第49回午前第24問の類似問題

第55回午前:第23問

作業遂行の評価の説明で正しいのはどれか。  

1: 意志質問紙は生活満足度を評価する。

2: AMPSは患者への質問紙により評価する。

3: 興味チェックリストは作業の満足度を評価する。

4: COPMは作業の運動技能と処理技能を評価する。

5: 役割チェックリストは役割の知覚と価値を評価する。

  • 答え:5
  • 解説:この問題では、作業遂行の評価に関する説明の正しさを問うています。正しい選択肢は5で、役割チェックリストは役割の知覚と価値を評価するものです。
  • 意志質問紙は、個人の意志や動機を評価するものであり、生活満足度を直接評価するものではありません。
  • AMPS(Assessment of Motor and Process Skills)は、作業遂行能力を評価するための観察ベースの評価であり、患者への質問紙によって評価するものではありません。
  • 興味チェックリストは、個人の興味や好みを評価するものであり、作業の満足度を直接評価するものではありません。
  • COPM(Canadian Occupational Performance Measure)は、対象者中心の作業療法を実践するための評価尺度で、作業の重要度、遂行度、満足度を評価するものですが、作業の運動技能と処理技能を直接評価するものではありません。
  • 役割チェックリストは、学生や勤労者、ボランティアなど10の役割について、対象者が過去に各々の役割を担っていたか、現在担っているか、将来に担いたいか、という役割知覚とその価値を評価するもので、作業遂行の評価に関する説明として正しいです。
  • 科目:作業療法評価学
  • 重要度:プレミアム特典
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第51回午前:第39問

ICFで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: すべての人に関する分類である。

2: 環境因子は障害の程度とは関係がない。

3: 生活機能の肯定的側面を表すことはできない。

4: 分類された構成要素には評価点を付与できる。

5: 個人因子は共通スケールを用いて量的に判定できる。

第54回午前:第39問

ICFで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: すべての人に関する分類である。

2: 環境因子は障害の程度とは関係がない。

3: 生活機能の肯定的側面を表すことはできない。

4: 分類された構成要素には評価点を付与できる。

5: 個人因子は共通スケールを用いて量的に判定できる。

  • 答え:1 ・4
  • 解説:ICF(国際生活機能分類)は、すべての人に関する分類であり、生活機能や障害の様々な構成要素を評価することができる。環境因子や個人因子も考慮されるが、個人因子は共通スケールで判定することは困難である。
  • 正しい。ICFはすべての人に関する分類であり、健康状態や障害の程度に関わらず、生活機能や障害の様々な構成要素を評価することができる。
  • 間違い。環境因子は、生活機能と障害の全ての構成要素に影響を及ぼす。環境因子は障害の程度と関係があり、その影響は個々の状況によって異なる。
  • 間違い。ICFでは、各構成要素は肯定的と否定的の両方の用語から表現が可能である。つまり、生活機能の肯定的側面も表すことができる。
  • 正しい。ICFでは、各構成要素はカテゴリーコードを選び、それに評価点をつけることによって記載される。これにより、生活機能や障害の様々な構成要素を評価することができる。
  • 間違い。個人因子は個人の人生や生活の特別な背景であり、健康状態や健康状況以外のその人の特徴からなるため、共通のスケールを用いて判定することは困難である。
  • 科目:基礎作業療法学・作業療法管理学
  • 重要度:プレミアム特典
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第52回午前:第33問

脳血管障害の評価として用いられる評価法について正しいのはどれか。  

1: mRSの評価項目に筋緊張がある。

2: SIASの評価項目に意識障害がある。

3: GCSの評価項目に関節可動域がある。

4: NIHSSの評価項目にバランスがある。

5: Fugl-Meyer Assessmentの評価項目に感覚機能がある。

第53回午後:第35問

がん患者の身体機能評価尺度はどれか。  

1: Barthel Index

2: FBS

3: FIM

4: KPS〈Karnofsky performance scale〉

5: mRS

第52回午後:第27問

評価法の説明で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: EuroQolは2つの項目で評価される。

2: PGCモラール・スケールは2件法である。

3: SF-36は健康関連QOLを測定する評価である。

4: 役割チェックリストは20の役割の有無と価値を評価する。

5: 老研式活動能力指標は手段的自立と知的能動性の2因子で構成されている。

第50回午後:第39問

評価基準の一部を図に示す。評価法はどれか。 

50_1_39

1: SMSF(inventory scale for mood and sense of fatigue)

2: 精神障害者ケアアセスメント(日本作業療法士協会版)

3: BACS-J(統合失調症認知機能簡易評価尺度日本語版)

4: Rehab(精神科リハビリテーション行動評価尺度)

5: LASMI(精神障害者社会生活評価尺度)

