作業遂行要因の評価法の説明で正しいのはどれか。
1: 意志質問紙は満足度を評価する。
2: AMPSは運動技能と処理技能を評価する。
3: 興味チェックリストは作業の到達度を評価する。
4: 役割チェックリストは役割の認識と数を評価する。
5: COPMは作業の遂行度、重要度、認識度を評価する。
評価とその内容の組合せで正しいのはどれか。
1: COPM ── 作業の運動技能
2: SF-36 ── 介護負担
3: 意志質問紙 ── 生活満足度
4: GBSスケール ── 認知症の症状
5: 興味チェックリスト ── 作業の遂行度
評価法の説明で正しいのはどれか。
1: SF-36はコーピングスキルを評価する。
2: COPMは作業遂行の主観的経験を評価する。
3: 興味チェックリストは興味の満足感を評価する。
4: 意志質問紙は精神的ストレスの程度を評価する。
5: 老研式活動能力指標は高齢者の運動能力評価を目的とする。
作業療法の評価で正しいのはどれか。
1: MTDLPは質問紙による評価である。
2: COPMはセラピストの意見を中心に評価する。
3: 人間作業モデルを構成するのは運動面と精神面である。
4: クライアント中心の実践は、評価結果を本人に提示しない。
5: 作業遂行は人―環境―作業の相互作用の結果として生じる。
人間作業モデルについて正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 人の習慣を評価する。
2: 認知症の人には用いない。
3: 作業に対する有能感を評価する。
4: 作業の満足度を10段階で評価する。
5: 運動技能とプロセス技能で構成されている。
訪問作業療法で対象者と何に取り組むかを決定するためにカナダ作業遂行測定(COPM)を用いることとした。正しいのはどれか。
1: 対象者の能力向上に効果的な作業を作業療法士が選択する。
2: 作業の遂行度は過去1週間に何回実施したかで評価する。
3: 障害の状態から実施すべき作業の重要度を評価する。
4: 実際の作業遂行状況を家族から聴取する。
5: 作業に関する満足度を10段階で聞く。
図に示す評価法はどれか。
1: 運動とプロセス技能評価(AMPS)
2: 機能の全体的評定尺度(GAF)
3: 精神障害者社会生活評価尺度(LASMI)
4: 精神科リハビリテーション行動評価尺度(Rehab)
5: 精神障害者ケアアセスメント(日本作業療法士協会版)
作業分析の観察による評価について最も適切なのはどれか。
1: 観察者の主観により行う。
2: 観察者の経験に左右される。
3: 事前に認知機能評価を行う。
4: 職業関連活動は模擬動作で評価する。
5: 患者の病気に対する認識が評価できる。
評価者と対象者との関わりの期間が1か月以上必要とされる評価法はどれか。
1: カナダ作業遂行測定(COPM)
2: 機能の全体的評定尺度(GAF)
3: 作業に関する自己評価(OSA)
4: 精神障害者社会生活評価尺度(LASMI)
5: 精神障害者ケアアセスメント(日本作業療法士協会版)
評価と目的との組合せで正しいのはどれか。
1: BADS(Behavioral Assessment of Dysexecutive Syndrome)-作業への興味
2: POMS(Profile of Mood States)-作業の耐久性
3: TMT(Trail Making Test)-作業の注意集中力
4: WCST(Wisconsin Card Sorting Test)-作業への関心
5: WAIS-R-作業への不安
検査と評価項目の組合せで正しいのはどれか。
1: GMFM ── 日常生活活動
2: WISC-IV ── ワーキングメモリー
3: S-M社会生活能力検査 ── 心理的発達
4: フロスティグ視知覚検査 ── 巧緻運動
5: 遠城寺式乳幼児分析的発達検査 ── 粗大運動
評価法の説明で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: EuroQolは2つの項目で評価される。
2: PGCモラール・スケールは2件法である。
3: SF-36は健康関連QOLを測定する評価である。
4: 役割チェックリストは20の役割の有無と価値を評価する。
5: 老研式活動能力指標は手段的自立と知的能動性の2因子で構成されている。
職場の作業に近い13種類の課題から構成される職業評価はどれか。
1: 内田クレペリン精神検査
2: GATB
3: 障害者用就職レディネス・チェックリスト
4: マイクロタワー法
5: MODAPTS
職業関連活動の評価で正しい組合せはどれか。
1: 場面設定法-作業能力
2: FQテスト-職務内容
3: MODAPTS-学習能力
4: マイクロタワー-職場環境
5: クレペリンテスト-対人関係技能
人間作業モデルについて誤っているのはどれか。
1: 役割の変化を評価する。
2: 作業の興味を評価する。
3: 作業の重要度を10段階で評価する。
4: 人が作業に適応できるように介入する。
5: 人を意志、習慣化および遂行能力の相互作用でとらえる。
評価基準の一部を表に示す。表に示した精神障害者対象の評価尺度はどれか。
1: GAF(機能の全体的評定尺度)
2: COPM(カナダ作業遂行測定)
3: LASMI(精神障害者社会生活評価尺度)
4: Rehab(精神科リハビリテーション行動評価尺度)
5: SF-36(the MOS 36-item short-form health survey)
精神科作業療法の評価で適切でないのはどれか。
1: 関与しながらの観察を行う。
2: 非言語的表現も重視する。
3: 標準化された検査から始める。
4: 他部門の情報を考慮する。
5: 処方目的を考慮する。
小児を対象とした評価法とその説明の組合せで正しいのはどれか。
1: GMFM ― 学習障害を評価する。
2: K-ABC ― 日常活動の自立度を測定する。
3: PEDI ― 機能的スキルを評価する。
4: WeeFIM ― 生命維持機能を評価する。
5: WISC-Ⅲ ― 粗大運動能力を測定する。
生活行為向上マネジメントで正しいのはどれか。
1: アメリカで開発された評価法である。
2: 作業療法士の臨床思考過程を分析して開発された。
3: 心身機能の回復に関するプログラムは含まれない。
4: 作業療法士が重要と判断した作業に焦点を当てアセスメントする。
5: アセスメント項目に心身機能・身体構造に関する予後予測は含まれない。
うつ病患者の作業療法で適切な作業活動はどれか。
1: 中断が容易なもの
2: 疲労感を自覚しにくいもの
3: 他者との優劣が分かりやすいもの
4: 複雑で完成すると達成感が得られるもの
5: 病前に到達していた水準と現在を比較できるもの