障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律〈障害者総合支援法〉について正しいのはどれか。
1: 障害程度区分が示されている。
2: 難病は障害者の範囲に含まれている。
3: 在宅介護の対象に精神障害は含まない。
4: 実施主体は都道府県に一元化されている。
5: 電動車椅子は日常生活用具支給の対象となる。
精神障害者の就労支援についての組合せで正しいのはどれか。
1: リワーク ― ハローワーク
2: ジョブコーチ ― 地域障害者職業センター
3: 職場適応訓練 ― 保健所
4: トライアル雇用 ― 地域包括支援センター
5: ジョブガイダンス ― 障害者就業・生活支援センター
自閉症スペクトラム障害患者が就労継続支援A型事業所を利用する際の作業療法士の対応として適切なのはどれか。
1: 巧緻性が要求される作業を任せる。
2: 事業所での経験を振り返るための面接をする。
3: 事業所内のルールについてはその都度伝える。
4: 利用開始時に苦手な場面から慣らしていく。
5: 利用者同士で行う流れ作業から導入する。
癌患者の緩和ケアにおけるリハビリテーションについて正しいのはどれか。
1: 肺癌がある場合は呼吸介助が禁忌となる。
2: 病名告知を前提として、理学療法を行う。
3: 疼痛コントロールを目的とした理学療法は行わない。
4: この段階ではリンパ浮腫に対する理学療法は行わない。
5: 患者の意思に合わせて理学療法の目的を変更する。
うつ病のリワークプログラムで正しいのはどれか。
1: 集団療法として位置づけられる。
2: 精神科医療機関では実施されない。
3: 診断や就労状況などで対象者は限定されない。
4: 実施にあたり主治医との情報共有は制限される。
5: 急性期からプログラムに参加することが推奨される。
ノーマライゼーションで正しいのはどれか。
1: 障害者の隔離
2: 心身機能の正常化
3: 身体構造の正常化
4: 障害により受ける差別の解消
5: 大規模施設(コロニー)への入所推進
精神障害者の就労支援方法と実施機関の組合せで正しいのはどれか。
1: リワーク―――――――――ハローワーク
2: 職業準備支援―――――――地域障害者職業センター
3: 職場適応訓練―――――――精神保健福祉センター
4: トライアル雇用――――――障害者就業・生活支援センター
5: ジョブガイダンス―――――地域包括支援センター
介護保険について正しいのはどれか。
1: 要介護認定の申請は都道府県に対して行う。
2: 65歳未満では給付を受けられない。
3: 要介護認定には主治医意見書が必要である。
4: 要介護状態区分等は要支援と要介護を合わせて6段階ある。
5: ケアプランを作成できるのはケアマネジャーのみである。
境界性パーソナリティ障害患者の作業療法について正しいのはどれか。
1: 退行を許容する。
2: 逸脱行動は静観する。
3: 自力で達成できるような作業を行わせる。
4: 作業より面談などの言語的な関わりを中心とする。
5: 取り決め事項の変更について患者の要求のまま応じる。
精神障害者の社会適応訓練事業で正しいのはどれか。
1: 通所授産施設で行う。
2: 期間は3か月である。
3: 事業所に委託する。
4: 職業訓練を行う。
5: 実施主体は国である。
正しい日時や場所などの情報を繰り返し提示する認知症患者への介入法はどれか。
1: 作業回想法
2: ユマニチュード
3: ルーティン化療法
4: バリデーション療法
5: リアリティオリエンテーション
理学療法士及び作業療法士法で正しいのはどれか。
1: 理学療法士の理学療法業務独占を規定している。
2: 理学療法士の退職後の守秘義務を規定している。
3: 理学療法士免許は都道府県知事から交付される。
4: 理学療法士が1日で治療できる患者数を規定している。
5: 理学療法士養成施設の修業年限を1年以上と規定している。
理学療法士及び作業療法士法で正しいのはどれか。
1: 作業療法士免許は都道府県知事から交付される。
2: 作業療法士の作業療法業務独占を規定している。
3: 作業療法士が1日で治療できる患者数を規定している。
4: 作業療法士養成施設の修業年限を1年以上と規定している。
5: 退職した後も業務上知り得た秘密を漏らしてはならない。
がん患者の緩和ケア病棟におけるリハビリテーションで正しいのはどれか。
1: QOLより機能回復を優先する。
2: 肺癌では呼吸介助は禁忌となる。
3: 疼痛に対して温熱療法は禁忌である。
4: 病名告知を前提として理学療法を行う。
5: 骨転移の有無に合わせて理学療法の内容を変更する。
うつ病の復職支援プログラムの内容として最も適切なのはどれか。
1: 認知の歪みは修正しない。
2: 服薬自己管理の練習をする。
3: キャリア再構成の検討は行わない。
4: コミュニケーション能力の改善を図る。
5: 配置換えをしないことを前提に職場との連絡調整を行う。
理学療法士及び作業療法士法の規定内容について正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 作業療法士は業務独占資格である。
2: 作業療法士の診療報酬を規定している。
3: 国家試験に合格した日から業務を行うことができる。
4: 業務上知り得た人の秘密を他に漏らしてはならない。
5: 作業療法は社会的適応能力の回復を図るために行われる。
我が国の認知症対策として適切でないのはどれか。
1: 介護者への支援
2: 施設入所の促進
3: 若年性認知症施策の強化
4: 認知症に関する知識の普及
5: リハビリテーションモデルの研究開発
がんのリハビリテーションの緩和期の対応で正しいのはどれか。
1: 余命延長が目的である。
2: 骨転移があれば安静臥床とする。
3: 鎮痛薬は時刻を決めて規則的に使用する。
4: 余命3か月未満と診断された後開始する。
5: PS (Performance Status)4では運動中止とする。
就労定着支援事業について正しいのはどれか。
1: 利用期間は1年である。
2: 他の職場への斡旋を行う。
3: 目的は職業上の適性を確認することである。
4: 一般就労を6か月継続している者が対象である。
5: 日常生活や社会生活上の相談・指導は行わない。
介護保険制度で誤っているのはどれか。
1: 要介護者等の自立を支援する制度である。
2: 被保険者は第1号と第2号とに分けられる。
3: 要介護認定は要介護1から3に分類される。
4: 施設サービスと在宅サービスとがある。
5: サービスは契約に基づき行われる。