第47回午後第43問の類似問題

第41回午後:第100問

てんかんで正しいのはどれか。  

1: 部分発作は全般発作より治療によって抑制されやすい。

2: ミオクロニー発作は全般発作に分類される。

3: 単純部分発作は数秒間の意識減損を伴う。

4: 熱性けいれんの半数以上はてんかんに移行する。

5: てんかん患者の自動車運転は生涯禁止されている。

第57回午前:第96問

てんかん発作で意識障害を伴わないのはどれか。  

1: 間代発作

2: 強直発作

3: 欠神発作

4: Jackson発作

5: 非定型欠神発作

  • 答え:4
  • 解説:てんかん発作には様々なタイプがあり、意識障害を伴うものと伴わないものがある。この問題では、意識障害を伴わないてんかん発作を求めている。
  • 間代発作は意識障害を伴い、手足をガクガクと一定のリズムで痙攣が起きることが特徴であるため、正解ではない。
  • 強直発作は突然に意識障害が起き、呼吸が停止し、手足を強直することが特徴であるため、正解ではない。
  • 欠神発作は突然に意識障害が起きるが、痙攣などは確認できないため、正解ではない。
  • Jackson発作は単純部分発作であり、意識障害を伴わないため正解である。この発作は局所の痙攣から始まり、拡大して全身の痙攣に至ることがある。
  • 非定型欠神発作は意識障害とミオクロニー発作などの他の症状も見られるため、正解ではない。
  • 科目:精神障害と臨床医学
  • 重要度:プレミアム特典
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第52回午後:第99問

てんかんについて正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 単純部分発作は意識障害がみられる。

2: 欠神発作は過換気によって誘発される。

3: 特発性てんかんは脳の器質的病変が特定できる。

4: 複雑部分発作は側頭葉てんかんに多くみられる。

5: 全般発作は発作開始時にてんかん放電が大脳半球の片側にとどまっている。

第45回午前:第49問

作業療法中に瞬間的に全身がピクッとするようなけいれんが起こったが意識は保たれている。このてんかん発作はどれか。  

1: 脱力発作

2: 欠神発作

3: 複雑部分発作

4: Jackson型発作

5: ミオクロニー発作

第56回午後:第42問

解離性けいれん発作について正しいのはどれか。  

1: 誘因なく突然起こる。

2: 睡眠中には起こらない。

3: 発作持続時間は数分程度である。

4: 発作時に意識は完全に消失する。

5: 転倒による打撲傷が頻繁にみられる。

  • 答え:2
  • 解説:解離性けいれん発作は、外見上はてんかん発作に似ているが、発作症状や脳波検査でてんかん発作の特徴が見られない。主にストレス因子に関連して出現し、睡眠中には起こらない。
  • 選択肢1は誤り。解離性けいれん発作は、心因性の誘因があるとされており、必ずしも突然起こるわけではない。
  • 選択肢2は正しい。解離性けいれん発作は、睡眠中には起こらないとされている。
  • 選択肢3は誤り。解離性けいれん発作の持続時間は長く、1時間~数時間続くことがある。
  • 選択肢4は誤り。解離性けいれん発作では、意識障害は起こさない。
  • 選択肢5は誤り。解離性けいれん発作では、転倒が生じても意識障害がなく、受け身が取れるため、打撲傷の頻度は少ない。
  • 科目:その他の精神障害
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第40回午前:第96問

作業療法中に、瞬間的に全身がビクッとするようなけいれんが起こったが、意識は保たれていた。このてんかん発作はどれか。  

1: 脱力発作

2: 複雑部分発作

3: 欠神発作

4: ミオクロニー発作

5: 強直間代発作

第46回午後:第46問

てんかんの複雑部分発作の特徴で正しいのはどれか。  

1: 自動症がみられる。

2: 短い意識消失が突然生じる。

3: 強直間代けいれんが起こる。

4: 自律神経症状が10秒から数分続く。

5: けいれんが手から腕、足へと移動する。

第57回午前:第43問

てんかんについて正しいのはどれか。  

1: 不眠はてんかん発作を誘発しやすい。

2: 重症度の評価に知能テストが有効である。

3: てんかん発作時には意識障害が必発である。

4: West症候群の発症のピークは3~5歳である。

5: 特発性てんかんは明らかな脳器質性の原因が認められる。

  • 答え:1
  • 解説:てんかんは脳の神経細胞が過剰に興奮し、発作を引き起こす慢性的な病気で、全般発作と部分発作に分類される。睡眠不足やストレスなどが発作の引き金となることがある。
  • 不眠はてんかん発作を誘発しやすくなる要因の一つであり、正しい。睡眠不足やストレス、過労、飲酒、薬の飲み忘れなどが発作の引き金となることがある。
  • 重症度の評価に知能テストは有効ではない。てんかんは知能の高低に関わらず発症するため、知能テストをてんかん自体の評価に用いる意味はほとんどない。
  • てんかん発作時に必ず意識障害が起こるわけではない。単純部分発作という意識障害を伴わない発作も存在する。
  • West症候群は乳児期に発症する薬剤抵抗性のてんかんであり、3~5歳ではなく、通常は生後3~7ヶ月頃に発症する。
  • 特発性てんかんは明らかな脳器質性の原因が認められない。特発性の病気はその原因が不明なものである。
  • 科目:その他の身体障害
  • 重要度:プレミアム特典
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第36回午後:第76問

