第40回午前第41問の類似問題

第48回午前:第21問

単関節の障害で後髪をとかすことができなかった。このときの関節運動と可動域制限の組合せで正しいのはどれか。ただし、自助具は使用しないこととする。  

1: 肩関節屈曲 − 90°

2: 肩関節外転 − 120°

3: 肘関節屈曲 − 50°

4: 前腕回内 − 50°

5: 手関節背屈 − 20°

第50回午後:第8問

32歳の女性。交通事故による左上腕切断(上腕長30%残存)。上腕能動義手の適合検査で、肘継手を屈曲させたときに手先具が口元に届かなかった。考えられる原因はどれか。2つ選べ。  

1: 左肩屈曲の可動域低下

2: 左肩伸展の筋力低下

3: 左肩甲骨下制の筋力低下

4: 右肩甲骨外転の筋力低下

5: 右肩甲帯挙上の可動域低下

第41回午前:第74問

腱板不全断裂の理学療法で誤っているのはどれか。  

1: 急性期は三角巾による局所の安静

2: 肩甲胸郭関節の可動域訓練

3: 滑車を用いた肩関節可動域維持

4: 肩甲上腕リズムの再学習訓練

5: 重錘を用いた上肢挙上運動

第46回午後:第31問

スポーツ外傷と筋力訓練の目標とすべき筋との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 肩鎖関節脱臼 — 上腕二頭筋

2: 肩関節前方脱臼 — 肩甲下筋

3: 肘関節尺側側副靱帯損傷 — 尺側手根伸筋

4: 膝関節内側膝蓋大腿靱帯損傷 — 大腿四頭筋

5: 足関節前距腓靱帯損傷 — 後脛骨筋

第34回午後:第44問

上肢帯の運動で誤っているのはどれか。  

1: 肩甲骨は胸鎖関節を支点に動く。

2: 肩甲骨の回旋運動は烏口上腕靭帯で制限される。

3: 肩屈曲運動に伴い肩甲骨は上方回旋する。

4: 肩伸展運動に伴い肩甲骨は前傾する。

5: 肩30°以上の外転運動で肩甲骨は上方回旋する。

第43回午前:第11問

頸髄損傷者(第6頸髄節まで機能残存)が肘での体重支持を練習している姿勢の写真(別冊No. 5)を別に示す。この練習の目的動作はどれか。2つ選べ。ア.寝返りイ.上着の着脱ウ.足上げ動作エ.ズボンの着脱オ.ベッド上での移動  

