレペリン精神検査は、一定時間計算させ続けることで、作業力、集中力、注意力などの作業能力と性格傾向を知ることができる評価法ですが、職場の作業に近い13種類の課題から構成される職業評価ではありません。
  • GATB(General Aptitude Test Battery)は一般職業適性検査で、9つの適性能(知的能力、言語能力、数理能力、書記的知覚、空間判断力、形態知覚、運動共応、指先の器用さ、手腕の器用さ)を測定できますが、職場の作業に近い13種類の課題から構成される職業評価ではありません。
  • 障害者用就職レディネス・チェックリストは、6つの興味領域(現実的、研究的、芸術的、社会的、企業的、慣習的)について、興味の強さと職業遂行の自信度を測ることにより、職業に関する自分のイメージをチェックしたり、進路選択への参考にできますが、職場の作業に近い13種類の課題から構成される職業評価ではありません。
  • マイクロタワー法は職場における作業に類似したサンプルを実際に用い、対象者の職業能力、作業態度や意欲、心身の耐久力など、総合的な職業適性を測定する作業見本法の一つです。13の作業課題を小集団で実施するため、この問題の答えはマイクロタワー法です。
  • MODAPTS(MODular Arrangement of Predetermined Time Standards)は工場にあるような器具を使用して作業動作時間測定を行う方法ですが、職場の作業に近い13種類の課題から構成される職業評価ではありません。MODAPTS法は身体部位による動作テストを主としたものです。
  • 科目:その他の精神障害
  • 重要度:プレミアム特典
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第54回午後:第41問

「ビンの蓋閉めと箱づめ」、「コネクター組み立て」、「釣銭計算」、「郵便番号調べ」などの職場の作業に近い課題を実施し、適性能を測定する職業評価で正しいのはどれか。  

1: GATB

2: 場面設定法

3: MODAPTS

4: ESCROW Profile

5: マイクロタワー法

  • 答え:5
  • 解説:マイクロタワー法は、実際の作業に類似したサンプルを用いる職業評価であり、コネクター組み立て、ビンの蓋閉めと箱づめ、電線の接続、図面の理解、グラフィック・イラスト、郵便物仕分け、ファイリング、郵便番号調べ、在庫記録の照合、伝言の受け取り、求人広告の理解、賃金計算、釣銭計算の13の作業課題から構成される。
  • GATB(General Aptitude Test Battery)は、一般的な適性検査であり、職業評価とは異なる。
  • 場面設定法は、個人の適性や性格を評価するために、特定の状況や場面を設定して行う評価方法であり、職業評価とは異なる。
  • MODAPTSは、人間の動作を移動動作と終局動作で構成されると考える職業評価であり、動作の内容と時間値を含む全21個の記号で表す。しかし、この問題で求められている職業評価ではない。
  • ESCROW Profileは、在宅生活の社会的不利となる事項について評価する方法であり、環境、社会交流、家族構成、経済状態、総合判断力、就労の6項目で、各項目を1~4点で採点する。しかし、この問題で求められている職業評価ではない。
  • マイクロタワー法は、実際の作業に類似したサンプルを用いる職業評価であり、コネクター組み立て、ビンの蓋閉めと箱づめ、電線の接続、図面の理解、グラフィック・イラスト、郵便物仕分け、ファイリング、郵便番号調べ、在庫記録の照合、伝言の受け取り、求人広告の理解、賃金計算、釣銭計算の13の作業課題から構成される。このため、正しい選択肢である。
  • 科目:作業療法評価学
  • 重要度:プレミアム特典
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第37回午前:第54問

職業関連の評価法のうち、マイクロタワー法はどれか。  

1: 作業見本法

2: 職務試行法

3: 場面設定法

4: 作業実習法

5: 活動分析法

第54回午後:第29問

作業遂行要因の評価法の説明で正しいのはどれか。  

1: 意志質問紙は満足度を評価する。

2: AMPSは運動技能と処理技能を評価する。

3: 興味チェックリストは作業の到達度を評価する。

4: 役割チェックリストは役割の認識と数を評価する。

5: COPMは作業の遂行度、重要度、認識度を評価する。

第56回午後:第26問

検査と評価項目の組合せで正しいのはどれか。  

1: GMFM ── 日常生活活動

2: WISC-IV ── ワーキングメモリー

3: S-M社会生活能力検査 ── 心理的発達

4: フロスティグ視知覚検査 ── 巧緻運動

5: 遠城寺式乳幼児分析的発達検査 ── 粗大運動

  • 答え:2
  • 解説:この問題では、検査と評価項目の組み合わせが正しいものを選ぶ必要があります。正しい組み合わせは、WISC-IVとワーキングメモリーです。
  • GMFM(Gross Motor Function Measure)は、主に脳性まひの子どもの運動機能を評価するための検査であり、日常生活活動ではありません。
  • WISC-IV(Wechsler Intelligence Scale for Children-Fourth Edition)は、5歳から16歳11ヵ月の子どもを対象とした児童用知能検査で、ワーキングメモリー指標(WMI)を含むため、正しい組み合わせです。
  • S-M社会生活能力検査は、対象児の日頃の様子から社会生活能力の発達を捉える検査であり、心理的発達ではありません。
  • フロスティグ視知覚検査は、子どもの視知覚上の問題点を発見し、適切な訓練を行うための検査であり、巧緻運動ではありません。
  • 遠城寺式乳幼児分析的発達検査は、乳幼児発達の傾向を全般的に調べるもので、運動・社会性・言語の3分野から質問項目が構成されていますが、粗大運動ではありません。
  • 科目:作業療法評価学
  • 重要度:プレミアム特典
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第36回午前:第78問

