第50回午後第21問の類似問題

第57回午後:第40問

関節と生じやすい脱臼の組合せで正しいのはどれか。  

1: 胸鎖関節——後方脱臼

2: 肩関節———後方脱臼

3: 肘関節———後方脱臼

4: 股関節———前方脱臼

5: 足関節———前方脱臼

第54回午後:第29問

下腿義足の静的アライメントにおいて、つま先の浮き上がりが観察され、膝折れを起こしそうな不安定感の訴えがあった。ソケットへの対応で適切なのはどれか。  

1: 外側へ移動させる。

2: 後方へ移動させる。

3: 内側へ移動させる。

4: 初期屈曲角度を減らす。

5: 初期内転角度を減らす。

第50回午後:第32問

膝前十字靱帯断裂の評価で適切な検査法はどれか。2つ選べ。  

1: 前方引き出しテスト

2: Barlowテスト

3: N-テスト

4: Ortolaniテスト

5: Patrickテスト

第56回午後:第83問

ASIAの評価法における脊髄の髄節とその感覚支配領域検査ポイントの組合せで正しいのはどれか。  

1: C5 ── 鎖骨上窩

2: T4 ── 乳 頭

3: T12 ── 臍

4: L3 ── 鼠径靱帯

5: S4 ── 膝 窩

  • 答え:2
  • 解説:ASIAの評価法では、脊髄の髄節とその感覚支配領域検査ポイントの組合せを知ることが重要です。正しい組合せを選ぶことで、脊髄損傷の程度や位置を評価することができます。
  • C5レベルは肘窩外側であり、鎖骨上窩はC3レベルであるため、この組合せは正しくありません。
  • T4レベルは乳頭(第4肋間)であるため、この組合せは正しいです。
  • T12レベルは鼠径靱帯の中点であり、臍はT10レベルであるため、この組合せは正しくありません。
  • L3レベルは大腿骨内側上窩であり、鼠径靱帯はT12レベルであるため、この組合せは正しくありません。
  • S4レベルは肛門周囲であり、膝窩はS2レベルであるため、この組合せは正しくありません。
  • 科目:神経・筋系の障害と臨床医学
  • 重要度:プレミアム特典
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第36回午前:第94問

ダニエルスらの徒手筋力テストにおいて段階2(Poor)の運動と測定肢位との組み合わせで誤っているのはどれか。  

1: 頸部伸展-背臥位

2: 体幹回旋-背臥位

3: 体幹伸展-腹臥位

4: 体幹屈曲-側臥位

5: 骨盤挙上-背臥位

第36回午前:第41問

前腕回内運動に対する徒手筋力テストの代償運動でないのはどれか。  

1: 肩関節の内旋

2: 肩関節の外転

3: 肘関節の屈曲

4: 体幹の側屈

5: 肩関節の水平屈曲

第45回午前:第26問

内反変形のある変形性膝関節症患者の歩行の特徴はどれか。2つ選べ。  

1: 立脚相:外側スラスト

2: 立脚相:立脚側への体幹傾斜

3: 立脚相:立脚肢の反張膝

4: 遊脚相:分回し

5: 遊脚相:遊脚側の骨盤下制

第48回午前:第30問

外傷と合併しやすい神経障害の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 肩関節前方脱臼 − 肩甲上神経麻痺

2: 上腕骨骨幹部骨折 − 橈骨神経麻痺

3: 橈骨遠位端骨折 − 尺骨神経麻痺

4: 股関節後方脱臼 − 坐骨神経麻痺

5: 脛骨骨折 − 脛骨神経麻痺

第38回午前:第74問

痙直型両麻痺児の理学療法において促通すべき運動・反射はどれか。2つ選べ。 ア.背臥位で股関節内転運動イ.座位で股関節内旋運動ウ.座位で骨盤前傾運動エ.立位で下肢相反運動オ.立位で陽性支持反射  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第38回午前:第31問

