第41回午後第28問の類似問題

第40回午後:第4問

正しいのはどれか。  

1: 耳管は咽頭と内耳を連絡する。

2: 耳石は蝸牛にある。

3: 鼓膜は中耳と内耳を隔てる。

4: 半規管は頭部の回転運動を感受する。

5: コルチ器は身体運動の加速度を感受する。

第38回午後:第13問

正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.耳管は咽頭に開口している。イ.内耳は側頭骨の錐体部内にある。ウ.鼓膜はキヌタ骨に接している。エ.前庭は蝸牛と三半規管からなる。オ.中耳には聴覚と平衡覚をつかさどる感覚器がある。  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第50回午前:第57問

平衡聴覚器の解剖について正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 耳管は咽頭に開口している。

2: 鼓膜はキヌタ骨に接している。

3: 内耳は側頭骨の錐体部内にある。

4: 前庭は蝸牛と三半規管からなる。

5: 中耳には聴覚と平衡覚をつかさどる感覚器がある。

第44回午後:第27問

正しいのはどれか。  

1: 耳小骨は内耳にある。

2: コルチ器は三半規管にある。

3: 平衡斑は卵形嚢と球形嚢とにある。

4: 蝸牛は頭部の回転加速度を検出する。

5: 前庭神経核から動眼神経核への連絡はない。

第34回午後:第20問

平衡・聴覚器官で誤っているのはどれか。  

1: 中耳は三つの耳小骨をもつ。

2: 鼓室は耳管によって咽頭に通じている。

3: 蝸牛は有毛細胞をもつ。

4: 三半規管は聴覚をつかさどる。

5: 内耳神経は平衡感覚に関与する。

第56回午前:第59問

中耳について正しいのはどれか。  

1: キヌタ骨は鼓膜に接している。

2: 耳管に分布する動脈は迷路動脈である。

3: アブミ骨筋の支配神経は下顎神経である。

4: キヌタ骨の短脚はアブミ骨と関節を形成する。

5: アブミ骨底は内耳の前庭窓にはまり込んでいる。

  • 答え:5
  • 解説:中耳は、鼓膜と内耳の間に位置し、ツチ骨、キヌタ骨、アブミ骨という3つの耳小骨があり、音の伝達を助ける役割がある。また、中耳には筋肉や神経も分布している。
  • キヌタ骨は鼓膜に接しているのではなく、ツチ骨が鼓膜に接している。キヌタ骨は耳小骨の中間に位置している。
  • 耳管に分布する動脈は迷路動脈ではなく、耳動脈である。迷路動脈は内耳に分布している。
  • アブミ骨筋の支配神経は下顎神経ではなく、顔面神経である。下顎神経は主に下顎や舌の前2/3などの感覚や咀嚼筋の運動を支配している。
  • キヌタ骨の短脚ではなく、長脚がアブミ骨と関節を形成している。
  • 正しい。アブミ骨底は内耳の前庭窓にはまり込んでおり、音の伝達を助ける役割を果たしている。
  • 科目:解剖学(その他)
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第51回午前:第59問

平衡聴覚器について正しいのはどれか。  

1: 半規管は頭部の回転運動を感知する。

2: 半規管は蝸牛神経の支配を受ける。

3: 半規管にはコルチ器が存在する。

4: 蝸牛管は内リンパの流れが受容器の刺激となる。

5: 蝸牛管には耳石が存在する。

第37回午後:第19問

内耳について誤っているのはどれか。 ア.耳小骨がある。イ.聴覚器は半規管にある。ウ.卵形嚢や球形嚢から前庭神経が出ている。エ.半規管の内部はリンパで満たされている。オ.半規管膨大部には有毛細胞がある。  

1: ア、イ

2: ア、オ

3: イ、ウ

4: ウ、エ

5: エ、オ

第55回午後:第59問

内耳に含まれるのはどれか。  

1: 鼓室

2: 耳管

3: キヌタ骨

4: 膜半規管

5: アブミ骨筋

  • 答え:4
  • 解説:内耳は、聴覚と平衡感覚を司る部分で、膜迷路と骨迷路から構成されています。膜半規管は内耳の膜迷路に含まれる構造で、平衡感覚に関与しています。
  • 鼓室は中耳に含まれる構造で、鼓膜と耳小骨を含んでいます。内耳とは異なる部分に位置しているため、正解ではありません。
  • 耳管は中耳に含まれる構造で、鼓室と咽頭腔を連絡する管です。気圧の平衡を保つ役割がありますが、内耳には含まれません。
  • キヌタ骨は耳小骨の一つで、中耳に含まれます。耳小骨は、ツチ骨、キヌタ骨、アブミ骨の順に並んでおり、鼓膜の振動を増幅して内耳に伝える役割がありますが、内耳には含まれません。
  • 膜半規管は内耳の膜迷路に含まれる構造で、平衡感覚に関与しています。骨半規管の内部に同形で存在し、卵形嚢に開口しています。このため、正解は選択肢4です。
  • アブミ骨筋は中耳に含まれる筋肉で、アブミ骨に付着しています。非常に強大な爆発音などが入ってきた場合、瞬間的にアブミ骨筋がフリーズして振動をブロックし、強大音が内耳に伝わらないようにする役割がありますが、内耳には含まれません。
  • 科目:解剖学(その他)
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第56回午前:第24問

