感染性心内膜炎が原因で生じやすいのはどれか。
1: 脳塞栓症
2: 心囊液貯留
3: 下肢静脈血栓
4: 僧帽弁狭窄症
5: 循環血漿量減少性ショック
介護保険法における特定疾病はどれか。
1: 筋強直性ジストロフィー
2: 脊髄小脳変性症
3: Huntington病
4: 多発性硬化症
5: 脳性麻痺
脳塞栓の直接的な原因となるのはどれか。
1: 低血圧
2: 低色素性貧血
3: 狭心症
4: 心室性期外収縮
5: 心弁膜症
脳血管障害のCT異常所見で誤っているのはどれか。 ア.一過性脳虚血発作-低吸収域イ.脳梗塞(急性期)-高吸収域ウ.脳梗塞(慢性期)-低吸収域エ.くも膜下出血(急性期)-高吸収域オ.脳出血(急性期)-高吸収域
1: ア、イ
2: ア、オ
3: イ、ウ
4: ウ、エ
5: エ、オ
アルツハイマー病に関して正しいのはどれか。
1: 老年期の痴呆の80%を占める。
2: 発症に男女差はない。
3: 症状は階段状に悪化する。
4: 記憶障害が初期からみられる。
5: CTで大脳白質の低吸収域病巣が散在する。
脳卒中後の肩手症候群について正しいのはどれか。
1: 体温上昇を伴う。
2: 脳卒中発症直後から生じる。
3: 重度の片麻痺で多くみられる。
4: 患側手背に限局した疼痛を認める。
5: 早期には上肢全体に高度な浮腫を認める。
65歳の男性。右利き。突然の意識障害で搬送された。くも膜下出血の診断で、破裂脳動脈瘤のクリッピング手術を施行された。発症後3か月の頭部CTを示す。この患者に出現しやすい症状はどれか。
1: 上着の左右を間違えて袖を通す。
2: ジェスチャーの模倣ができない。
3: 移動する時に左側の人や物にぶつかりやすい。
4: 知っている人なのに声を聞かないとわからない。
5: 担当理学療法士に毎日初対面のように挨拶する。
28歳の男性。交通事故による頭部外傷のため入院した。作業療法が開始され、4か月が経過した。四肢に運動麻痺や感覚障害を認めず、歩行は自立している。日中はボーッとして過ごすことが多いが、促されると日課を行う。今日の日付を聞くと、カレンダーを見てようやく答えることができる。病棟と作業療法室の行き来では、今いる場所や行き先が分からなくなるので見守りが必要である。現時点の頭部CTを示す。この患者の状態を評価するのに適切でないのはどれか。
1: TMT
2: MMSE
3: WCST
4: 線分抹消検査
5: 線分2等分検査
脳血管障害について誤っているのはどれか。
1: 高血圧と動脈硬化とが危険因子として重要である。
2: 脳出血の原因として動脈壁の線維素性壊死が関与する。
3: 若年者の脳出血では動静脈奇形などによる。
4: 脳血栓の原因として心弁膜症が重要である。
5: 脳動脈瘤は脳底部に好発する。
病変部位で誤っている組合せはどれか。
1: 筋萎縮性側索硬化症-脊髄前角
2: 急性灰白髄炎(ポリオ)-脊髄後角
3: Parkinson病-中脳黒質
4: Hungtinton病-線条体
5: Alzheimer病-大脳皮質