第42回午前第46問の類似問題

第57回午前:第29問

評価法と障害の組合せで正しいのはどれか。  

1: BADS―――気分障害

2: MMPI―――注意障害

3: POMS―――視知覚障害

4: SPTA―――記憶障害

5: WCST―――遂行機能障害

  • 答え:5
  • 解説:この問題では、評価法とそれが対応する障害の組み合わせを正しく選ぶ必要があります。正しい組み合わせは、ウィスコンシンカード分類検査(WCST)と遂行機能障害です。
  • BADS(Behavioral Assessment of the Dysexecutive Syndrome)は遂行機能障害を評価するための検査であり、気分障害とは関連がありません。
  • MMPI(Minnesota Multiphasic Personality Inventory)は、人格特性や精神症状を評価するための検査であり、注意障害とは直接関連がありません。
  • POMS(Profile of Mood States)は、現在の気分状態を評価するための検査であり、視知覚障害とは関連がありません。
  • SPTA(Serial Position Test of Attention)は存在しない評価法であり、記憶障害とは関連がありません。記憶障害を評価するための検査としては、WMS(Wechsler Memory Scale)があります。
  • WCST(ウィスコンシンカード分類検査)は、概念形成、セットの転換障害、反応の柔軟性を調べる遂行機能検査であり、遂行機能障害と関連があります。このため、選択肢5が正しい組み合わせです。
  • 科目:作業療法評価学
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第53回午前:第29問

記憶障害の評価法はどれか。  

1: BADS<Behavioural Assessment of the Dysexecutive Syndrome>

2: BIT<Behavioral Inattention Test>

3: CAT<Clinical Assessment for Attention>

4: RBMT<Rivermead Behavioural Memory Test>

5: WCST<Wisconsin Card Sorting Test>

第44回午前:第77問

正しい組合せはどれか。2つ選べ。  

1: BPRS − 陰性症状尺度

2: GATB − 精神作業検査

3: WAIS − 知能検査

4: POMS − 気分尺度

5: LASMI − 性格検査

第52回午前:第29問

注意機能の評価はどれか。  

1: SCT

2: MMPI

3: バウムテスト

4: TMT〈trail making test〉

5: Kohs立方体組合せテスト

第55回午後:第81問

心理検査と評価内容の組合せとして適切なのはどれか。  

1: SCT ―――――――――――――認知機能

2: WCST―――――――――――――自我状態

3: P-Fスタディ ―――――――――認知症介護負担度

4: Rorschachテスト ―――――――自己効力感

5: 内田・クレペリン精神テスト――性格・行動面の特徴

第56回午前:第27問

高次脳機能障害の評価として用いられる神経心理学的検査において、動作性検査(絵画完成、符号、積木模様、行列推理、絵画配列、記号探し、組み合わせ)と言語性検査(単語、類似、算数、数唱、知識、理解、語音整列)の14項目で構成される検査はどれか。  

1: BADS

2: MMSE

3: SLTA

4: WMS-III

5: WAIS-III

  • 答え:5
  • 解説:この問題では、高次脳機能障害の評価として用いられる神経心理学的検査の中で、動作性検査と言語性検査の14項目で構成される検査を求めています。正解はWechsler Adult Intelligence Scale-Third Edition(WAIS-III)です。
  • BADS(Behavioural Assessment of the Dysexecutive Syndrome)は遂行機能障害を評価する方法であり、問題解決能力に関する6種類の下位検査と1つの質問を用いて検査します。この検査は動作性検査と言語性検査の14項目で構成されていないため、正解ではありません。
  • MMSE(Mini-Mental State Examination)は、見当識・記憶・計算・言語能力・図形能力などを30点満点で評価する検査です。動作性検査と言語性検査の14項目で構成されていないため、正解ではありません。
  • SLTA(Standard Language Test of Aphasia)は失語症の検査で、下位検査は26項目で構成されており、聴く・話す・読む・書く・計算について評価できます。動作性検査と言語性検査の14項目で構成されていないため、正解ではありません。
  • WMS-III(Wechsler Memory Scale-Third Edition)は、記憶の包括的検査で、13の下位検査があり、言語性記憶、視覚性記憶、総合、注意・集中力、遅延再生の指標を評価できます。動作性検査と言語性検査の14項目で構成されていないため、正解ではありません。
  • WAIS-III(Wechsler Adult Intelligence Scale-Third Edition)は、言語性IQ(単語、類似、算数、数唱、知識、理解、語音整列)と動作性IQ(絵画完成、符号、積木模様、行列推理、絵画配列、記号探し、組み合わせ)の14項目で構成される検査です。言語理解、知覚統合、作動記憶、処理速度などを評価できるため、正解はWAIS-IIIです。
  • 科目:作業療法評価学
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第36回午前:第78問

