作業療法士問題表示
作業療法士国家試験
大分類
神経筋疾患
20問表示中
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6
作業療法士実地問題 -
第60回 午前
6歳の男児。1年前から歩行時の転倒が頻回にみられるようになったため病院を受診し、遺伝子検査でDuchenne型筋ジストロフィーと診断された。四肢体幹筋は萎縮しており、MMTで両側下肢の近位筋が2、遠位筋が3である。屋内は四つ這いで移動し、小学校の普通学級に車椅子で通学している。機能障害度(厚生省筋萎縮症研究班)のステージで正しいのはどれか。
1
ステージ4
2
ステージ5
3
ステージ6
4
ステージ7
5
ステージ8
29
作業療法士専門問題 -
第60回 午前
重要度:重要
UPDRS〈Unified Parkinson's Disease Rating Scale〉Version 3.0の運動能力検査の項目はどれか。
1
嚥下
2
固縮
3
転倒
4
寝返り
5
歩行中のすくみ
43
作業療法士専門問題 -
第60回 午前
重要度:標準
脊髄小脳変性症・多系統萎縮症診療ガイドライン2018に示されている集中リハビリテーションの転帰指標はどれか。
1
SARA
2
筋力
3
咳嗽力
4
深部感覚
5
関節可動域
44
作業療法士専門問題 -
第60回 午前
重要度:標準
登はん性起立を示すのはどれか。
1
筋強直性ジストロフィー
2
肢帯型筋ジストロフィー
3
先天型筋ジストロフィー
4
Duchenne型筋ジストロフィー
5
顔面肩甲上腕型筋ジストロフィー
11
作業療法士実地問題 -
第60回 午後
70歳の男性。Parkinson病。Hoehn & Yahrの重症度分類ステージⅢ。歩行時にたびたびすくみ足や小刻み歩行からの突進を生じる。この患者の歩行練習で適切なのはどれか。
1
直線上を継ぎ足歩行する。
2
できるだけ歩行速度を上げる。
3
簡単な計算をしながら歩行する。
4
等間隔の線を踏みながら歩行する。
5
足首に重錘バンドをつけて歩行する。
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18
作業療法士実地問題 -
第60回 午後
77歳の女性。自宅で転倒し救急車で搬入。右大腿骨頸部骨折に対し、人工骨頭置換術が施行された。術後の右股関節は背臥位で外旋位を呈していた。翌日に患者が右足の筋力低下を訴えたため、MMTを評価したところ右足関節背屈筋0であった。右足関節背屈筋力低下に対する物理療法で適切なのはどれか。
1
温熱療法
2
赤外線療法
3
体外衝撃波療法
4
超音波療法
5
電気刺激療法
29
作業療法士専門問題 -
第60回 午後
重要度:重要
Parkinson病でみられるのはどれか。
1
痙縮
2
分回し歩行
3
姿勢反射障害
4
膝蓋腱反射亢進
5
Babinski反射陽性
43
作業療法士専門問題 -
第60回 午後
重要度:標準
神経伝導検査でF波の潜時延長と出現率減少がみられる疾患はどれか。
1
Guillain-Barré症候群
2
Parkinson病
3
重症筋無力症
4
進行性核上性麻痺
5
多系統萎縮症
34
作業療法士専門問題 -
第59回 午前
重要度:標準
Parkinson病で正しいのはどれか。
1
感覚障害が出現する。
2
安静時振戦が出現する。
3
深部腱反射が亢進する。
4
症状の日内変動は少ない。
5
発症初期には症状が左右対称に出現する。
35
作業療法士専門問題 -
第59回 午前
重要度:重要
筋萎縮性側索硬化症で正しいのはどれか。
1
深部感覚が障害されやすい。
2
認知機能が障害されやすい。
3
筋萎縮は四肢の遠位に著しい。
4
眼球運動が早期に障害されやすい。
5
動脈血二酸化炭素分圧が低下しやすい。
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43
作業療法士専門問題 -
第59回 午前
重要度:標準
Parkinson病の治療で適切でないのはどれか。
1
リズム刺激
2
ドパミン作動薬
3
脳深部刺激療法
4
経頭蓋磁気刺激法
5
ボツリヌス毒素療法
44
作業療法士専門問題 -
第59回 午前
重要度:重要
重症筋無力症患者のQMG score〈Quantitative Myasthenia Gravis score〉に含まれる評価はどれか。2つ選べ。