43_0_11

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第41回午前:第60問

脳卒中片麻痺の病的共同運動で正しいのはどれか。  

1: 肩甲骨挙上に伴う肘関節伸展

2: 肘関節屈曲に伴う手関節背屈

3: 股関節外転に伴う膝関節伸展

4: 股関節内旋に伴う膝関節屈曲

5: 膝関節屈曲に伴う足関節背屈

第41回午前:第60問

腱板不全断裂の治療で誤っているのはどれか。  

1: 急性期は三角巾による局所の安静

2: 肩甲胸郭関節の可動域訓練

3: 滑車を用いた肩関節可動域維持

4: 肩甲上腕リズムの再学習訓練

5: 重錘を用いた上肢挙上運動

第34回午前:第8問

図の車椅子の実用的使用が可能な最も高位の機能残存レベルはどれか。 

34_0_8

1: 第4頸髄節機能残存

2: 第6頸髄節機能残存

3: 第8頸髄節機能残存

4: 第6胸髄節機能残存

5: 第12胸髄節機能残存

第44回午前:第54問

外傷と固定肢位との組合せで正しいのはどれか。  

1: 脊椎圧迫骨折 − 脊柱屈曲位

2: 膝蓋骨脱臼 − 膝関節屈曲位

3: アキレス腱断裂 − 足関節底屈位

4: 足関節内果骨折 − 足関節背屈位

5: 腓骨筋腱脱臼 − 足部回内位

第52回午後:第38問

慢性期頸髄損傷の残存機能レベルと使用する機器の組合せで正しいのはどれか。  

1: 第3頸髄節 ――――― 環境制御装置

2: 第4頸髄節 ――――― 人工呼吸器

3: 第5頸髄節 ――――― チンコントロール電動車椅子

4: 第6頸髄節 ――――― BFO

5: 第7頸髄節 ――――― コックアップスプリント

第34回午後:第100問

骨折と合併症との組合せで正しいのはどれか。  

1: 上腕骨骨折 - 尺骨神経麻痺

2: 上腕骨外顆骨折 - 内反肘

3: 上腕骨顆上骨折 - フォルクマン拘縮

4: コーレス骨折 - 掌側尺側変形

5: モンテジア骨折 - 尺骨の脱臼

第46回午後:第17問

頸髄損傷者がとる動作で肘伸展筋力を必要とするのはどれか。 

46_1_17

1: 起き上がり

2: 弾性回内装具での駆動

3: 身体の後方移動

4: 身体の前方移動

5: ベッドへの移乗

第34回午前:第62問

ブルンストローム法における上肢回復段階の屈筋共同運動の組合せで正しいのはどれか。  

1: 肩甲帯挙上と後方突出-肩関節内転と外旋-肘関節屈曲

2: 肩甲帯前方突出-肩関節外転と内旋-肘関節屈曲

3: 肩甲帯挙上と後方突出-肩関節外転と外旋-肘関節屈曲

4: 肩甲帯前方突出-肩関節内転と内旋-肘関節伸展

5: 肩甲帯挙上と後方突出-肩関節内転と外旋-肘関節伸展

第49回午前:第9問

25歳の男性。転落による頸髄損傷。受傷後2年経過。筋力はMMTで、三角筋4、大胸筋鎖骨部2、上腕二頭筋5、上腕三頭筋0、回内筋0、腕橈骨筋4、長橈側手根伸筋3、橈側手根屈筋0、手指屈筋0で左右差はない。自動車運転の際に用いる旋回装置の写真を示す。この患者に適しているのはどれか。 

49_0_9

1: ①

2: ②

3: ③

4: ④

5: ⑤

第39回午前:第69問

脊髄損傷の合併症と理学療法との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 起立性低血圧-斜面台による立位訓練

2: 深部静脈血栓予防-下肢他動運動

3: 呼吸障害-吸気筋筋力強化

4: 異所性骨化予防-愛護的関節可動域訓練

5: 核・核下障害型膀胱-トリガーポイントを利用した排尿訓練

第47回午後:第37問

上肢の障害と装具の組合せで誤っているのはどれか。  

1: 肩腱板断裂 ― 肩外転装具

2: 肘関節屈曲位拘縮 ― ターンバックル式肘装具

3: 鷲手 ― Oppenheimer(オッペンハイマー)型装具

4: スワンネック変形 ― 指用ナックルベンダー

5: ボタン穴変形 ― 指用逆ナックルベンダー

第41回午前:第59問

脳卒中片麻痺の肩手症候群で誤っているのはどれか。  

1: 手指の腫脹から始まる。

2: ブルンストローム法ステージ上肢IV以上で起こりやすい。

3: 肩甲骨は内転・下方回旋をとりやすい。

4: 肩の他動的外転・外旋が制限されやすい。

5: 鎮痛にはTENSが用いられる。

第38回午前:第78問

スポーツ傷害と理学療法との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 膝蓋軟骨軟化症-膝屈曲位での大腿四頭筋強化

2: ハムストリングス断裂予防-ストレッチング

3: 脛骨疲労骨折-PTB免荷装具

4: 野球肩-PNF

5: テニス肘-アイスマッサージ

第36回午前:第6問

39歳の男性。頸髄完全損傷(第7頸髄節まで機能残存)で発症後3か月経過。脊髄損傷以外の合併損傷はなく、受傷後の合併症にも著しいものはない。理学療法で適切でないのはどれか。  

1: プッシュアップによる除圧

2: 浴槽への出入り動作

3: ベッドから車椅子への側方移乗

4: 車椅子から便器への移乗

5: キャスターを上げての段差の下降