うっ血性心不全の際にみられるのはどれか。
1: 皮膚紅潮
2: 咳嗽
3: 初期の体重減少
4: 頸動脈雑音
5: 心胸郭比40%
右延髄背外側部の脳梗塞による障害で認められるのはどれか。
1: 左内反足
2: 右下垂足
3: 右の痛覚脱失
4: 左の深部感覚障害
5: 右下肢の運動失調
心臓について誤っているのはどれか。
1: 2層の心膜に覆われている。
2: 心尖は左前下方に向かう。
3: 左房室弁を三尖弁ともいう。
4: 左右冠状動脈を有する。
5: 左心室は右心室より壁が厚い。
脳血管障害による右大脳半球損傷の症状で頻度の少ないのはどれか。
1: 間違った袖に手を通す。
2: 食事をお膳の片側半分残す。
3: 麻痺のあることが分からない。
4: 急須でお茶を入れる手順を混乱する。
5: 閉眼したままにという指示に開眼してしまう。
心疾患に対する運動療法の効果として誤っているのはどれか。
1: 安静時の心拍数が低下する。
2: 同一運動負荷時の血圧が低下する。
3: 同一運動負荷時の心拍数が低下する。
4: 同一運動負荷時の自覚的強度が低下する。
5: 最大運動負荷時の心拍数が低下する。
肝臓の機能不全によって起こる病態でないのはどれか。
1: 黄疸
2: 腹水
3: 出血傾向
4: 意識障害
5: 高コレステロール血症
廃用による呼吸・循環器の症状で誤っているのはどれか。
1: 心臓予備力の低下
2: 安静時心拍数の減少
3: 起立性低血圧
4: 最大酸素摂取量の低下
5: 肺活量の低下
急性心筋梗塞で誤っているのはどれか。
1: 高血圧は危険因子である。
2: 冠動脈の閉塞で起こる。
3: 胸痛のない心筋梗塞が存在する。
4: 心電図上、異常Q波が最も早期の変化である。
5: 血中CK値が上昇する。
頸動脈洞反射で正しいのはどれか。
1: 血圧が上昇する。
2: 心拍数が増加する。
3: 求心路は舌下神経を介する。
4: 遠心路は迷走神経を介する。
5: 血中酸素濃度の上昇によって生じる。
笑いなどの強い情動で突然に筋緊張が低下し脱力する。このような症状がみられるのはどれか。
1: 欠神てんかん
2: 側頭葉てんかん
3: ナルコレプシー
4: 血管迷走神経失神
5: Jackson型てんかん
心臓で正しいのはどれか。
1: 心筋の収縮は主に水素イオンの細胞内流入によって生ずる。
2: 通常、心筋は伸張されると収縮力が低下する。
3: ノルアドレナリンは心筋収縮力を増加する。
4: 左心室と左心房とは同時に収縮が始まる。
5: 収縮期に冠血管の血流は増加する。
心臓で正しいのはどれか。
1: 右心室から肺静脈が出る。
2: 冠状動脈は大動脈から分岐する。
3: 大動脈弁は2尖である。
4: 僧帽弁は3尖である。
5: 卵円窩は心室中隔にある。
頸動脈洞反射で誤っているのはどれか。
1: 徐脈になる。
2: 血圧が低下する。
3: 化学的刺激によって生じる。
4: 求心路は舌咽神経を介する。
5: 遠心路は迷走神経を介する。
重症筋無力症で誤っているのはどれか。
1: 神経筋接合部の異常で発症する。
2: 男性より女性に多く発症する。
3: 眼瞼下垂や複視が起こる。
4: 日内変動があり午後の方が動作しやすい。
5: 胸腺疾患を合併することが多い。
肝硬変について正しいのはどれか。
1: 門脈圧が亢進する。
2: 血小板が増加する。
3: 胆汁分泌が増加する。
4: 血清g -グロブリンが低下する。
5: 血中アンモニアが低下する。
脳梗塞の発生部位と出現する症状の組合せで正しいのはどれか。
1: Broca領域 ── 遂行機能障害
2: 右小脳半球 ── 左上下肢の運動失調
3: 右内包後脚 ── 左上下肢の運動麻痺
4: 左前頭葉 ── 左半側空間無視
5: 左放線冠 ── 感覚性失語
60歳の男性。脳梗塞による左片麻痺。狭心症の既往がある。運動療法で誤っているのはどれか。
1: 訓練中は心電図をモニターする。
2: 運動負荷テストによって許容される最大心拍数を決定する。
3: 冷汗、顔面蒼白があれば訓練を中止する。
4: 訓練中に胸骨下部の痛みを訴えたら狭心痛を疑う。
5: 左肩他動運動は狭心痛を誘発する。
急性心筋梗塞で適切でないのはどれか。
1: 胸痛
2: 心電図所見の異常
3: 心筋逸脱酵素の高値
4: 冠動脈造影所見の異常
5: ニトログリセリンの著効
心臓について正しいのはどれか。
1: 僧帽弁は三尖弁である。
2: 冠静脈洞は右心房に開口する。
3: 大動脈弁には腱索が付着する。
4: 冠動脈は大動脈弓から分岐する。
5: 右冠動脈は前下行枝と回旋枝に分かれる。
頭蓋内腫瘍について誤っているのはどれか。
1: 下垂体腫瘍では内分泌異常を呈しやすい。
2: 神経鞘腫は三叉神経に好発する。
3: 髄膜腫は手術的治療が比較的容易である。
4: 成人ではテント上腫瘍が多い。
5: 転移性腫瘍の原発巣は肺が多い。