小児期に突然数秒間、意識の消失のみがみられる発作はどれか。  

1: 欠神発作

2: 強直間代発作

3: ジャクソン発作

4: ミオクロニー発作

5: 精神運動発作

第56回午前:第100問

てんかんについて正しいのはどれか。  

1: 女性に多い。

2: 単純部分発作は意識障害を伴わない。

3: 高齢になるとてんかんの発症率は低下する。

4: 熱性けいれんの半数以上はてんかんに移行する。

5: 症候性てんかんは特発性てんかんに比べ予後が良い。

  • 答え:2
  • 解説:てんかんは脳の神経細胞が過剰に興奮することで発生する病気であり、性別や年齢に関係なく発症する。単純部分発作は意識障害を伴わない。熱性けいれんはてんかんとは異なり、約5%がてんかんに移行する。症候性てんかんと特発性てんかんでは予後が異なる。
  • 選択肢1は間違いです。てんかんは性別に関係なく発症する病気であり、女性に多いとは言えません。
  • 選択肢2は正しいです。単純部分発作は、大脳皮質の一点にてんかん発作を起こす焦点があり、その支配領域に症状が出現する発作である。意識障害はみられないため、この選択肢が正解です。
  • 選択肢3は間違いです。てんかんは年齢に関係なく発症する病気であり、高齢になると発症率が低下するとは言えません。
  • 選択肢4は間違いです。熱性けいれんは、発熱を伴う発作であり、てんかんとは異なります。熱性けいれんの約5%がてんかんに移行するとされています。
  • 選択肢5は間違いです。症候性てんかんは原因が特定できるてんかんで、予後は不良なことが多いです。一方、特発性てんかんは原因が特定できないてんかんで、予後は良好であることが多いです。
  • 科目:精神障害と臨床医学
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第51回午後:第40問

てんかんについて正しいのはどれか。  

1: 単純部分発作では意識障害を伴う。

2: 複雑部分発作では自動症がみられる。

3: 高齢になるとてんかんの発症率は低下する。

4: 症候性てんかんは特発性てんかんに比べ予後が良い。

5: 認知症をきたす変性疾患がてんかんの原因となることはない。

第45回午後:第99問

てんかん発作にみられて、失神にみられないのはどれか。  

1: 意識消失

2: 脳波異常

3: 前駆症状

4: 低血圧

5: 健忘

第41回午後:第48問

誤っているのはどれか。  

1: 動機づけには内的動機づけと外的動機づけとがある。

2: 覚醒状態が高いほど巧緻動作のパフォーマンスが向上する。

3: 学習には結果の知識が必要である。

4: 運動学習の最終段階では自動化が起こる。

5: 学習の転移とは以前の学習が後の学習に影響を及ぼすことである。

第48回午後:第39問

認知行動療法において重視されるのはどれか。  

1: 無意識の葛藤

2: 全身の弛緩状態

3: あるがままの生活態度

4: 幼少期の養育者との関係

5: 認知が感情に与える影響

第35回午後:第73問

突然の意識障害とともに口をもぐもぐしたり、手で自分の衣類をまさぐる動作をする発作はどれか。  

1: 強直間代発作

2: 精神運動発作

3: 欠神発作

4: 点頭発作

5: 脱力発作

第50回午前:第81問

認知療法について正しいのはどれか。  

1: 認知の歪みに働きかける。

2: 認知機能の改善効果がある。

3: 幼少期のこころの問題を主な対象とする。

4: 自動思考は無意識であるため同定しない。

5: 悲観的な思考を楽観的な思考に置き換える。

第37回午後:第69問

意識は清明であるが、意志の発動性の低下によって一切の自発行動がなくなるうつ病の状態はどれか。  

1: 寡動

2: 昏迷

3: 健忘

4: 常同症

5: 失立失歩

第39回午前:第82問

てんかん患児が、作業中に動作が突然止まってぼんやりとしたが、数秒後には作業を再開した。考えられるのはどれか。  

1: 強直間代発作

2: ミオクロニー発作

3: 欠神発作

4: 複雑部分発作

5: 脱力発作

第46回午前:第99問

パニック発作に関して正しいのはどれか。  

1: 健忘を残す。

2: 予期不安がある。

3: 転換症状である。

4: 脳波で棘徐波を認める。

5: フラッシュバックを伴う。