腱板不全断裂の理学療法で誤っているのはどれか。
1: 急性期は三角巾による局所の安静
2: 肩甲胸郭関節の可動域訓練
3: 滑車を用いた肩関節可動域維持
4: 肩甲上腕リズムの再学習訓練
5: 重錘を用いた上肢挙上運動
筋と股関節の運動の組合せで正しいのはどれか。
1: 縫工筋 ― 外旋
2: 小殿筋 ― 内転
3: 梨状筋 ― 内旋
4: 大殿筋 ― 屈曲
5: 大腿方形筋 ― 屈曲
頸髄損傷患者で正常可動域以上の可動性の獲得が望まれるのはどれか。
1: 肘関節伸展位での肩関節伸展
2: 手関節背屈位での肘関節伸展
3: 頸部屈曲位での体幹屈曲
4: 膝伸展位での股関節屈曲
5: 膝屈曲位での足関節底屈
72歳の男性。頸椎の過伸展損傷により四肢麻痺となった。徒手筋力テストで下肢筋は4、肩・肘・手関節周囲筋は3、手指筋は2であった。考えられる頸髄損傷のタイプはどれか。
1: 前部損傷
2: 後部損傷
3: 中心性損傷
4: 半側損傷(ブラウン・セカール症候群)
5: 完全損傷
脊髄小脳変性症の症状と対処との組合せで誤っているのはどれか。
1: 嚥下障害-とろみ調整食品
2: 起立性低血圧-弾性包帯
3: 脊髄後索障害-視覚代償
4: 四肢失調症-PNF
5: 睡眠時無呼吸症候群-口すぼめ呼吸
前腕遠位部での正中神経縫合術後3週の患肢への作業療法で適切でないのはどれか。
1: 感覚障害-手掌から開始する知覚再教育
2: 関節拘縮-手関節背屈位で行う手指の関節可動域訓練
3: 筋力低下-非麻痺筋の積極的な筋力増強訓練
4: 手指機能-短対立装具を用いたつまみ訓練
5: 循環障害-上肢挙上位保持の指導
誤っている組合せはどれか。
1: 膀胱尖-正中臍索
2: 膀胱底-内尿道口
3: 膀胱三角-粘液腺
4: 内尿道括約筋-横紋筋
5: 排尿筋-骨盤内臓神経
治療法と対象の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
1: Frenkel体操―――脊髄性失調
2: Codman体操―――腰痛症
3: 漸増抵抗運動―――痙 縮
4: Williams体操―――下肢閉塞性動脈硬化症
5: ミラーセラピー――幻肢痛
身体図のような感覚障害を呈する場合に考えられる脊髄の障害部位はどれか。
1: ①
2: ②
3: ③
4: ④
5: ⑤
手の休息肢位で誤っているのはどれか。
1: 手関節軽度掌屈
2: 母指軽度内転
3: 母指軽度屈曲
4: 示指軽度屈曲
5: 小指軽度屈曲
疾患または症候と異常歩行の組合せで正しいのはどれか。
1: 運動失調 ── 酩酊歩行
2: フレイル ── すくみ足歩行
3: Parkinson病 ── はさみ脚歩行
4: 脳卒中片麻痺 ── 踵足歩行
5: 総腓骨神経麻痺 ── 分回し歩行
肩関節の運動と主動筋との組合せで正しいのはどれか。
1: 屈曲-大円筋
2: 伸展-小円筋
3: 外転-棘上筋
4: 内旋-棘下筋
5: 外旋-肩甲下筋
誤っているのはどれか。
1: 前脊髄小脳路は前索を通る。
2: 網様体脊髄路は脳幹と脊髄とを結ぶ。
3: 皮質脊髄路は大脳皮質と脊髄前角細胞とを結ぶ。
4: 脊髄視床路は外側と腹側とに分かれる。
5: 後索は延髄下部で交叉する。
上肢の筋と作用の組合せで正しいのはどれか。
1: 上腕二頭筋―――肩関節外旋
2: 上腕三頭筋―――肩関節内旋
3: 腕橈骨筋――――前腕回内
4: 円回内筋――――肘関節伸展
5: 上腕筋―――――前腕回外
アテトーゼ型脳性麻痺の理学療法で誤っているのはどれか。
1: 姿勢筋緊張の調節
2: 原始反射抑制肢位の保持
3: 重錘バンドによる不随意運動の抑制
4: 関節中間位での運動制御
5: 四つ這いでの肩周囲筋の同時収縮促通
歩行障害とその原因の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
1: frozen gait ── 小脳性運動失調
2: scissors gait ── パーキンソニズム
3: steppage gait ── 総腓骨神経麻痺
4: waddling gait ── 下肢帯の筋力低下
5: wide-based gait ── 両下肢の痙縮
筋と足への作用との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 足の長母指伸筋――背屈
2: 後脛骨筋―――――内がえし
3: 前脛骨筋―――――外がえし
4: 第三腓骨筋――――底屈
5: 長腓骨筋―――――背屈
重症筋無力症で誤っているのはどれか。
1: 神経筋接合部に異常がみられる。
2: 内眼筋が障害される。
3: 午前より午後の方が症状が重い。
4: 診断にテンシロンテストが使われる。
5: 胸腺の異常を伴う。
頸髄損傷の機能残存レベルと可能な動作との組合せで適切でないのはどれか。
1: 第4頸髄節-下顎による電動車椅子の操作
2: 第5頸髄節-ベッドへの側方移乗
3: 第6頸髄節-手関節背屈を用いた把持
4: 第7頸髄節-ベッド上でのシャツの更衣
5: 第8頸髄節-車の運転