第36回午後第43問の類似問題

第39回午前:第49問

正常歩行時の遊脚相全般に活動が著しい筋はどれか。  

1: 大殿筋

2: 大腿四頭筋

3: ハムストリングス

4: 前脛骨筋

5: 腓腹筋

第51回午後:第42問

大腿骨近位部骨折に対する人工骨頭置換術(後方アプローチ)後、全荷重が可能な状態での理学療法で適切でないのはどれか。  

1: 背臥位における膝伸展位での股関節外転運動

2: 腹臥位における他動的な股関節伸展運動

3: 座位における重錘を用いた大腿四頭筋の筋力増強

4: 低い椅子から股関節内旋位での立ち上がり練習

5: 歩行器を用いた屋外歩行練習

第54回午前:第28問

歩行周期で立脚相直前から活動し、踵接地時に大きな活動を示す下肢の筋はどれか。2つ選べ。  

1: 下腿三頭筋

2: 前脛骨筋

3: 大腿四頭筋

4: 長母指屈筋

5: 腸腰筋

第51回午前:第72問

足部縦アーチの保持に関与する筋・靱帯で正しいのはどれか。  

1: 虫様筋

2: 後脛骨筋

3: 前距腓靱帯

4: 短母指伸筋

5: 浅横中足靱帯

第55回午後:第71問

筋と足への作用との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 足の長母指伸筋――背屈

2: 後脛骨筋―――――内がえし

3: 前脛骨筋―――――外がえし

4: 第三腓骨筋――――底屈

5: 長腓骨筋―――――背屈

  • 答え:1 ・2
  • 解説:この問題では、筋と足への作用が正しく組み合わされている選択肢を2つ選ぶ必要があります。筋肉の作用を理解することで、正しい筋肉の働きを把握することができます。
  • 足の長母指伸筋は、足部背屈と足指伸展に作用し、補助的に足関節背屈と足部内がえしにも作用します。この選択肢は正しい組み合わせです。
  • 後脛骨筋は、足部底屈と内がえしに作用し、補助的に足関節底屈にも作用します。しかし、この選択肢では内がえしと組み合わされているため、正しくありません。
  • 前脛骨筋は、足関節背屈と足部背屈に作用し、補助的に足部内がえしにも作用します。この選択肢では外がえしと組み合わされているため、正しくありません。
  • 第三腓骨筋は、足関節背屈と足部背屈に作用し、補助的に足部外がえしにも作用します。この選択肢は正しい組み合わせです。
  • 長腓骨筋は、足関節底屈、足部底屈、足部外がえしに作用します。この選択肢では背屈と組み合わされているため、正しくありません。
  • 科目:運動学
  • 重要度:プレミアム特典
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第36回午後:第12問

脊髄について誤っているのはどれか。  

1: 頸膨大の最大部は第6頸髄節に位置する。

2: 下端は第3~4腰椎に位置する。

3: 前根と後根は合流して椎間孔を通る。

4: 横断面での灰白質はH字状である。

5: 反射中枢がある。

第49回午後:第70問

上肢の関節について誤っているのはどれか。  

1: 腕橈関節は球関節である。

2: 上橈尺関節は車軸関節である。

3: 肘の生理的内反の角度を運搬角という。

4: 肘頭は肘屈曲位でHüter三角を構成する。

5: 腕尺関節は上橈尺関節と同一の関節包内にある。

第57回午前:第39問

環椎骨折(Jefferson骨折)に対する運動療法で正しいのはどれか。  

1: 頸椎の可動性が得られてから頸椎周囲筋の等張性筋力増強練習を行う。

2: 頸椎の関節可動域運動は他動運動から開始する。

3: 骨癒合が得られてから歩行練習を開始する。

4: 骨癒合が得られるまで体幹筋力運動は行わない。

5: 受傷直後から装具は使用せず立位練習を行う。

第39回午前:第77問

側弯症の運動療法で適切なのはどれか。  

1: 側弯体操の一つにベーラー体操がある。

2: 体幹の回旋運動は脊柱の回旋変形を助長する。

3: 装具装着期間中は装具を外して体操をしてはならない。

4: 非対称的運動は側弯凸側の筋の伸張を目的に行われる。

5: 腰椎の前弯矯正のために腹筋運動を行う。

第50回午前:第67問

排尿で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 排尿反射の中枢は腰髄にある。

2: 外尿道括約筋は随意制御できる。

3: 膀胱は副交感神経活動で収縮する。

4: 外尿道括約筋は陰部神経活動で弛緩する。

5: 内尿道括約筋は副交感神経活動で収縮する。

第48回午前:第21問

Danielsらの徒手筋力テストにおいて段階3の運動と測定肢位の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 足関節背屈ならびに内がえし − 腹臥位

