切断後の幻肢で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: いったん出現した幻肢は消失しない。
2: 先天性四肢欠損症でも認められる。
3: 四肢末梢部ほど強く現れる。
4: 上肢切断よりも下肢切断で強く現れる。
5: 術直後義肢装着法には予防効果がある。
切断の幻肢・幻肢痛について正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 小児切断では幻肢痛が強い。
2: 出現した幻肢は消失しない。
3: 幻肢は近位部よりも遠位部を明確に感じる。
4: 幻肢痛は精神的ストレスによって影響される。
5: ミラーセラピーは幻肢痛の軽減に効果がない。
小児の切断で正しいのはどれか。
1: 5歳児の切断では幻肢が生じる。
2: 先天性切断では一側下肢切断が最も多い。
3: 後天性切断では一側上肢切断が最も多い。
4: 上腕切断では後に脊柱側弯を生じやすい。
5: 下腿切断では後に外反膝変形を生じやすい。
小児の四肢切断の特徴として正しいのはどれか。
1: 後天性四肢切断は男児に比べ女児に多い。
2: 義手の装着開始時期は4歳ころが適切である。
3: 下腿切断では成長に伴い外反膝変形を生じやすい。
4: 後天性の切断における幻肢の頻度は成人より低い。
5: 骨肉腫が原因で切断になる頻度は増加傾向にある。
小児の四肢切断について正しいのはどれか。
1: 後天性四肢切断は女児に多い。
2: 義手の装着開始時期は4歳ころが適切である。
3: 下腿切断では成長に伴い外反膝変形を生じやすい。
4: 悪性骨腫瘍が原因で切断になる頻度は増加傾向にある。
5: 後天性の切断における幻肢の出現頻度は成人より低い。
幻肢について誤っているのはどれか。
1: 持続期間は平均8年である。
2: 手足の末梢部分に多い。
3: 4歳以後の切断で出現する。
4: 外界の温度・湿度によって左右される。
5: 断端の運動によって変化する。
下肢切断について正しいのはどれか。
1: 大腿標準切断では股内転拘縮を生じやすい。
2: 下腿標準切断では外反膝を生じやすい。
3: Syme切断では断端末に創を生じやすい。
4: Chopart関節離断では足内反拘縮を生じやすい。
5: Lisfranc切断では足外反変形を生じやすい。
下肢切断者の切断術後早期の断端管理として適切でないのはどれか。
1: 弾性包帯は断端末梢部ほど強く巻く。
2: 弾性包帯は1日に4、5回巻きかえる。
3: 睡眠時は断端を挙上する。
4: 大腿切断者には腹臥位を1日数回とらせる。
5: 車椅子座位で過ごす時間は短時間とする。
下肢切断術後のリジッドドレッシングで誤っているのはどれか。
1: 浮腫の軽減が図れる。
2: 創治癒の促進がなされる。
3: 断端創部の観察が不十分になりやすい。
4: 老人の循環障害による切断に適応となる。
5: 術後早期からの義足装着訓練が可能となる。
切断部位と義肢との組合せで適切でないのはどれか。
1: 肩・肩甲骨離断-フォークォーター用義手
2: クルッケンベルグ切断-能動義手
3: 下腿切断-PTB義足
4: ショパール離断-足袋式足根義足
5: 中足骨切断-スリッパ式足指義足
症状と転倒予防対策との組合せで適切でないのはどれか。
1: 幻 肢 - 断端荷重訓練
2: 左半側空間無視 - 左側への注意喚起
3: 失調症状 - メトロノーム
4: 下垂足 - 短下肢装具
5: 後索障害 - 照明改善
上肢切断はどれか。
1: Boyd切断
2: Syme切断
3: Pirogoff切断
4: Chopart切断
5: フォークォーター切断
切断部位と義手の組合せで正しいのはどれか。
1: 上腕骨頸部切断―――――――上腕義手
2: 上腕骨70%残存での切断―――肘義手
3: 橈尺骨35%残存での切断―――前腕義手
4: 手関節離断―――――――――手部義手
5: 手根骨レベルの離断―――――指義手
前腕切断術後の弾力包帯装着について適切なのはどれか。2つ選べ。
1: 幻肢予防の効果がある。
2: 遠位から近位に向けて巻く。
3: 1日のうち4、5回巻き直す。
4: 上肢では15cm幅の包帯を使用する。
5: 断端周径が2、3日安定したらはずす。