検査・測定で誤っている組合せはどれか。  

1: モダプツテスト-職業適性評価

2: ソシオメトリーテスト-自己評価尺度

3: 内田・クレペリンテスト-作業能力評価

4: PGCモラールスケール-生きがい尺度

5: ミニメンタルステート検査(MMSE)-認知症症状評価

第56回午後:第26問

検査と評価項目の組合せで正しいのはどれか。  

1: GMFM ── 日常生活活動

2: WISC-IV ── ワーキングメモリー

3: S-M社会生活能力検査 ── 心理的発達

4: フロスティグ視知覚検査 ── 巧緻運動

5: 遠城寺式乳幼児分析的発達検査 ── 粗大運動

  • 答え:2
  • 解説:この問題では、検査と評価項目の組み合わせが正しいものを選ぶ必要があります。正しい組み合わせは、WISC-IVとワーキングメモリーです。
  • GMFM(Gross Motor Function Measure)は、主に脳性まひの子どもの運動機能を評価するための検査であり、日常生活活動ではありません。
  • WISC-IV(Wechsler Intelligence Scale for Children-Fourth Edition)は、5歳から16歳11ヵ月の子どもを対象とした児童用知能検査で、ワーキングメモリー指標(WMI)を含むため、正しい組み合わせです。
  • S-M社会生活能力検査は、対象児の日頃の様子から社会生活能力の発達を捉える検査であり、心理的発達ではありません。
  • フロスティグ視知覚検査は、子どもの視知覚上の問題点を発見し、適切な訓練を行うための検査であり、巧緻運動ではありません。
  • 遠城寺式乳幼児分析的発達検査は、乳幼児発達の傾向を全般的に調べるもので、運動・社会性・言語の3分野から質問項目が構成されていますが、粗大運動ではありません。
  • 科目:作業療法評価学
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第54回午後:第29問

