脳卒中患者の摂食・嚥下障害について誤っているのはどれか。
1: 仮性球麻痺に伴いやすい。
2: 急性期には比較的高頻度にみられる。
3: 誤嚥を伴うと肺炎の危険性が高くなる。
4: 姿勢の違いで誤嚥の頻度が変わる。
5: ゼリーは水より誤嚥しやすい。
筋萎縮性側索硬化症の主な機能障害でみられないのはどれか。2つ選べ。 ア.知能障害イ.構音障害ウ.嚥下障害エ.呼吸障害オ.感覚障害
1: ア
2: イ
3: ウ
4: エ
5: オ
正しい組合せはどれか。
1: 重症筋無力症-運動失調
2: パーキンソン症候群-企図振戦
3: フリードライヒ失調症-Romberg徴候陰性
4: ギラン・バレー症候群-腱反射亢進
5: 脊髄空洞症-解離性感覚障害
Guillain-Barré症候群について正しいのはどれか。
1: 50%以上で再発する。
2: 脱髄型と軸索型がある。
3: アルコール多飲が原因である。
4: ビタミンB1欠乏によって起こる。
5: 歩行可能まで回復する症例は25%以下である。
肩手症候群で誤っているのはどれか。
1: 初期には腫脹を伴う。
2: 灼熱性疼痛を伴う。
3: 感覚障害は重度である。
4: 晩期には関節拘縮は重度となる。
5: 晩期には骨萎縮を伴う。
肩手症候群で誤っているのはどれか。
1: 初期には腫脹を伴う。
2: 灼熱性疼痛を伴う。
3: 感覚障害は重度である。
4: 晩期には関節拘縮は重度となる。
5: 晩期には骨萎縮を伴う。
多発性硬化症の初発症状で多いのはどれか。2つ選べ。 ア.腱反射低下イ.視力低下ウ.しびれ感エ.膀胱障害オ.言語障害
1: ア
2: イ
3: ウ
4: エ
5: オ
前大脳動脈閉塞で生じやすいのはどれか。2つ選べ。 ア.手の把握反射イ.上肢より下肢に強い運動障害ウ.ウェルニッケ失語エ.同名半盲オ.半側空間無視
1: ア
2: イ
3: ウ
4: エ
5: オ
軸索変性型のGuillain-Barré症候群で適切なのはどれか。
1: 発症後1週間経過すれば高負荷の訓練は可能である。
2: γ-グロブリン大量療法中に運動療法は行わない。
3: 下垂足に対して軽量の短下肢装具を作製する。
4: 手内筋麻痺は3か月以内で回復する。
5: 発症後6か月間で症状は固定する。
42歳の男性。Guillain-Barré症候群。発症後3日目。四肢体幹の重度な麻痺と呼吸筋麻痺のため人工呼吸器管理の状態である。この時期に行う理学療法で適切なのはどれか。
1: 体位排痰
2: 痙縮の抑制
3: 体幹の漸増抵抗運動
4: 上下肢の高負荷の筋力増強運動
5: 上下肢の過伸張を伴うストレッチ
Guillain-Barré症候群について正しいのはどれか。
1: 顔面神経麻痺から発症する。
2: 髄液中の蛋白が上昇する。
3: 自律神経障害はみられない。
4: 呼吸筋麻痺はみられない。
5: 再発と寛解とを繰り返す。
デュシェンヌ型筋ジストロフィーで正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.思春期の男子に発症する。イ.初発症状は上肢の筋力低下である。ウ.脊柱側弯症を生じる。エ.股関節、膝関節の屈曲拘縮を起こす。オ.立位姿勢では著明な腰椎後弯を生じる。
1: ア
2: イ
3: ウ
4: エ
5: オ
神経・筋疾患の患者のリハビリテーションで優先度が低いのはどれか。
1: Parkinson病では視覚刺激を運動発動に利用する。
2: 筋ジストロフィーの運動訓練では過負荷に注意する。
3: 筋萎縮性側索硬化症では発症早期から褥瘡に注意する。
4: Guillain-Barré症候群では訓練中の不整脈に注意する。
5: 脊髄小脳変性症では早期から転倒に注意する。
ゲルストマン症候群に含まれるのはどれか。2つ選べ。 ア.失 算イ.失 行ウ.失 語エ.失 読オ.失 書
1: ア
2: イ
3: ウ
4: エ
5: オ
筋萎縮性側索硬化症で生じにくい障害はどれか。2つ選べ。 ア.構音障害イ.膀胱直腸障害ウ.眼球運動障害エ.嚥下障害オ.呼吸障害
1: ア
2: イ
3: ウ
4: エ
5: オ
脳性麻痺で正しいのはどれか。
1: アテトーゼ型では下肢より上肢の支持性が良い。
2: アテトーゼ型では初期は低緊張である。
3: 痙直型では出生直後から筋緊張が亢進する。
4: 痙直型両麻痺では下肢より上肢の麻痺が重度である。
5: 痙直型片麻痺では上肢より下肢の麻痺が重度である。
痙直型両麻痺児の歩行の特徴で誤っているのはどれか。
1: 体幹の側方動揺が大きい。
2: 股・膝関節の屈曲が大きい。
3: 股関節が内転位になりやすい。
4: 足先から接地する。
5: 上肢は伸展位をとる。
脊髄損傷で正しいのはどれか。
1: 脊髄円錐部損傷では排尿障害の予後は良好である。
2: 馬尾損傷では痙性対麻痺を生じる。
3: 後脊髄症候群では深部感覚障害に比べ温痛覚障害が主体となる。
4: 前脊髄症候群では深部感覚障害に比べ運動機能の予後が悪い。
5: ブラウン・セカール症候群では損傷部以下の同側の温痛覚障害がある。
疾患と歩行指導との組合せで適切でないのはどれか。
1: 痙直型両麻痺-ロフストランド杖
2: 脊髄小脳変性症-松葉杖
3: デュシェンヌ型筋ジストロフィー-バネ付き長下肢装具
4: シャルコー・マリー・トゥース病-短下肢装具
5: 慢性関節リウマチ-四輪型歩行器
脳卒中後の肩手症候群について正しいのはどれか。
1: 運動麻痺重症例よりも軽症例に多い。
2: 女性の発症率は男性の約2倍である。
3: 脳卒中発症後6か月以降に生じる。
4: 発症頻度は40%程度である。
5: 複合性局所疼痛症候群typeⅠに分類される。