第46回午前第93問の類似問題

第57回午後:第67問

下垂体前葉から分泌されるホルモンはどれか。  

1: メラトニン

2: オキシトシン

3: バソプレシン

4: プロラクチン

5: テストステロン

  • 答え:4
  • 解説:下垂体前葉から分泌されるホルモンは、成長ホルモン(GH)、甲状腺刺激ホルモン(TSH)、副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)、卵胞刺激ホルモン(FSH)、黄体形成ホルモン(LH)、乳腺刺激ホルモン(プロラクチン)である。
  • メラトニンは、松果体で合成されるホルモンであり、下垂体前葉からは分泌されないため、この選択肢は誤りです。
  • オキシトシンは、下垂体後葉から分泌されるホルモンであり、下垂体前葉からは分泌されないため、この選択肢は誤りです。
  • バソプレシンは、下垂体後葉から分泌されるホルモンであり、下垂体前葉からは分泌されないため、この選択肢は誤りです。
  • プロラクチンは、下垂体前葉から分泌される乳腺刺激ホルモンであり、正解です。プロラクチンは、乳汁分泌の促進や乳腺の発達に関与しています。
  • テストステロンは、精巣や副腎から分泌されるホルモンであり、下垂体前葉からは分泌されないため、この選択肢は誤りです。テストステロンは、男性の性徴や精子生成に関与しています。
  • 科目:生理学(その他)
  • 重要度:プレミアム特典
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第44回午後:第84問

正常圧水頭症の症状でないのはどれか。  

1: 複視

2: 尿失禁

3: 計算力低下

4: 自発性低下

5: 歩行不安定

第45回午前:第68問

ホルモンと産生部位との組合せで正しいのはどれか。  

1: プロラクチン放出ホルモン - 下垂体

2: サイロキシン - 視床下部

3: カルシトニン - 上皮小体

4: セクレチン - 副腎

5: エリスロポエチン - 腎臓

第54回午後:第89問

続発性骨粗鬆症発症の危険因子はどれか。  

1: 肥満

2: 副腎不全

3: 関節リウマチ

4: 甲状腺機能低下

5: 副甲状腺機能低下

  • 答え:3
  • 解説:続発性骨粗鬆症は、他の疾患や薬剤などが原因で発症する骨粗鬆症です。関節リウマチ、甲状腺機能亢進症、副甲状腺機能亢進症、Cushing症候群などの内分泌疾患や、ステロイド薬、抗けいれん薬などの薬剤性、慢性腎不全、糖尿病、アルコールや廃用、栄養不良などの生活習慣が危険因子とされています。
  • 肥満は続発性骨粗鬆症の危険因子ではありません。むしろ、適度な体重は骨密度を維持するのに役立ちます。
  • 副腎不全は糖質コルチコイドの分泌が減少するため、続発性骨粗鬆症の危険因子とはなりません。逆に、副腎皮質ホルモンの過剰分泌がある場合、ステロイドによる骨粗鬆症の危険因子となります。
  • 関節リウマチは続発性骨粗鬆症発症の危険因子です。関節リウマチの治療に用いられるステロイド薬や炎症による骨密度低下が、骨粗鬆症の発症につながることがあります。
  • 甲状腺機能低下は、破骨細胞の形成が抑制されないため、骨粗鬆症の危険因子になる場合がありますが、関節リウマチがより大きな危険因子です。甲状腺機能亢進症の場合は、骨の吸収が抑制され、石灰化が促進されるため、骨粗鬆症の危険因子となります。
  • 副甲状腺機能低下は、骨形成に作用するため、続発性骨粗鬆症の危険因子とはなりません。逆に、副甲状腺機能亢進症の場合は、骨吸収が亢進され、続発性骨粗鬆症の危険因子となります。
  • 科目:老年期障害と臨床医学
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第55回午後:第75問

尿検査項目とその検査結果が高値となる疾患との組合せで正しいのはどれか。  

1: ケトン体――――膵炎

2: ビリルビン―――糖尿病

3: アルブミン―――肝硬変

4: ヘモグロビン――心筋梗塞

5: ミオグロビン――横紋筋融解症

  • 答え:5
  • 解説:尿検査項目とその検査結果が高値となる疾患との組合せで正しいのは、ミオグロビンと横紋筋融解症の組合せです。尿検査項目によって、それぞれ異なる疾患が疑われます。
  • ケトン体が高値の場合は、糖尿病性ケトアシドーシスや甲状腺機能亢進症などが疑われますが、膵炎とは関係ありません。
  • ビリルビンが高値の場合は、急性膵炎や肝硬変などの肝細胞障害や閉塞性黄疸が疑われますが、糖尿病とは関係ありません。
  • アルブミンが高値の場合は、糖尿病性腎症や動脈硬化、前立腺炎、膀胱炎などが疑われますが、肝硬変とは関係ありません。
  • ヘモグロビンが高値の場合は、発作性夜間ヘモグロビン尿症などが疑われますが、心筋梗塞とは関係ありません。
  • ミオグロビンが高値の場合は、横紋筋融解症が疑われます。横紋筋融解症は、筋組織が急激に破壊されるときにミオグロビンが漏出し、尿中に現れるため、この組合せが正しいです。
  • 科目:臨床医学総論(病理学)
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第48回午後:第85問