運動点で正しいのはどれか。 

38_0_31

1: 棘上筋

2: 上腕筋

3: 示指伸筋

4: 短橈側手根伸筋

5: 長母指外転筋

第45回午後:第73問

成人の静止立位で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 重心位置は第2腰椎のやや前方にある。

2: 小児よりも身長に対する重心位置が高い。

3: 頭部の重心線は環椎後頭関節の前を通る。

4: 重心線は膝関節軸の後方を通る。

5: 重心線は足関節軸の前方を通る。

第45回午前:第29問

橈骨遠位端骨折の作業療法で正しいのはどれか。  

1: 固定中は肩関節の自動運動を行う。

2: 手指の自動運動は固定除去後に開始する。

3: 骨癒合後早期にスポーツを訓練課題に取り入れる。

4: 浮腫がある場合は上肢を動かさないように指導する。

5: 固定除去後の手関節の自動運動は1日に1回1時間行う。

第53回午前:第19問

生後4か月の乳児。健診で股関節の異常を指摘された。来院時に右股関節の開排制限を認めたため、股関節のエックス線単純検査を行った。股関節の図を示す。臼蓋角はどれか。 

53_0_19

1: a

2: b

3: c

4: d

5: e

第44回午前:第86問

膝装具の種類と適応との組合せで正しいのはどれか。  

1: HRC膝装具 − 膝折れを防ぐ。

2: 膝蓋骨制動装具 − 外反動揺を防ぐ。

3: 支柱付膝サポーター − 下腿回旋を制限する。

4: スウェーデン式膝装具 − 反張膝を防ぐ。

5: デローテーション装具 − 外側スラストを防ぐ。

第54回午前:第2問

作業場面を示す。この作業分析で正しいのはどれか。 

54_0_2

1: 絵画と比べて自由度が高い。

2: いつでも作業を中断・再開できる。

3: 情緒反応として攻撃性が出現しやすい。

4: 主とした関節運動は手関節屈曲・伸展である。

5: 肩関節筋力増強を目的に作業を段階付けることができる。

第41回午前:第61問

脳卒中の平行棒内移動練習で誤っている組合せはどれか。  

1: 椅子からの立ち上がり - 平行棒を下方に押して立ち上がる。

2: 患側肢での体重支持 - 患側膝関節軽度屈曲位で体重を負荷する。

3: 左右肢の体重移動 - 最初は横方向、次に前後方向で行う。

4: 健側肢の振り出し - 患側股関節の伸展を意識させる。

5: 患側肢の振り出し - 健側で伸び上がり振り出す。

第56回午後:第27問

四肢の周径測定法として正しいのはどれか。  

1: 記録は1 cm単位とする。

2: メジャーは皮膚に密着させる。

3: 寒い時期は着衣の上から測定する。

4: 大腿周径の測定時には、膝関節を45°屈曲位とする。

5: 下腿周径の測定時には、下腿後面をベッドに密着させる。

第43回午前:第16問

側彎のエックス線写真(別冊No. 6)を別に示す。誤っているのはどれか。 

43_0_16

1: 頂椎は第9胸椎である。

2: 下位終椎は第1腰椎である。

3: Cobb角は115°である。

4: 頸椎に代償カーブを認める。

5: 胸椎に回旋変形を認める。

第54回午後:第31問

関節リウマチにみられる変形と部位の組合せで適切なのはどれか。  

1: スワンネック変形 ― 環軸椎関節

2: ムチランス変形 ― 脊柱

3: ボタン穴変形 ― 手の母指

4: 内反小指変形 ― 足部

5: Z変形 ― 足の母指

第47回午前:第34問

関節リウマチで起こりにくいのはどれか。  

1: 環軸関節亜脱臼

2: 肘関節の屈曲拘縮

3: 尺骨遠位の背側脱臼

4: 股関節の中心性脱臼

5: 膝関節の内反変形