作業遂行要因の評価法の説明で正しいのはどれか。  

1: 意志質問紙は満足度を評価する。

2: AMPSは運動技能と処理技能を評価する。

3: 興味チェックリストは作業の到達度を評価する。

4: 役割チェックリストは役割の認識と数を評価する。

5: COPMは作業の遂行度、重要度、認識度を評価する。

第55回午前:第23問

作業遂行の評価の説明で正しいのはどれか。  

1: 意志質問紙は生活満足度を評価する。

2: AMPSは患者への質問紙により評価する。

3: 興味チェックリストは作業の満足度を評価する。

4: COPMは作業の運動技能と処理技能を評価する。

5: 役割チェックリストは役割の知覚と価値を評価する。

  • 答え:5
  • 解説:この問題では、作業遂行の評価に関する説明の正しさを問うています。正しい選択肢は5で、役割チェックリストは役割の知覚と価値を評価するものです。
  • 意志質問紙は、個人の意志や動機を評価するものであり、生活満足度を直接評価するものではありません。
  • AMPS(Assessment of Motor and Process Skills)は、作業遂行能力を評価するための観察ベースの評価であり、患者への質問紙によって評価するものではありません。
  • 興味チェックリストは、個人の興味や好みを評価するものであり、作業の満足度を直接評価するものではありません。
  • COPM(Canadian Occupational Performance Measure)は、対象者中心の作業療法を実践するための評価尺度で、作業の重要度、遂行度、満足度を評価するものですが、作業の運動技能と処理技能を直接評価するものではありません。
  • 役割チェックリストは、学生や勤労者、ボランティアなど10の役割について、対象者が過去に各々の役割を担っていたか、現在担っているか、将来に担いたいか、という役割知覚とその価値を評価するもので、作業遂行の評価に関する説明として正しいです。
  • 科目:作業療法評価学
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第56回午後:第36問

評価とその内容の組合せで正しいのはどれか。  

1: COPM ── 作業の運動技能

2: SF-36 ── 介護負担

3: 意志質問紙 ── 生活満足度

4: GBSスケール ── 認知症の症状

5: 興味チェックリスト ── 作業の遂行度

  • 答え:4
  • 解説:この問題では、評価とその内容の組み合わせが正しいものを選ぶ必要があります。正しい組み合わせは、GBSスケールと認知症の症状です。
  • COPMはカナダ作業遂行測定で、ADLスキルの中で本人や家族が重要と位置づける作業課題に対する遂行度と満足度を評価する尺度です。作業の運動技能ではありません。
  • SF-36は自己報告式の健康状態調査票で、世界で最も広く使われています。介護負担ではなく、健康状態を評価するための尺度です。
  • 意志質問紙は、人間作業モデルにおけるクライエントの意志を観察により評価する評価法です。生活満足度ではなく、意志を評価するための尺度です。
  • GBSスケールは、認知症の症状や行動を評価する尺度です。この選択肢は正しい組み合わせです。
  • 興味チェックリストは、高齢者用に作成された質問紙で、本人が重視する生活行為を聞き取る際の補助手段として用いられています。作業の遂行度ではなく、興味や関心を評価するための尺度です。
  • 科目:作業療法評価学
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第46回午前:第40問

認知症の知的・認知機能評価で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: BPRS(Brief Psychiatric Rating Scale)

2: MMSE(Mini-Mental State Examination)

3: HDS-R(改訂長谷川式知能評価スケール)

4: HRS(Hamilton Rating Scale for Depression)

5: MMPI(Minnesota Multiphasic Personality Inventory)

