関節軟骨で正しいのはどれか。
1: 弾性軟骨である。
2: 再生能力が低い。
3: 滑膜で覆われている。
4: 表面には神経終末が分布する。
5: 豊富な血管によって栄養される。
強直性脊椎炎で正しいのはどれか。
1: 20歳代の女性に好発する。
2: 急性発作で発病する。
3: 血沈は正常である。
4: 虹彩毛様体炎を伴う。
5: 四肢の関節は障害されない。
誤っているのはどれか。
1: 朝のこわばりは慢性関節リウマチの診断基準項目に含まれる。
2: 全身性エリテマトーデスは男性に多い。
3: レイノー現象は寒冷により誘発される。
4: リウマチ熱は溶連菌感染と関連する。
5: 強直性脊椎炎は仙腸関節に好発する。
慢性関節リウマチの治療法とその目的との組合せで誤っているのはどれか。
1: 温熱療法-変形の予防
2: 運動療法-筋力の保持
3: 装具療法-関節の保護
4: 薬物療法-消 炎
5: 滑膜切除術-早期の消炎
Down症候群について正しいのはどれか。
1: 転座型に次いで21トリソミーが多い。
2: 発症リスクに高齢出産がある。
3: 言語表出に問題はない。
4: 筋緊張は高い。
5: 男子に多い。
急性炎症が主な病態であるのはどれか。
1: 肩関節周囲炎
2: 痛風性関節炎
3: 結核性膝関節炎
4: 肘離断性骨軟骨炎
5: 上腕骨外側上顆炎
膝関節内反変形のある変形性膝関節症患者にみられる歩行の特徴はどれか。2つ選べ。
1: 立脚相:外側スラスト
2: 立脚相:立脚側への体幹傾斜
3: 立脚相:立脚肢の反張膝
4: 遊脚相:分回し
5: 遊脚相:遊脚側の骨盤下制
変形性股関節症患者の異常歩行と原因との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
1: アヒル様歩行 - 両側股関節外転拘縮
2: 腰椎前弯の増強 - 患側股関節屈曲拘縮
3: トレンデレンブルグ歩行 - 患側股関節外旋拘縮
4: 大殿筋歩行 - 患側股関節内転拘縮
5: 墜落性跛行 - 患側脚短縮
小児自閉症について正しいのはどれか。
1: 学童期に発症する。
2: 脊椎変形を生じる。
3: 女児より男児に多く出現する。
4: 精神遅滞を伴うことは稀である。
5: 大部分の症例でてんかんを認める。
疾患と病理的変化との組合せで誤っているのはどれか。
1: 多発性硬化症-中枢神経の脱髄
2: パーキンソン病-大脳皮質の変性
3: アルツハイマー病-大脳皮質の変性
4: ギラン・バレー症候群-末梢神経の脱髄
5: 筋萎縮性側索硬化症-脊髄側索の変性
変形性膝関節症の理学療法で適切でないのはどれか。
1: 下肢伸展挙上訓練
2: スクワット
3: 膝関節への温熱療法
4: 楔状足底板
5: 膝関節サポーター
痛風について正しいのはどれか。
1: 男性よりも女性に多い。
2: ピロリン酸カルシウム結晶が関節に沈着する。
3: 罹患部位は四肢の近位よりも遠位に多い。
4: 関節変形は生じない。
5: 痛みは関節内出血による。
疾患と病理学的変化の組合せで正しいのはどれか。
1: 多発性硬化症 − 脱髄
2: Binswanger病 − 感染
3: Huntington病 − 炎症
4: Creutzfeldt-Jakob病 − 出血
5: Charcot-Marie-Tooth病 − 虚血
多発性硬化症について正しいのはどれか。
1: 女性に多い。
2: 高体温で症状が改善する。
3: 低緯度地域で有病率が高い。
4: Phalenテストが陽性となる。
5: 免疫不全状態で発症しやすい。
変形性膝関節症の理学療法で誤っているのはどれか。
1: 低い椅子からの立ち上がり訓練
2: 疼痛に対する温熱療法
3: 下肢伸展挙上訓練
4: 膝内反変形に対する外側楔状足底板
5: 水中歩行訓練
疾患と病理変化との組合せで誤っているのはどれか。
1: 多発性硬化症-中枢神経の脱髄
2: ハンチントン舞踏病-線条体の変性
3: アルツハイマー病-大脳皮質の変性
4: パーキンソン病-大脳白質の変性
5: 筋萎縮性側索硬化症-脊髄前角細胞の脱落
慢性関節リウマチの足部の変形で起こりにくいのはどれか。
1: 外反母指
2: 槌指変形
3: 扁平足
4: 凹足変形
5: 踵骨の外反変形
慢性関節リウマチで誤っているのはどれか。
1: 半数以上の患者が高度障害となる。
2: 血沈値の亢進がみられる。
3: 慢性で進行性である。
4: 朝のこわばりがみられる。
5: 骨・関節の破壊を生じる。
原発性骨粗鬆症について正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 男性に多い。
2: 海綿骨の減少を伴う。
3: 喫煙は危険因子である。
4: 低カルシウム血症を伴う。
5: 骨折好発部位は尺骨である。
脊髄損傷患者の異所性骨化で正しいのはどれか。
1: 関節拘縮の原因になる。
2: 下肢では足関節に多い。
3: 上肢では手関節に多い。
4: 受傷後1か月以内に発症する。
5: 血清カルシウム値が上昇する。