感覚機能について正しいのはどれか。  

1: 聴覚路は上側頭回に至る。

2: 視覚路は内側膝状体を通る。

3: 深部覚は脊髄視床路を上行する。

4: 痛覚は脊髄内で後索を上行する。

5: 味覚は副神経を経由して伝わる。

第36回午後:第3問

正しいのはどれか。  

1: 舌筋は平滑筋である。

2: 口峡は口腔と咽頭との境である。

3: 咽頭腔は口部と喉頭部とからなる。

4: 食道は気管の前方を走行する。

5: 食道粘膜は円柱上皮である。

第45回午後:第63問

正しいのはどれか。  

1: コルチ器官には有毛細胞がある。

2: 耳小骨は鼓膜の音振動を減弱させる。

3: 耳小骨に付着する筋が収縮すると音の伝達は増幅される。

4: 音に対する蝸牛の基底膜の反応は周波数によらず一定である。

5: 有毛細胞の不動毛はどの方向に動いても有毛細胞を脱分極させる。

第43回午後:第2問

正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 骨膜は感覚神経に富む。

2: 骨膜は骨の長軸方向の成長に関わる。

3: 関節面は骨端軟骨で覆われている。

4: 長骨の骨幹は海綿質で形成される。

5: 発育期の骨髄は造血機能を営んでいる。

第37回午後:第13問

正しいのはどれか。  

1: 舌筋は平滑筋である。

2: 舌筋は舌下神経支配である。

3: 味覚は三叉神経支配である。

4: 口蓋帆は軟口蓋の前方にある。

5: 舌根は口峡の上壁である。

第54回午後:第58問

膵臓で正しいのはどれか。  

1: 膵頭は脾臓に接する。

2: 膵尾は十二指腸に接する。

3: 膵管は十二指腸に開口する。

4: 膵体は横行結腸前面を横走する。

5: Langerhans〈ランゲルハンス〉島は膵頭に多く存在する。

  • 答え:3
  • 解説:膵臓は腹部に位置し、膵頭、膵体、膵尾の3部に分かれています。膵臓は消化酵素を分泌する外分泌腺と、インスリンやグルカゴンを分泌する内分泌腺の両方を持っています。
  • 選択肢1は間違いです。膵頭は十二指腸の下行部に接しています。
  • 選択肢2は間違いです。膵尾は脾臓の脾門に接しています。
  • 選択肢3は正しいです。膵管は外分泌腺の導管で、総胆管とともに大十二指腸乳頭に開口します。また、一部は副膵管として小十二指腸乳頭に開口します。
  • 選択肢4は間違いです。膵体は脊柱前面を横走しています。
  • 選択肢5は間違いです。内分泌腺であるLangerhans島(膵島)は、膵頭には少なく、膵尾に多く存在します。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
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第45回午後:第53問

大脳で正しいのはどれか。  

1: 中心溝によって左右半球に分けられる。

2: 外側溝によって側頭葉と後頭葉とに分けられる。

3: 鳥距溝によって頭頂葉と後頭葉とに分けられる。

4: 脳梁によって左右半球は連結している。

5: 脳弓によって下垂体は視床下部と連結している。

第40回午後:第3問

正しいのはどれか。  

1: 気管は食道の背側に位置する。

2: 気管支は第3胸椎の高さで分岐する。

3: 気管支は左右対称である。

4: 気管支の粘膜には線毛がある。

5: 気管支は副交感神経の興奮で拡張する。

第43回午後:第27問

回転加速度を感知するのはどれか。  

1: 耳小骨

2: 蝸牛管

3: 球形嚢

4: 三半規管

5: コルチ器

第35回午後:第6問

正しいのはどれか。  

1: 口蓋の後半部を硬口蓋という。

2: 口唇、歯列および頬で囲まれた空間を口腔前庭という。

3: 舌の主体は平滑筋である。

4: 咽頭は直接気管とつながる。

5: 食道は気管分岐部の背側で広くなる。

第46回午後:第57問

正しいのはどれか。  

1: 食道は上行大動脈の腹側にある。

2: 胃底部は横隔膜と接する。

3: 胆嚢は肝臓の頭側に接する。

4: 総肝管は十二指腸に開口する。

5: 膵頭部は脾臓に接する。