第40回午前第41問の類似問題

第40回午前:第53問

頸髄損傷(第6頸髄節まで機能残存)の作業療法として適切でないのはどれか。  

1: 上着はかぶりタイプから練習する。

2: 車椅子上で起立性低血圧が起こったら下肢を挙上する。

3: 自己導尿ができるようにカテーテル操作の練習をする。

4: 排便は臥位で行えるように環境を整える。

5: コンピュータの入力デバイスを検討する。

第47回午後:第63問

脊髄後索の損傷によって生じるのはどれか。2つ選べ。  

1: 部位覚障害

2: 位置覚障害

3: 温痛覚解離

4: 振動覚障害

5: Babinski徴候

第41回午前:第16問

頸髄損傷患者に紙を押さえるよう指示したところの写真(別冊No. 3)を別に示す。この代償動作の原因となった麻痺筋はどれか。 

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1: 三角筋前部

2: 広背筋

3: 大胸筋

4: 上腕三頭筋

5: 橈側手根伸筋

第43回午前:第56問

骨折の合併症で正しいのはどれか。  

1: 肋骨骨折後に奇異呼吸がみられたら肺炎を疑う。

2: Monteggia骨折後の橈骨神経麻痺は感覚障害を伴う。

3: 舟状骨骨折後の偽関節にはギプスによる保存療法を行う。

4: 上腕骨外顆骨折後の内反肘は遅発性尺骨神経麻痺の原因となる。

5: 橈骨遠位端骨折後の伸筋腱断裂はリスター結節部で起こりやすい。

第39回午前:第65問

脳血管障害の症状と理学療法との組合せで適切でないのはどれか。  

1: 関節拘縮-モビライゼーション

2: 下肢共同運動-ブリッジ運動

3: 肩手症候群-ホットパック

4: 肩関節亜脱臼-肩関節周囲筋の同時収縮

5: 非対称性座位姿勢-体幹装具の作製

第37回午前:第1問

肩関節屈曲(前方挙上)で代償運動を使っていないのはどれか。  

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第35回午前:第35問

関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)で誤っているのはどれか。 

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1: 肩外転

2: 手伸展

3: 股伸展

4: 足部外がえし

5: 頸部側屈

第42回午前:第59問

腕神経叢麻痺全型損傷(完全麻痺)に対する肋間神経の筋皮神経移行術後における作業療法で誤っているのはどれか。  

1: 術直後から肩関節をゼロポジションに保つ。

2: 拘縮予防のための手スプリントを作製する。

3: 呼吸に合わせて、肘関節の屈曲訓練を行う。

4: 入浴時に肘関節の屈曲伸展運動を指導する。

5: 腋窩(上腕と体幹)で物をはさむ訓練を行う。

第38回午後:第49問

誤っている組合せはどれか。  

1: 筋萎縮性側索硬化症-脊髄前角の神経細胞変性

2: アルツハイマー病-大脳皮質の老人斑

3: クロイツフェルト・ヤコブ病─大脳皮質の海綿状変化

4: パーキンソン病-視床の神経細胞変性

5: ハンチントン病-線条体の神経細胞変性

第35回午後:第93問

正しい組合せはどれか。  

1: 前十字靭帯損傷-後方引き出し徴候

2: 後十字靭帯損傷-マクマレーテスト

3: 半月板損傷-ロッキング現象

4: 膝蓋骨脱臼-ラックマンテスト

5: 外側側副靭帯損傷-アプレーテスト

第41回午前:第65問

脊髄損傷で正しいのはどれか。  

1: 脊髄円錐部損傷では排尿障害の予後は良好である。

2: 馬尾損傷では痙性対麻痺を生じる。

3: 後脊髄症候群では深部感覚障害に比べ温痛覚障害が主体となる。

4: 前脊髄症候群では深部感覚障害に比べ運動機能の予後が悪い。

5: ブラウン・セカール症候群では損傷部以下の同側の温痛覚障害がある。

第35回午後:第94問

誤っている組合せはどれか。  

1: ベネット骨折-第1中手骨基部骨折

2: デュピュイトラン骨折-内・外果骨折

3: モンテギア骨折-尺骨中枢脱臼と橈骨骨幹部骨折

4: コットン骨折-内・外果および脛骨後方骨折

5: コーレス骨折-橈骨遠位端骨折

第49回午後:第36問

末梢神経障害における症状で正しい組合せはどれか。2つ選べ。  

1: 顔面神経 ― 開眼障害

2: 副神経 ― 肩甲骨挙上障害

3: 橈骨神経 ― 前腕回内障害

4: 閉鎖神経 ― 股関節外転障害

5: 脛骨神経 ― 足関節底屈障害

第40回午後:第73問

中心性頸髄損傷の特徴で正しいのはどれか。  

1: 小児に多い。

2: 頸部過屈曲によって生じる。

3: 頸椎の脱臼骨折を伴う。

4: 運動障害は上肢よりも下肢の方が著しい。

5: 会陰部の感覚は残存する。

第39回午前:第72問

手術と等張性筋力増強訓練の対象となる筋との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 人工股関節置換術-股内転筋群

2: 人工膝関節置換術-大腿四頭筋

3: 肩腱板再建術-三角筋

4: 足関節外側靱帯再建術-長・短腓骨筋

5: 大腿骨頸部外側骨折内固定術-中殿筋

第41回午後:第41問

膝関節で誤っているのはどれか。  

1: 半月板は関節の適合性をよくしている。

2: 大腿骨軸と脛骨軸は軽度外反している。

3: 後十字靱帯は脛骨の後方移動を防ぐ。

4: 外側側副靱帯は屈曲位で緊張する。

5: 屈曲位から完全伸展すると脛骨の外旋が起こる。

第37回午前:第96問

脊髄損傷患者の排尿訓練について誤っているのはどれか。  

1: 第6頸髄節まで機能残存していれば自己導尿訓練を行う。

2: 手圧排尿訓練には安定した座位保持能力が必要である。

3: 核上型の膀胱機能障害ではトリガーポイントの叩打による排尿反射を指導する。

4: 排尿反射は下肢の反射より早く回復する。

5: 冷水テスト陽性を排尿訓練開始の目安とする。

第49回午前:第12問

24歳の男性。バイクに乗っていて乗用車と衝突し救急搬送された。頸椎脱臼骨折の診断で手術を受けた。MMTの結果を表に示す。機能残存レベルはどれか。 

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1: C5

2: C6

3: C7

4: C8

5: T1

第46回午前:第35問

ASIA(American Spinal Injury Association)の運動評価における脊髄レベルとkey muscles(検査筋)との組合せで誤っているのはどれか。  

1: C5 — 肘屈筋群

2: C6 — 手背屈筋群

3: C7 — 肘伸筋群

4: C8 — 指伸筋群

5: T1 — 小指外転筋

第38回午後:第86問

変形性膝関節症について誤っているのはどれか。  

1: 関節軟骨辺縁部に骨棘が認められる。

2: 二次性関節症は外傷後に起こる。

3: 大腿四頭筋に筋力低下がみられる。

4: 疼痛は初期から安静時に認められる。

5: 関節裂隙は狭小化する。