2: 股関節伸展 − 側臥位

3: 肩甲骨内転と下方回旋 − 座 位

4: 肩関節内旋 − 腹臥位

5: 骨盤拳上 − 背臥位

第47回午前:第72問

筋と体幹の運動の組合せで誤っているのはどれか。  

1: 最長筋 ― 伸展

2: 腹直筋 ― 屈曲

3: 腰方形筋 ― 回旋

4: 外腹斜筋 ― 回旋

5: 内腹斜筋 ― 回旋

第44回午後:第44問

筋と呼吸運動との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 胸鎖乳突筋 − 安静吸気

2: 前斜角筋 − 安静呼気

3: 内肋間筋横部 − 努力吸気

4: 腹直筋 − 努力呼気

5: 腹横筋 − 努力呼気

第41回午後:第39問

誤っているのはどれか。  

1: 腕尺関節はらせん関節である。

2: 上橈尺関節は車軸関節である。

3: 腕尺関節は上橈尺関節と同一の関節包内にある。

4: 約10°の生理的内反肘を運搬角という。

5: 肘頭は肘屈曲位でヒューター三角を構成する。

第40回午前:第44問

ダニエルスらの徒手筋力テストにおいて筋力1(Trace)の筋と触診部位との組合せで正しいのはどれか。  

1: 大腰筋-縫工筋の外側

2: 中殿筋-大転子の下方

3: 大腿二頭筋-膝関節後面の内側

4: 前脛骨筋-足関節前面の内側

5: 後脛骨筋-外果と踵骨の間

第57回午後:第9問

図に示すストレッチングで伸張される筋はどれか。 

57_1_9

1: 大殿筋

2: 大腿直筋

3: 大腿二頭筋長頭

4: 膝窩筋

5: 腓腹筋

第42回午後:第43問

筋と作用との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 小殿筋-股関節外旋

2: 大腿筋膜張筋-股関節屈曲

3: 恥骨筋-股関節内転

4: 大腿直筋-股関節伸展

5: 縫工筋-股関節内旋

第54回午前:第41問

大腿義足装着者の異常歩行と原因の組合せで正しいのはどれか。  

1: 過度の腰椎前弯―股関節伸展拘縮

2: 外転歩行――――股関節屈曲拘縮

3: 義足膝の不安定―股関節伸展筋力低下

4: 伸び上がり歩行―股関節内転筋力低下

5: 分回し歩行―――股関節内転拘縮

第54回午前:第51問

頸椎で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 環椎に椎体はない。

2: 軸椎に上関節面はない。

3: 第4頸椎に鈎状突起はない。

4: 第5頸椎の横突孔は椎骨動脈が貫通しない。

5: 第7頸椎の棘突起先端は二分しない。

  • 答え:1 ・5
  • 解説:頸椎は椎骨の一部で、特徴的な構造を持っている。第1頸椎(環椎)と第2頸椎(軸椎)は特殊な形状を持ち、それ以降の頸椎も独自の特徴がある。
  • 正しい。第1頸椎(環椎)は環状の椎骨で、椎体や棘突起、上・下関節突起を欠く。
  • 間違い。第2頸椎(軸椎)は、上関節突起はないものの、上関節面はある。また、棘突起が大きいのが特徴である。
  • 正しい。第3~7頸椎椎体の上面は、側縁が上方に向かって突出し、鈎状突起(椎体鈎)となる。
  • 間違い。第5頸椎の横突起には横突孔があり、椎骨動・静脈の通路となっている。椎骨動脈は第6頸椎から上位の横突孔を通るのに対し、椎骨静脈は全頸椎の横突孔を通る。
  • 間違い。第7頸椎(隆椎)は、頸椎の中で最も長い棘突起をもつが、その棘突起先端は二分しない。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
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第47回午後:第24問

腹臥位で膝関節の屈曲を指示したところ、膝関節はわずかに屈曲し、同時に股関節は軽度内転した。代償運動を行っている筋はどれか。  

1: 腸腰筋

2: 薄筋

3: 縫工筋

4: 大腿四頭筋

5: 腓腹筋