第39回午前第56問の類似問題

第38回午後:第49問

誤っている組合せはどれか。  

1: 筋萎縮性側索硬化症-脊髄前角の神経細胞変性

2: アルツハイマー病-大脳皮質の老人斑

3: クロイツフェルト・ヤコブ病─大脳皮質の海綿状変化

4: パーキンソン病-視床の神経細胞変性

5: ハンチントン病-線条体の神経細胞変性

第40回午後:第49問

病変部位で誤っている組合せはどれか。  

1: 筋萎縮性側索硬化症-脊髄前角

2: 急性灰白髄炎(ポリオ)-脊髄後角

3: Parkinson病-中脳黒質

4: Hungtinton病-線条体

5: Alzheimer病-大脳皮質

第42回午前:第86問

脊髄小脳変性症の症状と対処との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 嚥下障害-とろみ調整食品

2: 起立性低血圧-弾性包帯

3: 脊髄後索障害-視覚代償

4: 四肢失調症-PNF

5: 睡眠時無呼吸症候群-口すぼめ呼吸

第36回午後:第44問

誤っている組み合わせはどれか。  

1: パーキンソン病-酩酊歩行

2: 痙性対麻痺-はさみ足歩行

3: 腓骨神経麻痺-鶏状歩行

4: 進行性筋ジストロフィー-動揺歩行

5: 脳卒中片麻痺-分回し歩行

第35回午前:第31問

図に示す立ち上がり動作手順と疾患(障害)との組合せで誤っているのはどれか。 

35_0_31

1: 左片麻痺

2: パーキンソン病

3: 腰髄損傷(第3腰髄節まで機能残存)

4: 筋ジストロフィー

5: 小脳性失調症

第37回午前:第99問

疾患と歩行指導との組合せで適切でないのはどれか。  

1: 痙直型両麻痺-ロフストランド杖

2: 脊髄小脳変性症-松葉杖

3: デュシェンヌ型筋ジストロフィー-バネ付き長下肢装具

4: シャルコー・マリー・トゥース病-短下肢装具

5: 慢性関節リウマチ-四輪型歩行器

第42回午前:第77問

正しい組合せはどれか。2つ選べ。  

1: Yergasonテスト-腱板損傷

2: Phalenテスト-手根管症候群

3: Froment徴候-正中神経麻痺

4: Oberテスト-腸腰筋短縮

5: Lachmanテスト-前十字靱帯損傷

第57回午前:第35問

治療法と対象の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: Frenkel体操―――脊髄性失調

2: Codman体操―――腰痛症

3: 漸増抵抗運動―――痙 縮

4: Williams体操―――下肢閉塞性動脈硬化症

5: ミラーセラピー――幻肢痛

  • 答え:1 ・5
  • 解説:この問題では、治療法と対象の組合せが正しいものを選ぶ必要があります。正しい組合せはFrenkel体操と脊髄性失調、ミラーセラピーと幻肢痛です。
  • Frenkel体操は脊髄性運動失調の治療のために開発された運動療法で、背臥位、座位、立位の順で、安定した姿勢から不安定な姿勢、簡単な運動から複合的な難しい運動へと課題を進める。この選択肢は正しいです。
  • Codman体操は肩関節周囲炎を含む肩痛が対象で、腰痛症ではないため、この選択肢は間違いです。
  • 漸増抵抗運動は筋力増強を目的に行われるが、痙縮筋に対してはまだ実用レベルではないため、この選択肢は間違いです。
  • Williams体操は腰痛を治療対象として、主に腹筋・大殿筋の強化とハムストリングスのストレッチが行われる。しかし、下肢閉塞性動脈硬化症とは関係がないため、この選択肢は間違いです。
  • ミラーセラピーは幻肢痛の治療に用いられ、鏡から切断された四肢が存在し動いているかのような視覚入力(錯覚)が得られる。これにより、幻肢痛が軽減すると考えられている。この選択肢は正しいです。
  • 科目:その他の身体障害
  • 重要度:プレミアム特典
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第56回午前:第29問

疾患と自助具の組合せで正しいのはどれか。  

1: アテトーゼ型脳性麻痺 ── ソックスエイド

2: 関節リウマチ ── キーボードカバー

3: 頸髄損傷 ── マウススティック

4: 脊髄小脳変性症 ── リーチャー

5: Parkinson病 ── 万能カフ

  • 答え:3
  • 解説:この問題では、疾患とそれに適した自助具の組み合わせを選ぶ必要があります。正しい組み合わせは、頸髄損傷とマウススティックです。頸髄損傷による四肢麻痺でも頭頸部の運動機能が残存した場合、マウススティックを利用できます。
  • アテトーゼ型脳性麻痺とソックスエイドの組み合わせは正しくありません。アテトーゼ型脳性麻痺患者が長柄のリーチャーを使用すると目標となる足部へ正確に到達させることが難しいためです。
  • 関節リウマチとキーボードカバーの組み合わせは正しくありません。キーボードカバーは振戦症状がある場合に使用される自助具であり、振戦が主症状ではない関節リウマチでは不要です。
  • 頸髄損傷とマウススティックの組み合わせは正しいです。マウススティックは操作する棒を口にくわえて顎と頭部の動きでキー入力などを行えるようにするもので、四肢麻痺あるいは四肢末梢部の機能不全に適応できます。頸髄損傷による四肢麻痺でも頭頸部の運動機能が残存した場合は利用できます。
  • 脊髄小脳変性症とリーチャーの組み合わせは正しくありません。脊髄小脳変性症では運動失調があるため、目標物へのリーチ部が振動して使いにくいです。
  • Parkinson病と万能カフの組み合わせは正しくありません。万能カフは手指の把持機能が障害されたときに使用される自助具ですが、Parkinson病では手指の把持機能が失われることは特徴的でなく、適用性は低いです。
  • 科目:その他の身体障害
  • 重要度:プレミアム特典
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第55回午後:第87問