検査・測定で誤っている組合せはどれか。  

1: モダプツテスト-職業適性評価

2: ソシオメトリーテスト-自己評価尺度

3: 内田・クレペリンテスト-作業能力評価

4: PGCモラールスケール-生きがい尺度

5: ミニメンタルステート検査(MMSE)-認知症症状評価

第56回午後:第36問

評価とその内容の組合せで正しいのはどれか。  

1: COPM ── 作業の運動技能

2: SF-36 ── 介護負担

3: 意志質問紙 ── 生活満足度

4: GBSスケール ── 認知症の症状

5: 興味チェックリスト ── 作業の遂行度

  • 答え:4
  • 解説:この問題では、評価とその内容の組み合わせが正しいものを選ぶ必要があります。正しい組み合わせは、GBSスケールと認知症の症状です。
  • COPMはカナダ作業遂行測定で、ADLスキルの中で本人や家族が重要と位置づける作業課題に対する遂行度と満足度を評価する尺度です。作業の運動技能ではありません。
  • SF-36は自己報告式の健康状態調査票で、世界で最も広く使われています。介護負担ではなく、健康状態を評価するための尺度です。
  • 意志質問紙は、人間作業モデルにおけるクライエントの意志を観察により評価する評価法です。生活満足度ではなく、意志を評価するための尺度です。
  • GBSスケールは、認知症の症状や行動を評価する尺度です。この選択肢は正しい組み合わせです。
  • 興味チェックリストは、高齢者用に作成された質問紙で、本人が重視する生活行為を聞き取る際の補助手段として用いられています。作業の遂行度ではなく、興味や関心を評価するための尺度です。
  • 科目:作業療法評価学
  • 重要度:プレミアム特典
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第55回午前:第23問

作業遂行の評価の説明で正しいのはどれか。  

1: 意志質問紙は生活満足度を評価する。

2: AMPSは患者への質問紙により評価する。

3: 興味チェックリストは作業の満足度を評価する。

4: COPMは作業の運動技能と処理技能を評価する。

5: 役割チェックリストは役割の知覚と価値を評価する。

  • 答え:5
  • 解説:この問題では、作業遂行の評価に関する説明の正しさを問うています。正しい選択肢は5で、役割チェックリストは役割の知覚と価値を評価するものです。
  • 意志質問紙は、個人の意志や動機を評価するものであり、生活満足度を直接評価するものではありません。
  • AMPS(Assessment of Motor and Process Skills)は、作業遂行能力を評価するための観察ベースの評価であり、患者への質問紙によって評価するものではありません。
  • 興味チェックリストは、個人の興味や好みを評価するものであり、作業の満足度を直接評価するものではありません。
  • COPM(Canadian Occupational Performance Measure)は、対象者中心の作業療法を実践するための評価尺度で、作業の重要度、遂行度、満足度を評価するものですが、作業の運動技能と処理技能を直接評価するものではありません。
  • 役割チェックリストは、学生や勤労者、ボランティアなど10の役割について、対象者が過去に各々の役割を担っていたか、現在担っているか、将来に担いたいか、という役割知覚とその価値を評価するもので、作業遂行の評価に関する説明として正しいです。
  • 科目:作業療法評価学
  • 重要度:プレミアム特典
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第51回午前:第41問

職業能力の評価基準の一部を図に示す。評価法はどれか。 

51_0_41

1: GATB

2: LASMI

3: VPI職業興味検査

4: 職業レディネステスト

5: ワークサンプル法

第53回午後:第41問

ワークサンプル法を用いる評価法はどれか。  

1: マイクロタワー法

2: VPI職業興味検査

3: 職業レディネステスト

4: LASMI〈精神障害者社会生活評価尺度〉

5: GATB〈厚生労働省編一般職業適性検査〉

第48回午後:第40問

図に示す課題を含む検査はどれか。 

48_1_40

1: VPI職業興味検査

2: マイクロタワー法

3: 職業レディネステスト

4: 厚生労働省編一般職業適性検査

5: WCST(Wisconsin Card Sorting Test)