1
意識状態
2
嚥下機能
3
感覚障害
4
眼球運動
5
排尿機能
48
作業療法士専門問題 -
第59回 午前
重要度:標準
脊髄小脳変性症で正しいのはどれか。2つ選べ。
1
Frenkel体操が有効である。
2
視野障害を伴うことが多い。
3
包括的な評価指標にSARAがある。
4
有病率は人口10万人あたり100人である。
5
自律神経障害は非遺伝性に比べて遺伝性が多い。
12
作業療法士実地問題 -
第59回 午後
58歳の男性。半年前から両手の筋萎縮に気付き、最近しゃべりにくさを自覚するようになった。体重は半年で70kgから60kgに減少。MMTは両上肢の近位筋が2、遠位筋が4、両下肢が4。四肢の腱反射は亢進。舌の萎縮が認められるが明らかな嚥下障害はない。肺機能検査で%肺活量は95%。動脈血ガス分析はPaO2:90 Torr、PaCO2:40 Torrであった。現時点で最も適切な対応はどれか。
1
BFOの導入
2
胃瘻造設術の施行
3
気管切開術の施行
4
電動車椅子の導入
5
在宅酸素療法の導入
14
作業療法士実地問題 -
第59回 午後
42歳の男性。2週前に感冒症状が出現。3日前から両下肢のしびれと脱力を自覚し、症状が進行したため精査入院。握力は両側5kg未満。MMTは上肢3、下肢2。四肢の深部腱反射は消失し病的反射は認めない。表在感覚は両側下腿以下で重度に低下し異常感覚を伴う。神経伝導検査で両側正中神経および両側腓骨神経の活動電位の振幅の著明な減少を認める。最も考えられるのはどれか。
1
髄膜炎
2
多発性筋炎
3
多発性硬化症
4
筋萎縮性側索硬化症
5
Guillain-Barré症候群
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39
作業療法士専門問題 -
第59回 午後
重要度:重要
寛解期にある多発性硬化症に対する理学療法の禁忌はどれか。
1
他動的な関節可動域練習
2
中等度強度の有酸素運動
3
低強度の筋力増強練習
4
電気刺激療法
5
温熱療法
14
作業療法士実地問題 -
第58回 午前
42歳の女性。3か月前に手足がしびれるようになり、1か月前から手足の脱力を自覚した。神経内科を受診し慢性炎症性脱髄性多発ニューロパチーと診断され、ステロイド療法が開始された。筋電図検査所見として正しいのはどれか。
1
誘発筋電図で伝導速度が低下する。
2
誘発筋電図でF波の潜時が短縮する。
3
針筋電図で低振幅・短持続電位波形が出現する。
4
誘発筋電図の反復刺激試験でwaning(M波の振幅が漸減)を認める。
5
誘発筋電図の反復刺激試験でwaxing(M波の振幅が漸増)を認める。
15
作業療法士実地問題 -
第58回 午前
67歳の男性。Parkinson病。発症後5年経過。Hoehn & Yahrの重症度分類ステージⅢ。四肢に中等度の筋強剛を認めるが、筋力や関節可動域に明らかな問題はない。歩行場面では、開始後しばらくして小刻み歩行で小走りとなり、会話しながらだとそれが顕著となる。腰掛けるために椅子に近づくと、すくみ足がみられる。この患者の歩行障害への対応で適切なのはどれか。
1
狭い場所を歩く。
2
直線上を継ぎ足で歩く。
3
長下肢装具を用いて歩く。
4
認知課題を追加しながら歩く。
5
リズミカルな繰り返しの聴覚刺激を用いて歩く。
32
作業療法士専門問題 -
第58回 午前
重要度:重要
脊髄小脳変性症の運動失調を評価するのはどれか。
1
BADS
2
EDSS〈Expanded Disability Status Scale〉
3
QMG score〈Quantitative Myasthenia Gravis score〉
4
SARA
5
UPDRS
45
作業療法士専門問題 -
第58回 午前
重要度:標準
Guillain-Barré症候群の治療で正しいのはどれか。
1
ステロイド投与が第一選択である。
2
筋力低下の進行期には関節可動域練習より筋力増強運動を優先する。
3
人工呼吸管理の場合、早期から胸郭ストレッチを行う。
4
筋力低下の進行が停止すれば、早期から漸増抵抗運動を開始する。
5
約半数が発症6か月後の歩行障害に長下肢装具を必要とする。
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