疾患と頻度の多い症候との組合せで正しいのはどれか。  

1: Alzheimer型認知症――羽ばたき振戦

2: Huntington病――――線維束性収縮

3: 多発性硬化症―――――舞踏運動

4: 筋萎縮性側索硬化症――静止時振戦

5: 多系統萎縮症―――――起立性低血圧

  • 答え:5
  • 解説:この問題では、疾患とそれに関連する症状を正しく組み合わせた選択肢を選ぶことが求められています。正しい組み合わせは、多系統萎縮症と起立性低血圧です。
  • Alzheimer型認知症は、エピソード記憶を中心とした記憶障害が特徴です。羽ばたき振戦は、重篤な肝疾患患者の切迫昏睡時に見られることが多い症状で、Alzheimer型認知症とは関連がありません。
  • Huntington病は、舞踏病、性格変化、認知症を伴う慢性進行性の疾患です。線維束性収縮は、筋萎縮性側索硬化症の特徴的な症状であり、Huntington病とは関連がありません。
  • 多発性硬化症は、視力低下、構音障害、嚥下障害、運動麻痺、感覚障害、小脳性運動失調、膀胱直腸障害などの症状が特徴です。舞踏運動は、Huntington病の症状であり、多発性硬化症とは関連がありません。
  • 筋萎縮性側索硬化症は、一側上肢の筋力低下と筋萎縮が始まり、対側にも拡大する疾患です。線維束性収縮が特徴的で、筋萎縮が進行すると球麻痺や呼吸筋麻痺を生じます。静止時振戦は、パーキンソン病の症状であり、筋萎縮性側索硬化症とは関連がありません。
  • 多系統萎縮症は、オリーブ橋小脳萎縮症、Shy-Drager症候群、線条体黒質萎縮症を包括する疾患概念です。多系統萎縮症は、自律神経症状として起立性低血圧や尿失禁が見られるほか、パーキンソニズムも見られやすい症状です。このため、選択肢5が正しい組み合わせです。
  • 科目:臨床医学総論(病理学)
  • 重要度:プレミアム特典
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第42回午後:第92問

正しい組合せはどれか。  

1: 統合失調症-もうろう状態

2: うつ病-感情鈍麻

3: パニック障害-思考散乱

4: ナルコレプシー-睡眠麻痺

5: アルコール精神病-自生思考

第44回午後:第85問

脳卒中片麻痺急性期のポジショニングで正しい組合せはどれか。  

1: 頸 部 − 伸展位

2: 肩関節 − 内旋位

3: 手関節 − 背屈位

4: 股関節 − 外旋位

5: 足関節 − 底屈位

第45回午後:第35問

筋萎縮性側索硬化症で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 1. うつ症状はまれである。

2: 2. 眼球運動が障害されやすい。

3: 3. 食時動作にBFOが用いられる。

4: 4. 漸増抵抗訓練によって筋力を維持する。

5: 5. 食塊の咽頭への送り込みが障害されやすい。

第36回午前:第48問

自助具と疾患との組合せで適切でないのはどれか。  

1: ソックスエイド-アテトーゼ型脳性麻痺

2: レバー式水道栓-慢性関節リウマチ

3: 万能カフ- ─頸髄損傷

4: ループ付きタオル─脳卒中片麻痺

5: ストローホルダー─進行性筋ジストロフィー

第43回午前:第60問

正しい組合せはどれか。  

1: 母指対立運動不能 - 橈骨神経麻痺

2: 手指内転不能 - 正中神経麻痺

3: Froment 徴候陽性 - 正中神経麻痺

4: 母指球筋萎縮 - 尺骨神経麻痺

5: 母指橈側外転不能 - 橈骨神経麻痺

第46回午前:第30問

筋疾患と症状との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 皮膚筋炎 — 叩打ミオトニア

2: 筋強直性ジストロフィー — 有痛性強直性けいれん

3: 肢帯型筋ジストロフィー — 動揺性歩行

4: Becker型筋ジストロフィー — floppy infant

5: Duchenne型筋ジストロフィー — 翼状肩甲

第57回午前:第50問

疾患と支援機器の組合せで適切なのはどれか。  

1: 関節リウマチ——————台付き爪切り

2: 片側手関節離断—————プルトップオープナー

3: 第2腰髄完全損傷 ————スライディングボード

4: 第8頸髄完全損傷 ————コミュニケーションエイド

5: アテトーゼ型脳性麻痺——リーチャー

第39回午前:第94問

正しい組合せはどれか。  

1: スウェーデン膝装具-動揺膝

2: 伸展制限付膝装具-後十字靱帯再建術後

3: 靴底の外側ウェッジ-外反膝

4: 膝パッド付膝装具-反張膝

5: オフセット継手付膝装具-大腿神経麻痺

第41回午前:第60問

脳卒中片麻痺の病的共同運動で正しいのはどれか。  

1: 肩甲骨挙上に伴う肘関節伸展

2: 肘関節屈曲に伴う手関節背屈

3: 股関節外転に伴う膝関節伸展

4: 股関節内旋に伴う膝関節屈曲

5: 膝関節屈曲に伴う足関節背屈

第35回午前:第47問

急性期脳卒中片麻痺の合併症とその対策との組合せで適切でないのはどれか。  

1: 浮腫-弾性包帯

2: 尖足-関節可動域訓練

3: 肺炎-体位排痰法

4: 誤嚥-飲水による嚥下訓練

5: 起立性低血圧-傾斜台