第53回午後第35問の類似問題

第52回午後:第30問

脳性麻痺児の粗大運動能力を評価する尺度はどれか。  

1: PEDI

2: GMFM

3: K-ABC

4: WeeFIM

5: MACS〈Manual ability classification system for children with cerebral palsy〉

第49回午前:第24問

小児を対象とした評価法とその説明の組合せで正しいのはどれか。  

1: GMFM ― 学習障害を評価する。

2: K-ABC ― 日常活動の自立度を測定する。

3: PEDI ― 機能的スキルを評価する。

4: WeeFIM ― 生命維持機能を評価する。

5: WISC-Ⅲ ― 粗大運動能力を測定する。

第52回午前:第83問

運動障害と評価方法の組合せで正しいのはどれか。  

1: 運動失調―――――指鼻試験

2: 筋力低下―――――Brunnstrom法ステージ

3: 持久力低下――――徒手筋力テスト

4: 錐体外路障害―――Babinski反射

5: 錐体路障害――――Romberg試験

第56回午後:第36問

評価とその内容の組合せで正しいのはどれか。  

1: COPM ── 作業の運動技能

2: SF-36 ── 介護負担

3: 意志質問紙 ── 生活満足度

4: GBSスケール ── 認知症の症状

5: 興味チェックリスト ── 作業の遂行度

  • 答え:4
  • 解説:この問題では、評価とその内容の組み合わせが正しいものを選ぶ必要があります。正しい組み合わせは、GBSスケールと認知症の症状です。
  • COPMはカナダ作業遂行測定で、ADLスキルの中で本人や家族が重要と位置づける作業課題に対する遂行度と満足度を評価する尺度です。作業の運動技能ではありません。
  • SF-36は自己報告式の健康状態調査票で、世界で最も広く使われています。介護負担ではなく、健康状態を評価するための尺度です。
  • 意志質問紙は、人間作業モデルにおけるクライエントの意志を観察により評価する評価法です。生活満足度ではなく、意志を評価するための尺度です。
  • GBSスケールは、認知症の症状や行動を評価する尺度です。この選択肢は正しい組み合わせです。
  • 興味チェックリストは、高齢者用に作成された質問紙で、本人が重視する生活行為を聞き取る際の補助手段として用いられています。作業の遂行度ではなく、興味や関心を評価するための尺度です。
  • 科目:作業療法評価学
  • 重要度:プレミアム特典
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第35回午前:第54問

小脳性失調症患者の機能評価で必要性が低いのはどれか。  

1: 簡易上肢機能検査

2: 起居動作の観察

3: 動的二点識別検査

4: 書字課題検査

5: 徒手筋力テスト

第35回午前:第81問

痴呆患者の作業療法の評価で適切でないのはどれか。  

1: 日常生活活動の自立度を評価する。

2: 描画によって失行や失認を評価する。

3: 投影法によって痴呆の程度を評価する。

4: 家族から病前の趣味に関する情報を得る。

5: 関節可動域や筋力などの身体機能を評価する。

第57回午前:第33問

NIHSSで評価されるのはどれか。2つ選べ。  

1: バランス障害

2: 深部腱反射

3: 意識障害

4: 顔面麻痺

5: 歩行速度

第35回午前:第41問

急性期脳卒中片麻痺のベッドサイドでの評価で適切でないのはどれか。  

1: JCS(Japan coma scale)

