第36回午前第73問の類似問題

第46回午前:第30問

筋疾患と症状との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 皮膚筋炎 — 叩打ミオトニア

2: 筋強直性ジストロフィー — 有痛性強直性けいれん

3: 肢帯型筋ジストロフィー — 動揺性歩行

4: Becker型筋ジストロフィー — floppy infant

5: Duchenne型筋ジストロフィー — 翼状肩甲

第47回午後:第31問

小脳失調患者の上肢の協調性向上を目的とした方法で正しいのはどれか。  

1: 上肢遠位部に弾性緊迫帯を巻く。

2: 上肢遠位部に重錘を負荷する。

3: 筋にタッピング刺激を与える。

4: 筋に寒冷刺激を与える。

5: 筋の他動伸張を行う。

第41回午前:第10問

図は筋ジストロフィー症のかぶりシャツ着衣動作である。この動作を可能にしている運動で適切でないのはどれか。 

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1: 頸部伸展

2: 体幹側屈

3: 肩関節屈曲

4: 肘関節屈曲

5: 手指屈曲

第50回午後:第34問

肘部管症候群を疑う所見はどれか。2つ選べ。  

1: 小指のしびれ

2: Froment徴候

3: Tear drop徴候

4: 母指球筋の萎縮

5: 正中神経伝導速度の低下

第36回午前:第22問

低周波刺激の運動点で誤っているのはどれか。 

36_0_22

1: 大腿直筋

2: 前脛骨筋

3: 長指伸筋

4: 半膜様筋

5: 腓腹筋

第50回午後:第55問

筋と付着部の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 恥骨筋 -大腿骨頸部 

2: 縫工筋 - 下前腸骨棘

3: 短内転筋 - 恥骨上枝

4: 長内転筋 - 恥骨結節

5: 大腿二頭筋 - 腓骨頭

第56回午後:第34問

脊髄性運動失調症でみられるのはどれか。  

1: 折りたたみナイフ現象

2: 断綴性発語

3: 羽ばたき振戦

4: 酩酊歩行

5: Romberg徴候陽性

第55回午後:第43問

腰椎変性すべり症で歩行中に殿部から下肢にかけて疼痛が出現したときの対応で正しいのはどれか。  

1: しゃがみこむ。

2: 速度を速めて歩き続ける。

3: 速度を遅くして歩き続ける。

4: 立ち止まって体幹を伸展する。

5: 立ち止まって体幹を左右に回旋する。

第51回午後:第36問

異常歩行とその原因の組合せで正しいのはどれか。  

1: 酩酊歩行――――――――――総腓骨神経麻痺

2: 小刻み歩行―――――――――脊柱管狭窄症

3: 間欠性跛行―――――――――Parkinson病

4: はさみ足歩行――――――――脳卒中片麻痺

5: Trendelenburg歩行―――――変形性股関節症

第46回午後:第37問

重度の痙直型四肢麻痺児に起こりやすいのはどれか。2つ選べ。  

1: 前腕回外拘縮

2: 中手指節間関節伸展拘縮

3: 脊柱側弯変形

4: 股関節外転拘縮

5: 膝関節屈曲拘縮

第40回午前:第55問

頸髄損傷急性期合併症で下肢の関節可動域訓練が禁忌となるのはどれか。  

1: 無気肺

2: 頻脈

3: 起立性低血圧

4: 尿路感染症

5: 深部静脈血栓症

第49回午後:第83問

頸髄損傷患者でみられる脊髄ショック期の徴候はどれか。  

1: 温痛覚解離

2: 腱反射亢進

3: 痙性四肢麻痺

4: 自律神経過反射

5: 肛門括約筋反射消失

第37回午前:第30問

大腿義足歩行で図のような異常がみられた。考えられる原因はどれか。 

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1: 断端の外転可動域に制限がある。

2: 断端の外転筋力が低下している。

3: 断端の股関節屈曲拘縮がある。

4: 義足が長すぎる。

5: ソケットに対して足部が内方にある。

第48回午前:第40問

小児疾患と理学療法の組合せで適切なのはどれか。  

1: 先天性内反足 − 徒手矯正

2: 二分脊椎 − 移動動作訓練

3: 発育性(先天性)股関節脱臼 − トロント装具装着

4: Perthes病 − 患部の等張性筋力増強

5: Down症 − 床上座位移動練習(シャフリング)

第53回午前:第54問

錐体路について誤っているのはどれか。  

1: 大脳の運動皮質から始まる。

2: 大脳の基底核を経由する。

3: 大脳脚を経由する。

4: 大多数は延髄で交差する。

5: 脊髄の前角でシナプスを形成する。

  • 答え:2
  • 解説:錐体路は大脳の運動皮質から始まり、大脳脚を経由し、延髄で交差し、脊髄の前角でシナプスを形成する。しかし、大脳の基底核を経由するのは錐体外路系であり、錐体路ではない。
  • 正しい。錐体路は大脳の運動皮質から始まり、皮質運動野の大型錐体細胞から起こる。
  • 誤り。錐体路は大脳の基底核を経由しない。基底核は錐体外路系に属する。
  • 正しい。錐体路は内包を通った後、中脳の大脳脚を経由する。
  • 正しい。錐体路の大多数(約80%)は下部延髄で交差(錐体交叉)し、対側の外側皮質脊髄路を通る。交差しない線維束は、同側の外側皮質脊髄路や前皮質脊髄路を通る。
  • 正しい。錐体路のどの経路でも、脊髄の前角で次のニューロンとシナプスを形成する。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
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第56回午後:第13問

58歳の男性。両手の母指と示指で紙をつまみ、左右に引っ張ったときの写真を示す。考えられる末梢神経障害はどれか。 

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1: 右Guyon管症候群

2: 右後骨間神経麻痺

3: 左前骨間神経麻痺

4: 右手根管症候群

5: 左肘部管症候群

第43回午前:第49問

顎関節の運動と咀嚼筋の組合せで誤っているのはどれか。2つ選べ。 ア.閉口 - 両側の側頭筋イ.開口 - 両側の外側翼突筋ウ.下顎を前方に突き出す - 両側の外側翼突筋エ.下顎を後方に引く - 両側の内側翼突筋オ.下顎を一側に偏らせる - 同側の内側翼突筋  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第52回午後:第6問

58歳の男性。両手の母指と示指で紙をつまみ、左右に引っ張ったときの写真を示す。考えられる末梢神経障害はどれか。 

52_1_6

1: 右Guyon管症候群

2: 右手根管症候群

3: 右後骨間神経麻痺

4: 左前骨間神経麻痺

5: 左肘部管症候群

第42回午前:第59問

肩手症候群で正しいのはどれか。  

1: 肩関節の他動運動痛を伴うことが多い。

2: 肩から上腕部にかけて腫脹と発赤とが現れる。

3: 発症率と上肢麻痺の重症度には関連がない。

4: 手指ではMP関節の屈曲拘縮が特徴的である。

5: 脳卒中発症後6か月以降に発症することが多い。

第49回午前:第60問

手根管を通らないのはどれか。  

1: 滑液鞘

2: 正中神経

3: 尺骨神経

4: 長母指屈筋腱

5: 示指の浅指屈筋腱