第48回午後第93問の類似問題

第50回午後:第63問

副交感神経の作用はどれか。  

1: 気管支の収縮

2: 心拍数の増加

3: 涙液の分泌抑制

4: 膵液の分泌抑制

5: 内肛門括約筋の収縮

第40回午後:第23問

副交感神経の作用はどれか。  

1: 唾液分泌増加

2: 瞳孔散大

3: 脈拍数増加

4: 消化管運動低下

5: 肛門括約筋収縮

第47回午前:第57問

顔面神経支配でないのはどれか。  

1: 鼻筋

2: 前頭筋

3: 眼輪筋

4: 口輪筋

5: 上眼瞼挙筋

第34回午後:第29問

口腔内の消化について誤っているのはどれか。  

1: 咀嚼運動は反射の影響を受けない随意運動である。

2: 唾液は食物を溶かして味覚受容体を刺激する。

3: 嚥下の口腔期では舌運動が主体である。

4: 唾液アミラーゼはでん粉を加水分解する。

5: ムチンは食塊・口腔を滑らかにする。

第56回午前:第30問

第VII脳神経の検査はどれか。  

1: 眼球運動

2: 眼輪筋筋力

3: 咀嚼筋力

4: 調節反射

5: 軟口蓋反射

第53回午後:第90問

神経麻痺と起こり得る症状の組合せで正しいのはどれか。  

1: 腋窩神経麻痺――――――下垂指

2: 肩甲上神経麻痺―――――Phalen徴候

3: 前骨間神経麻痺―――――涙滴徴候

4: 大腿神経麻痺――――――下垂足

5: 副神経麻痺―――――――翼状肩甲

  • 答え:3
  • 解説:神経麻痺は、神経が損傷されることで筋力低下や筋萎縮などの症状が現れる。正しい神経麻痺と症状の組み合わせは前骨間神経麻痺と涙滴徴候である。
  • 腋窩神経麻痺は三角筋や小円筋を支配するため、筋力低下や筋萎縮が見られる。下垂指は橈骨神経麻痺で見られるため、この組み合わせは正しくない。
  • 肩甲上神経麻痺は棘上筋や棘下筋を支配するため、肩関節運動痛や脱力、筋萎縮が見られる。Phalen徴候は正中神経の障害で見られるため、この組み合わせは正しくない。
  • 前骨間神経麻痺は長母指屈筋、示指深指屈筋、方形回内筋を支配するため、麻痺により涙滴徴候(母指と示指で正円を作ろうとしても涙滴型となる)が見られる。この組み合わせは正しい。
  • 大腿神経麻痺は腸骨筋、縫工筋、大腿四頭筋、恥骨筋、膝関節筋などを支配するため、麻痺により膝関節の伸展が障害される。下垂足は腓骨神経麻痺で見られるため、この組み合わせは正しくない。
  • 副神経麻痺は胸鎖乳突筋や僧帽筋を支配するため、麻痺により筋力低下と筋萎縮が見られる。翼状肩甲は長胸神経麻痺で見られるため、この組み合わせは正しくない。
  • 科目:神経・筋系の障害と臨床医学
  • 重要度:プレミアム特典
  • 類似問題を見る
  • この問題について報告する