第38回午前:第42問

FIMで誤っているのはどれか。  

1: している状態を評価する。

2: 18項目からなる。

3: 各項目は7段階評価である。

4: 自立には修正自立と完全自立がある。

5: 認知項目には失語評価がある。

第36回午前:第75問

知的障害児の作業療法で適切でないのはどれか。  

1: 内発的に動機づける。

2: 暦年齢指標を目標にする。

3: 障害の特性を家族に説明する。

4: 遊びの種類を増やす。

5: 作業は細かく段階づける。

第47回午後:第26問

ADL評価の説明として正しいのはどれか。  

1: FIMの項目で3点は中等度介助である。

2: Wee FIMの項目で10点は完全自立である。

3: Barthel Indexで合計50点はセルフケア要監視水準である。

4: 障害老人の日常生活自立度判定基準で、ランクAは自立である。

5: 認知症老人の日常生活自立度判定基準で、ランクⅠは全介助である。

第42回午前:第95問

知的障害児の作業療法で適切でないのはどれか。  

1: 興味を持つ作業から導入する。

2: 作業工程の少ないものを選ぶ。

3: 歴年齢指標を目標にする。

4: 取り組める遊びを増やす。

5: 日常生活動作の獲得を目指す。

第44回午前:第43問

ADL評価について正しいのはどれか。  

1: Barthel indexで50点ならセルフケアは要監視水準である。

2: FIMの項目で3点なら部分介助である。

3: Wee FIMの項目で10点なら完全自立である。

4: 痴呆性老人の日常生活自立度判定基準ではランクIは全介助である。

5: 障害老人の日常生活自立度判定基準ではランクAが自立である。

第52回午前:第39問

ICFの構成要素である活動と参加に関する説明で適切なのはどれか。  

1: 情動機能は、活動と参加に含まれる。

2: 実行状況と能力の2つの評価点によって評価する。

3: 活動とは生活・人生場面への関わりのことである。

4: 活動と参加は、それぞれ独立したリストとして示される。

5: 活動制限は、本人の主観的な困難を基準として評価する。

第45回午後:第49問

精神障害者の社会機能を検査する評価法で正しいのはどれか。  

1: 1. BPRS

2: 2. GATB

3: 3. LASMI

4: 4. MMPI

5: 5. WAIS-Ⅲ

第35回午前:第43問

日常生活活動の評価として誤っているのはどれか。  

1: Barthel indexの原法は5点刻みの100点満点である。

2: Barthel indexは排尿コントロールの項目を含む。

3: FIMは運動領域と認知領域とからなる。

4: FIMの各項目は5段階で評価される。

5: FIMは介護負担度の指標になる。

第57回午後:第29問

PEDIで正しいのはどれか。  

1: 二分脊椎は対象にならない。

2: 出生直後から使用可能である。

3: 補装具の使用頻度を評価できる。

4: WeeFIMより評価項目が少ない。

5: 機能的スキルは0~3の4段階で評価する。

第57回午前:第86問

FIMについて正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 見当識を評価する。

2: 社会的交流を評価する。

3: 見守りが必要な場合は4点と判定する。

4: 更衣は上半身と下半身を分けて評価する。

5: 杖を使用して歩行が自立すれば完全自立と判定する。

  • 答え:2 ・4
  • 解説:FIM(Functional Independence Measure)は、日常生活動作の介助量を測定することができる評価ツールで、運動および認知項目の計18項目で各項目を1~7点で評価する。
  • FIMでは見当識を評価しないため、選択肢1は誤りです。見当識はHDS-RやMMSEなどの認知症スクリーニング検査で評価されます。
  • FIMでは社会的交流を評価するため、選択肢2は正解です。社会的認知の項目で社会的交流、問題解決、記憶を評価します。
  • FIMでは見守りが必要な場合は5点(監視・準備)と判定するため、選択肢3は誤りです。4点(最小介助)は、手で触れる以上の介助は必要ない時に判定されます。
  • FIMでは更衣は上半身と下半身を分けて評価するため、選択肢4は正解です。更衣はセルフケアの項目であり、他に食事、整容、清拭、トイレ動作があります。
  • FIMでは杖を使用した歩行は、補助具を使用しているため修正自立となり、選択肢5は誤りです。完全自立は、補助具また介助がない状態であることを意味します。
  • 科目:リハビリテーション医学
  • 重要度:プレミアム特典
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第40回午後:第60問

適切でない組合せはどれか。  

1: 鈴木・ビネー式検査-知能検査

2: Y-G検査-人格検査

3: 内田・クレペリンテスト-精神作業力検査

4: ミニメンタルステート検査(MMSE)-痴呆スクリーニング検査

5: CMI(Cornell medical index)-発達検査

第37回午前:第53問

FIMについて誤っているのはどれか。  

1: 能力低下の評価法である。

2: 間隔尺度である。

3: コミュニケーションも評価の対象となる。

4: 7段階で評価を行う。

5: 介助者なしで自立している場合はレベル6以上である。

第46回午後:第50問

評価者と対象者との関わりの期間が1か月以上必要とされる評価法はどれか。  

1: カナダ作業遂行測定(COPM)

2: 機能の全体的評定尺度(GAF)

3: 作業に関する自己評価(OSA)

4: 精神障害者社会生活評価尺度(LASMI)

5: 精神障害者ケアアセスメント(日本作業療法士協会版)