第49回午後:第24問

高次脳機能障害の評価の組合せで正しいのはどれか。  

1: MMSE ― 失行症

2: RBMT ― 注意障害

3: SPTA ― 遂行機能障害

4: TMT-A ― 記憶障害

5: VPTA ― 視知覚障害

第45回午後:第49問

精神障害者の社会機能を検査する評価法で正しいのはどれか。  

1: 1. BPRS

2: 2. GATB

3: 3. LASMI

4: 4. MMPI

5: 5. WAIS-Ⅲ

第41回午前:第45問

適切でない組合せはどれか。  

1: Barthel index-日常生活活動

2: Fugl-Meyer scale-意識障害

3: BIT(Behavioral Inattention Test)-半側空間無視

4: STEF-上肢機能

5: WAIS-R-知能

第54回午後:第41問

高次脳機能障害と検査の組合せで正しいのはどれか。  

1: 失語 ― かな拾いテスト

2: 注意障害 ― TMT

3: 記憶障害 ― Kohs立方体組み合わせ検査

4: 遂行機能障害 ― BIT

5: 半側空間無視 ― BADS

第56回午前:第40問

ワーキング・メモリを測定する検査が含まれているのはどれか。  

1: BACS〈The Brief Assessment of Cognition in Schizophrenia〉

2: LASMI〈Life Assessment Scale for the Mentally Ill〉

3: SCSQ〈Social Cognition Screening Questionnaire〉

4: SMSF〈Inventory Scale for Mood and Sense of Fatigue〉

5: WHO-DAS 2.0〈WHO disability assessment schedule 2.0〉

  • 答え:1
  • 解説:ワーキング・メモリを測定する検査が含まれているのはBACS(The Brief Assessment of Cognition in Schizophrenia)であり、言語性記憶と学習、ワーキングメモリー、運動機能、注意と情報処理速度、言語流暢性、遂行機能の項目で構成される。
  • BACSは、言語性記憶と学習、ワーキングメモリー、運動機能、注意と情報処理速度、言語流暢性、遂行機能の項目で構成され、ワーキング・メモリを測定する検査が含まれているため正しい選択肢です。
  • LASMI(Life Assessment Scale for the Mentally Ill)は、統合失調症患者に対して実施され、日常生活、対人関係、労働または課題遂行能力、持続性・安定性、自己認識について評価できるが、ワーキング・メモリを測定する検査は含まれていないため間違いです。
  • SCSQ(Social Cognition Screening Questionnaire)は、心の状態推論質問紙であり、場の雰囲気や他人の気持ちを読むのに必要な機能を測定する検査ですが、ワーキング・メモリを測定する検査は含まれていないため間違いです。
  • SMSF(Inventory Scale for Mood and Sense of Fatigue)は、気分と疲労のチェックリストであり、統合失調症の気分と疲労感に関して、13項目からなる自記式尺度で、主観的体験を評価できるが、ワーキング・メモリを測定する検査は含まれていないため間違いです。
  • WHO-DAS 2.0(WHO disability assessment schedule 2.0)は、様々な文化を超え、健康および障害を評価するために標準化された評価法ですが、ワーキング・メモリを測定する検査は含まれていないため間違いです。
  • 科目:作業療法評価学
  • 重要度:プレミアム特典
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第53回午後:第26問

評価法の説明で正しいのはどれか。  

1: SF-36はコーピングスキルを評価する。

2: COPMは作業遂行の主観的経験を評価する。

3: 興味チェックリストは興味の満足感を評価する。

4: 意志質問紙は精神的ストレスの程度を評価する。

5: 老研式活動能力指標は高齢者の運動能力評価を目的とする。

  • 答え:2
  • 解説:この問題では、評価法の説明の中で正しいものを選ぶ必要があります。正しい選択肢は、COPM(Canadian Occupational Performance Measure)であり、作業遂行の主観的経験を評価するものです。
  • SF-36は、健康関連の生活の質を評価するためのアンケートであり、コーピングスキルを評価するものではありません。
  • COPMは作業遂行の主観的経験を評価するもので、正しい選択肢です。これは、個人の日常生活の中での職業遂行に関する問題を特定し、その重要性を評価するためのアンケートです。
  • 興味チェックリストは、個人の興味や趣味を調査するためのツールであり、興味の満足感を評価するものではありません。
  • 意志質問紙は、意志力や自己制御力を評価するためのアンケートであり、精神的ストレスの程度を評価するものではありません。
  • 老研式活動能力指標は、高齢者の自立度を評価するためのアンケートであり、運動能力評価を目的としたものではありません。手段的自立、知的能動性、社会的役割について、13項目を「はい(1点)」、「いいえ(0点)」の13点満点で回答させ、自立度を評価します。
  • 科目:作業療法評価学
  • 重要度:プレミアム特典
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第43回午前:第100問

精神障害者の地域生活移行支援に用いるアセスメントで適切なのはどれか。2つ選べ。  

1: POMS(Profile of Mood States)

2: LASMI(Life Assessment Scale for the Mentally Ill)

3: BPRS(Brief Psychiatric Rating Scale)

4: PANSS(Positive and Negative Syndrome Scale)

5: 精神障害者ケアアセスメント

第40回午後:第60問

適切でない組合せはどれか。  

1: 鈴木・ビネー式検査-知能検査

2: Y-G検査-人格検査

3: 内田・クレペリンテスト-精神作業力検査

4: ミニメンタルステート検査(MMSE)-痴呆スクリーニング検査

5: CMI(Cornell medical index)-発達検査