第57回午前:第29問

評価法と障害の組合せで正しいのはどれか。  

1: BADS―――気分障害

2: MMPI―――注意障害

3: POMS―――視知覚障害

4: SPTA―――記憶障害

5: WCST―――遂行機能障害

  • 答え:5
  • 解説:この問題では、評価法とそれが対応する障害の組み合わせを正しく選ぶ必要があります。正しい組み合わせは、ウィスコンシンカード分類検査(WCST)と遂行機能障害です。
  • BADS(Behavioral Assessment of the Dysexecutive Syndrome)は遂行機能障害を評価するための検査であり、気分障害とは関連がありません。
  • MMPI(Minnesota Multiphasic Personality Inventory)は、人格特性や精神症状を評価するための検査であり、注意障害とは直接関連がありません。
  • POMS(Profile of Mood States)は、現在の気分状態を評価するための検査であり、視知覚障害とは関連がありません。
  • SPTA(Serial Position Test of Attention)は存在しない評価法であり、記憶障害とは関連がありません。記憶障害を評価するための検査としては、WMS(Wechsler Memory Scale)があります。
  • WCST(ウィスコンシンカード分類検査)は、概念形成、セットの転換障害、反応の柔軟性を調べる遂行機能検査であり、遂行機能障害と関連があります。このため、選択肢5が正しい組み合わせです。
  • 科目:作業療法評価学
  • 重要度:プレミアム特典
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第53回午後:第26問

評価法の説明で正しいのはどれか。  

1: SF-36はコーピングスキルを評価する。

2: COPMは作業遂行の主観的経験を評価する。

3: 興味チェックリストは興味の満足感を評価する。

4: 意志質問紙は精神的ストレスの程度を評価する。

5: 老研式活動能力指標は高齢者の運動能力評価を目的とする。

  • 答え:2
  • 解説:この問題では、評価法の説明の中で正しいものを選ぶ必要があります。正しい選択肢は、COPM(Canadian Occupational Performance Measure)であり、作業遂行の主観的経験を評価するものです。
  • SF-36は、健康関連の生活の質を評価するためのアンケートであり、コーピングスキルを評価するものではありません。
  • COPMは作業遂行の主観的経験を評価するもので、正しい選択肢です。これは、個人の日常生活の中での職業遂行に関する問題を特定し、その重要性を評価するためのアンケートです。
  • 興味チェックリストは、個人の興味や趣味を調査するためのツールであり、興味の満足感を評価するものではありません。
  • 意志質問紙は、意志力や自己制御力を評価するためのアンケートであり、精神的ストレスの程度を評価するものではありません。
  • 老研式活動能力指標は、高齢者の自立度を評価するためのアンケートであり、運動能力評価を目的としたものではありません。手段的自立、知的能動性、社会的役割について、13項目を「はい(1点)」、「いいえ(0点)」の13点満点で回答させ、自立度を評価します。
  • 科目:作業療法評価学
  • 重要度:プレミアム特典
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第54回午前:第22問

作業療法の評価で正しいのはどれか。  

1: MTDLPは質問紙による評価である。

2: COPMはセラピストの意見を中心に評価する。

3: 人間作業モデルを構成するのは運動面と精神面である。

4: クライアント中心の実践は、評価結果を本人に提示しない。

5: 作業遂行は人―環境―作業の相互作用の結果として生じる。

  • 答え:5
  • 解説:この問題では、作業療法の評価に関する正しい選択肢を選ぶことが求められています。正しい選択肢は5で、作業遂行は人と環境の相互作用の中で遂行される目的指向的行為であることが示されています。
  • MTDLPは質問紙による評価ではありません。MTDLPは、運動機能の評価法であり、筋力や関節可動域などの測定を行います。
  • COPM(Canadian Occupational Performance Measure)は、クライアントの意見を中心に評価する方法であり、セラピストの意見を中心に評価するわけではありません。
  • 人間作業モデルは運動面と精神面だけで構成されているわけではありません。人間作業モデルは、運動面、精神面、認知面、環境面など複数の要素から構成されています。
  • クライアント中心の実践では、評価結果を本人に提示し、対象者とセラピストで情報を共有することが重要です。評価結果を本人に提示しないというのは誤りです。
  • 作業遂行は人と環境の相互作用の中で遂行される目的指向的行為であることが正しいです。Lawは、人と環境と作業の相互作用モデル内で、作業遂行の重要性を示しています。
  • 科目:作業療法評価学
  • 重要度:プレミアム特典
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第55回午後:第81問

心理検査と評価内容の組合せとして適切なのはどれか。  

1: SCT ―――――――――――――認知機能

2: WCST―――――――――――――自我状態

3: P-Fスタディ ―――――――――認知症介護負担度

4: Rorschachテスト ―――――――自己効力感

5: 内田・クレペリン精神テスト――性格・行動面の特徴

第49回午後:第24問

高次脳機能障害の評価の組合せで正しいのはどれか。  

1: MMSE ― 失行症

2: RBMT ― 注意障害

3: SPTA ― 遂行機能障害

4: TMT-A ― 記憶障害

5: VPTA ― 視知覚障害