2: ブルンストローム法ステージ

3: ADLテスト

4: Physiological cost index

5: ROMテスト

第54回午後:第42問

総合的な認知症の重症度を評価する尺度はどれか。  

1: NPI

2: CDR

3: HDS-R

4: BEHAVE-AD

5: PSMS〈Physical Self-Maintenance Scale〉

  • 答え:2
  • 解説:総合的な認知症の重症度を評価する尺度はCDR(Clinical Dementia Rating)である。CDRは認知症の進行度を評価するために使用され、6つの領域(記憶、方向感覚、判断力、問題解決能力、コミュニケーション、日常生活活動)を評価する。
  • NPI(Neuropsychiatric Inventory)は、認知症患者の神経精神症状を評価するための尺度であり、総合的な認知症の重症度を評価する尺度ではない。
  • CDR(Clinical Dementia Rating)は、総合的な認知症の重症度を評価する尺度である。6つの領域(記憶、方向感覚、判断力、問題解決能力、コミュニケーション、日常生活活動)を評価し、認知症の進行度を判断する。
  • HDS-R(Hasegawa Dementia Scale-Revised)は、認知症の診断や進行度を評価するための尺度であるが、総合的な認知症の重症度を評価する尺度ではない。主に日本で使用される。
  • BEHAVE-AD(Behavioral Pathology in Alzheimer's Disease Rating Scale)は、アルツハイマー型認知症における行動・心理症状(BPSD)を評価する尺度であり、総合的な認知症の重症度を評価する尺度ではない。
  • PSMS(Physical Self-Maintenance Scale)は、高齢者の日常生活における活動性評価に用いられる尺度であり、総合的な認知症の重症度を評価する尺度ではない。排泄、食事、着替え、身繕い、移動能力、入浴の基本的ADL6項目について、各5段階で評価する。
  • 科目:認知症・高齢者障害
  • 重要度:プレミアム特典
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第39回午前:第54問

脳卒中の回復期の評価尺度として誤っているのはどれか。  

1: SIASチャート

2: ブルンストローム法ステージ

3: アシュワース・スケール

4: グラスゴー・コーマ・スケール

5: Fugl-Meyer評価法

第55回午後:第27問

評価の説明で正しいのはどれか。  

1: FIMでは全介助の場合は0点である。

2: WeeFIMの対象年齢は5か月未満である。

3: Barthel Indexでは100点の場合は独居可能である。

4: 障害高齢者の日常生活自立度判定基準では全介助の場合はランクCである。

5: 老研式活動能力指標では日常生活動作に関する13項目を他者が観察して評価する。

第34回午前:第88問

ADLの評価法で誤っているのはどれか。  

1: Kenny self-care scoreでは「できるADL」を評価する。

2: Katz indexではADL項目の自立・依存の組合せで7群に分類する。

3: PULSESは生活機能における6項目の頭文字をとったものである。

4: Barthel indexの総点は100点である。

5: FIMは4段階評価である。

第36回午前:第78問

検査・測定で誤っている組合せはどれか。  

1: モダプツテスト-職業適性評価

2: ソシオメトリーテスト-自己評価尺度

3: 内田・クレペリンテスト-作業能力評価

4: PGCモラールスケール-生きがい尺度

5: ミニメンタルステート検査(MMSE)-認知症症状評価

第43回午前:第50問

順序尺度を用いた評価はどれか。2つ選べ。  

1: BMI

2: ROM

3: MMT

4: FIM

5: 10 m歩行時間

第38回午前:第96問

認知症患者の作業療法評価で適切でないのはどれか。  

1: 歩行状態などの運動機能

2: 記銘力や理解力などの知的機能

3: 家族の介護力の程度

4: 内田・クレペリンテストでの作業能力

5: 呼吸器・循環器などの合併症の有無

第51回午前:第84問

Barthel Indexで正しいのはどれか。  

1: 歩行には坂道歩行を含まない。

2: 100点であれば社会生活に支障はない。

3: トイレ動作にはトイレの出入りを含まない。

4: 食事動作は補助具を使用しない状態で評価する。

5: 車椅子からベッドへの移乗には車椅子操作は含まない。

第57回午後:第33問

Parkinson病の評価で適切なのはどれか。  

1: Beevor徴候

2: Finkelstein test

3: MAS

4: SARA

5: Westphal現象

第38回午前:第93問

てんかん患者に対する作業療法評価で優先度の低いのはどれか。  

1: ベンダー・ゲシュタルト・テスト

2: コース立方体組合わせテスト

3: ロールシャッハ・テスト

4: WAIS-R

5: 職業適性検査

第35回午前:第93問

ADL評価について正しいのはどれか。  

1: Barthel indexはコミュニケーションの項目を含む。

2: Katz indexでは自立指標は社会的認知の項目を含む。

3: FIMは実際に実行しているかどうかを評価する。

4: Lawtonの手段的ADLのスケールは脳性麻痺児のADL評価法である。

5: PULSESプロフィールでは言語機能の項目はない。

第45回午前:第8問

65歳の女性。左被殻出血。発症後4日。ベッドサイドでの作業療法が開始された。JCS(Japan Coma Scale)はⅠ‐1だが問いかけに対する返答に間違いが多い。初回の作業療法評価として適切なのはどれか。2つ選べ。  

1: STEF

2: 関節可動域測定

3: 三宅式記銘力検査

4: カナダ作業遂行測定(COPM)

5: Brunnstrom法による運動検査