脊髄について正しいのはどれか。
1: 脊髄には3つの膨大部がある。
2: 下端は第3、4腰椎レベルにある。
3: 後角は運動神経細胞が密集している。
4: 白質は前索と後索の2つの索に区分される。
5: 灰白質は横断面でH形の灰白柱をつくる。
姿勢保持練習とそれによって強化しようとしている筋で誤っているのはどれか。
1: 下腿三頭筋
2: ハムストリングス
3: 大腿四頭筋
4: 中殿筋
5: 腹直筋
腰椎椎間板ヘルニアの保存療法後の理学療法で誤っているのはどれか。
1: 四つ這い位で一側下肢を挙上する。
2: 腸腰筋の短縮がある場合は伸張する。
3: 端座位で骨盤の前後傾運動をゆっくり行う。
4: 就寝時は側臥位で腰椎伸展位をとるよう指導する。
5: パピーポジションで腰椎伸展位をとるよう指導する。
歩行の立脚相初期に活動する筋で誤っているのはどれか。
1: 脊柱起立筋
2: 腸腰筋
3: 中殿筋
4: 大腿四頭筋
5: 前脛骨筋
筋と付着部の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 腸腰筋―――小転子
2: 縫工筋―――腸骨稜
3: 大腿直筋――下前腸骨棘
4: 長内転筋――坐骨結節
5: 内側広筋――粗線外側唇
図は座位での股関節の複合運動である。触診している筋はどれか。
1: 腸腰筋
2: 大腿筋膜張筋
3: 大腿直筋
4: 長内転筋
5: 縫工筋
ウイリアムス体操で誤っているのはどれか。
1: 骨盤の前傾
2: 大殿筋の強化
3: 腹直筋の強化
4: 椎間関節の開大
5: 股関節屈筋群の伸張
排便機構で正しいのはどれか。
1: 排便中枢は胸髄にある。
2: 外肛門括約筋は陰部神経支配である。
3: 下行結腸では逆蠕動運動がみられる。
4: 食事によって胃が拡張すると便意を生じる。
5: 内肛門括約筋は副交感神経の緊張で収縮する。
背臥位での両下肢挙上運動において、次のような姿勢変化が観察された。筋力が低下していると判断される筋はどれか。
1: 腸腰筋
2: 腹直筋
3: 大腿直筋
4: 大腿二頭筋
5: 腸肋筋
Danielsらの徒手筋力テストにおける頸部屈曲の測定で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 上位頸椎の運動を測定する。
2: 広頸筋による代償を抑制する。
3: 背臥位で両腕を胸の前で組ませて行う。
4: 段階2は下顎を頸部に引き付ける運動で判断する。
5: 段階5は2本の指で加えた中等度の抵抗で判断する。
胸腰仙椎装具で正しいのはどれか。
1: 後方支柱は棘突起の直上に位置させる。
2: 骨盤帯の位置は大転子と腸骨稜の間である。
3: 側方支柱は骨盤帯と肩甲間バンドを結合する。
4: 胸椎バンドの位置は肩甲骨の下1/3の高さである。
5: 腹部前当ての上縁の位置は剣状突起の高さである。
誤っている組合せはどれか。
1: 踵接地直後の前脛骨筋-遠心性収縮
2: 踵接地直後の大腿四頭筋-求心性収縮
3: 踵離地時のヒラメ筋-求心性収縮
4: 踵離地期後の腸腰筋-求心性収縮
5: 減速期のハムストリングス-遠心性収縮
脊柱の屈曲に関与する筋で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 腹直筋
2: 上後鋸筋
3: 外腹斜筋
4: 腰方形筋
5: 脊柱起立筋
正しい組合せはどれか。2つ選べ。
1: 棘上筋-肩関節外転
2: 三角筋中部-肩関節内転
3: 小円筋-肩関節内旋
4: 肩甲下筋-肩関節水平屈曲
5: 広背筋-肩関節外旋
立位から椅子へゆっくり座るときに起こる大殿筋の筋収縮はどれか。
1: 求心性収縮
2: 遠心性収縮
3: 等尺性収縮
4: 相動性収縮
5: 静止性収縮
背臥位のまま右手でスマートフォンを持ち電子書籍を閲覧していた。図のように、この時の肩関節は屈曲40度、肘関節は屈曲90度であった。文字が見づらいためゆっくり肘を曲げて画面を顔に近づける際に活動する筋と収縮様式の組合せで正しいのはどれか。
1: 上腕二頭筋―――遠心性収縮
2: 上腕二頭筋―――等張性収縮
3: 上腕三頭筋―――遠心性収縮
4: 上腕三頭筋―――求心性収縮
5: 上腕三頭筋―――等張性収縮
肘関節で正しいのはどれか。
1: 腕橈関節は球関節である。
2: 腕尺関節には関節円板がある。
3: 肘角は小児よりも成人で大きい。
4: 腕尺関節は回内・回外運動を行う。
5: 橈骨輪状靱帯は橈骨に付着している。
腕相撲で勝勢にある人の主動筋の状態で適切なのはどれか。
1: 静止長で等尺性収縮
2: 静止長で求心性収縮
3: 短縮位で求心性収縮
4: 短縮位で遠心性収縮
5: 伸張位で等尺性収縮
正しいのはどれか。
1: 脊柱管狭窄症の間欠跛行は体幹前屈位で軽快する。
2: 椎間板ヘルニアでは深部腱反射は正常である。
3: 第4・5腰椎椎間板ヘルニアでは第4腰神経根が圧迫される。
4: 無分離すべり症は若年層に好発する。
5: ラセーグ徴候は大腿神経障害が反映される。