第40回午後:第15問

感覚支配で正しい組合せはどれか。  

1: 母指背側-正中神経

2: 前腕尺側-筋皮神経

3: 上腕内側-橈骨神経

4: 足指背側-脛骨神経

5: 下腿内側-伏在神経

第56回午前:第67問

蓄尿時に作用する体性運動神経はどれか。  

1: 陰部神経

2: 下殿神経

3: 下腹神経

4: 骨盤神経

5: 閉鎖神経

  • 答え:1
  • 解説:蓄尿時に作用する体性運動神経は陰部神経である。尿の排出および蓄尿時には、神経により筋の収縮と弛緩の調整がされている。関係する末梢神経は、交感神経が下腹神経、副交感神経が骨盤神経、体性神経が陰部神経である。
  • 陰部神経は、蓄尿時に関与する外尿道括約筋の体性神経であるため、正しい選択肢です。
  • 下殿神経は、大殿筋に関与する神経であり、蓄尿時に作用する体性運動神経ではないため、間違いです。
  • 下腹神経は、蓄尿時に関与する交感神経であるが、体性運動神経ではないため、間違いです。
  • 骨盤神経は、蓄尿時に関与する副交感神経であるが、体性運動神経ではないため、間違いです。
  • 閉鎖神経は、内転筋群(恥骨筋、長内転筋、短内転筋、大内転筋、薄筋、外閉鎖筋)に関与する神経であり、蓄尿時に作用する体性運動神経ではないため、間違いです。
  • 科目:生理学(筋・感覚・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
  • 類似問題を見る
  • この問題について報告する

第41回午後:第28問

正しいのはどれか。  

1: 耳管は外耳と上咽頭とをつなぐ。

2: キヌタ骨は鼓膜に接する。

3: 蝸牛は内耳にある。

4: 音は半規管で感知される。

5: 第8脳神経核は中脳にある。

第36回午前:第73問

末梢神経損傷による運動障害で誤っている組合せはどれか。  

1: 副神経-肩甲骨の挙上

2: 腋窩神経-肩関節の外転

3: 橈骨神経-母指の対立

4: 閉鎖神経-股関節の内転

5: 総腓骨神経-足関節の背屈

第49回午後:第67問

排便に関与する体性神経はどれか。  

1: 陰部神経

2: 下殿神経

3: 下腹神経

4: 骨盤神経

5: 上殿神経

第43回午前:第49問

顎関節の運動と咀嚼筋の組合せで誤っているのはどれか。2つ選べ。 ア.閉口 - 両側の側頭筋イ.開口 - 両側の外側翼突筋ウ.下顎を前方に突き出す - 両側の外側翼突筋エ.下顎を後方に引く - 両側の内側翼突筋オ.下顎を一側に偏らせる - 同側の内側翼突筋  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第54回午後:第60問

頸動脈洞反射で正しいのはどれか。  

1: 血圧が上昇する。

2: 心拍数が増加する。

3: 求心路は舌下神経を介する。

4: 遠心路は迷走神経を介する。

5: 血中酸素濃度の上昇によって生じる。

  • 答え:4
  • 解説:頸動脈洞反射は、血圧の変化を感知し、交感神経・副交感神経を介して血圧を元のレベルに戻す反射である。求心路は舌咽神経を介し、遠心路は迷走神経を介する。
  • 選択肢1は間違いです。頸動脈洞反射により血圧は低下する。呼吸抑制も生じる。
  • 選択肢2は間違いです。頸動脈洞反射により心拍数は減少する。
  • 選択肢3は間違いです。求心路は舌咽神経を介する。
  • 選択肢4は正しいです。遠心路は迷走神経を介する。頸動脈洞の感受性が亢進すると、迷走神経の過剰な反射により、頸動脈洞失神を起こす。
  • 選択肢5は間違いです。頸動脈洞反射は、頸動脈洞に存在する動脈圧受容器が血圧の変化を感知することで生じる。一方、頸動脈小体は、血液の酸素分圧の低下を感受する。
  • 科目:生理学(筋・感覚・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
  • 類似問題を見る
  • この問題について報告する

第56回午前:第24問

感覚機能について正しいのはどれか。  

1: 聴覚路は上側頭回に至る。

2: 視覚路は内側膝状体を通る。

3: 深部覚は脊髄視床路を上行する。

4: 痛覚は脊髄内で後索を上行する。

5: 味覚は副神経を経由して伝わる。

第51回午後:第66問

呼吸循環調節系について正しいのはどれか。  

1: 頸動脈小体は血中の酸素分圧の低下を感知する。

2: 頸動脈小体は総頸動脈と鎖骨下動脈の分岐部にある。

3: 大動脈弓の圧受容器からの求心路は舌咽神経である。

4: 頸動脈洞の圧受容器からの求心路は迷走神経である。

5: 血中の酸素分圧の低下は化学受容体を介して脊髄に伝えられる。