脳梗塞の原因で誤っているのはどれか。
1: 心房細動
2: もやもや病
3: 心臓弁膜症
4: Buerger(バージャー)病
5: 頸動脈粥状硬化
脳血管障害の機能予後に関係しない因子はどれか。
1: 発症時の年齢
2: 高血圧症の有無
3: 病巣の部位
4: 病巣の大きさ
5: 脳循環障害の程度
脳血管障害で誤っているのはどれか。
1: 危険因子として高血圧がある。
2: 脳出血の原因として動脈壁の線維素性壊死が関与する。
3: 若年層の脳出血は動静脈奇形が原因となる。
4: 脳血栓の原因として心弁膜症がある。
5: 脳動脈瘤は脳底部に好発する。
自律神経症状を主症状とする疾患はどれか。
1: 重症筋無力症
2: 多発性硬化症
3: アルツハイマー型痴呆
4: パーキンソン病
5: シャイ・ドレイガー症候群
60歳の男性。仕事中に意識障害を発症したため、救急車で搬入された。緊急手術を行い順調に経過していたが、術後7日目に突然右片麻痺が出現した。入院時の頭部CTを示す。麻痺の原因として最も考えられるのはどれか。
1: 正常圧水頭症
2: 血管攣縮
3: 脳内出血
4: 脳挫傷
5: 脳膿瘍
発症初期から易転倒性がみられるのはどれか。
1: Charcot-Marie-Tooth病
2: 筋萎縮性側索硬化症
3: 進行性核上性麻痺
4: 脊髄小脳変性症
5: Parkinson病
病名と症状の組合せで正しいのはどれか。
1: 前頭側頭型認知症 ― 脱抑制
2: 進行性核上性麻痺 ― 取り繕い
3: 皮質基底核変性症 ― 認知の変動
4: Lewy小体型認知症 ― 肢節運動失行
5: Alzheimer型認知症 ― 垂直性眼球運動障害
頸髄損傷の急性期合併症として誤っているのはどれか。
1: 排尿障害
2: 麻痺性イレウス
3: 胃潰瘍
4: 異所性骨化
5: 起立性低血圧
疾患と病変の組合せで正しいのはどれか。
1: Lewy小体型認知症――――白質の病変
2: Alzheimer型認知症――――アミロイドの沈着
3: 血管性認知症―――――――黒質の神経細胞脱落
4: 大脳皮質基底核変性症―――運動ニューロン病変
5: 前頭側頭型認知症―――――大脳皮質の腫大神経細胞
診断においてMRI拡散強調像が最も有用なのはどれか。
1: 頭蓋底骨折
2: 脳室内出血
3: 脳梗塞急性期
4: 脳出血急性期
5: くも膜下出血急性期
60歳の男性。右利き。歩行困難のため搬送された。発症7日目の頭部MRIと頭部MRAを示す。閉塞している動脈はどれか。
1: 右前大脳動脈
2: 右中大脳動脈
3: 右内頸動脈
4: 右椎骨動脈
5: 脳底動脈
疾患と病変の組合せで正しいのはどれか。
1: Lewy小体型認知症 − 白質の病変
2: Alzheimer型認知症 − 大脳皮質の老人斑
3: 血管性認知症 − 黒質の神経細胞脱落
4: 大脳皮質基底核変性症 − 運動ニューロン病変
5: 前頭側頭型認知症 − 大脳皮質の腫大神経細胞
58歳の男性。脳腫瘍と診断された。頭部MRIを示す。最も考えられる症状はどれか。
1: 体幹失調
2: 視野障害
3: 注意障害
4: 感覚性失語
5: 左半側空間無視
急性心筋梗塞の発症後の血液検査所見でないのはどれか。
1: 白血球数増加
2: トロポニンⅠ上昇
3: クレアチニン上昇
4: 乳酸脱水素酵素(LD)上昇
5: クレアチンキナーゼ(CK)上昇
糖尿病に合併しやすい疾患で誤っているのはどれか。
1: 閉塞性動脈硬化症
2: 脳血管障害
3: 虚血性心疾患
4: 白内障
5: 急性膵炎
脳出血発症2週時点の合併症で頻度が低いのはどれか。
1: 誤嚥性肺炎
2: けいれん
3: 肩手症候群
4: 深部静脈血栓症
5: せん妄
糖尿病に合併しやすい疾患として誤っているのはどれか。
1: 白内障
2: 尿路結石
3: 脳血管障害
4: 虚血性心疾患
5: 閉塞性動脈硬化症
脳卒中患者で大脳皮質の病変と比べて視床の病変でみられやすい症状はどれか。
1: 視野狭窄
2: 病態失認
3: 運動失調
4: 弛緩性片麻痺
5: 空間認知の低下
脳血栓と比較して脳出血に特徴的なのはどれか。
1: 活動時に発症しやすい。
2: 症状の進行が緩徐である。
3: 高齢者に多い。
4: TIAを前駆症候とする。
5: 意識障害は軽いことが多い。
脊髄小脳変性症に比べて多発性硬化症に特徴的なのはどれか。
1: 痙縮
2: 運動失調
3: 嚥下障害
4: 構音障害
5: 有痛性けいれん