病態とその治療薬の組合せで正しいのはどれか。  

1: ジスキネジア − L-dopa

2: 重症筋無力症 − コリンエステラーゼ阻害薬

3: 前立腺肥大症 − 抗コリン薬

4: 間質性肺炎 − メトトレキサート

5: 消化管出血 − アスピリン

第40回午後:第1問

神経内分泌に強く関与する臓器はどれか。  

1: 下垂体前葉

2: 下垂体後葉

3: 甲状腺

4: 副腎皮質

5: 副腎髄質

第57回午前:第58問

副腎髄質から分泌されるホルモンはどれか。  

1: レニン

2: アンドロゲン

3: コルチゾール

4: アルドステロン

5: ノルアドレナリン

  • 答え:5
  • 解説:副腎髄質から分泌されるホルモンはアドレナリンとノルアドレナリンであり、交感神経が優位になると副腎中央部にある副腎髄質から分泌されます。
  • レニンは副腎髄質からではなく、腎糸球体血管極付近にある輸入動脈の平滑筋細胞から分泌されるため、この選択肢は誤りです。
  • アンドロゲンは副腎髄質からではなく、精巣のライディッヒ間細胞から分泌されるため、この選択肢は誤りです。
  • コルチゾールは副腎髄質からではなく、副腎皮質から分泌されるため、この選択肢は誤りです。
  • アルドステロンは副腎髄質からではなく、副腎皮質から分泌されるため、この選択肢は誤りです。
  • ノルアドレナリンは副腎髄質から分泌されるため、この選択肢は正解です。アドレナリンも副腎髄質から分泌されますが、選択肢には含まれていません。
  • 科目:解剖学(その他)
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第35回午後:第7問

副腎について正しいのはどれか。  

1: 右副腎静脈は右腎静脈を介して下大静脈に移行する。

2: 左副腎は右副腎よりも1/2椎体高い位置にある。

3: 髄質は糖質コルチコイドを分泌する。

4: 皮質は抗利尿ホルモンを分泌する。

5: 髄質は中胚葉に由来する。

第55回午前:第61問

副腎髄質から分泌されるホルモンはどれか。2つ選べ。  

1: アドレナリン

2: アルドステロン

3: アンドロゲン

4: コルチゾール

5: ノルアドレナリン

  • 答え:1 ・5
  • 解説:副腎髄質から分泌されるホルモンはアドレナリンとノルアドレナリンです。これらはストレス反応や緊急時に働くホルモンで、心機能亢進や血糖上昇作用などがあります。
  • アドレナリンは正解です。副腎髄質から分泌され、心機能亢進や血糖上昇作用を持ちます。また、アドレナリンはストレス反応や緊急時に働くホルモンとして知られています。
  • アルドステロンは間違いです。アルドステロンは副腎皮質から分泌され、ナトリウムの保持やカリウムの排出促進、細胞外溶液の増加、血圧上昇作用を持ちます。
  • アンドロゲンは間違いです。アンドロゲンは副腎皮質から分泌され、生殖器官の機能維持や男性の第二次性徴の発現、タンパク質同化作用促進作用を持ちます。
  • コルチゾールは間違いです。コルチゾールは副腎皮質から分泌され、肝の糖新生促進、血糖上昇、蛋白・脂肪分解、水利用促進作用を持ちます。
  • ノルアドレナリンは正解です。副腎髄質から分泌され、末梢血管収縮による血圧上昇作用を持ちます。また、ノルアドレナリンもアドレナリンと同様にストレス反応や緊急時に働くホルモンです。
  • 科目:生理学(その他)
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第52回午前:第67問

尿の生成について正しいのはどれか。  

1: 集合管では尿の希釈を行う。

2: 血漿蛋白は糸球体を透過する。

3: 血液の濾過は腎小体で行われる。

4: 近位尿細管ではアンモニアの再吸収を行う。

5: 抗利尿ホルモンは水の再吸収量を減少させる。

第35回午後:第81問

副甲状腺ホルモンで誤っているのはどれか。  

1: 骨の再吸収を促進する。

2: 腸管でのカルシウムの吸収を促進する。

3: 腎臓でのカルシウム再吸収を促進する。

4: 腎臓でのリンの排泄を抑制する。

5: 分泌は血清カルシウム濃度の低下によって増加する。

第45回午後:第100問

薬剤とその典型的副作用との組合せで正しいのはどれか。  

1: 抗うつ薬-不安発作

2: 抗不安薬-脱力

3: 抗精神病薬-幻覚

4: 抗てんかん薬-錐体外路症状

5: Parkinson病治療薬-無月経

第34回午後:第94問

副腎皮質ステロイド薬の副作用で誤っているのはどれか。  

1: 骨粗鬆症

2: 筋肥大

3: 免疫能低下

4: 耐糖能低下

5: 精神症状

第55回午前:第48問

廃用症候群の症状と予防法の組合せで誤っているのはどれか。  

1: 起立性低血圧――離床

2: 筋力低下――――神経筋電気刺激

3: 骨萎縮―――――機能的電気刺激

4: 褥瘡――――――体位変換

5: 深部静脈血栓――弾性ストッキング

第36回午後:第66問

廃用症候群に含まれないのはどれか。  

1: 筋萎縮

2: 尿路結石

3: 骨粗鬆症

4: 反張膝

5: 体力低下