医学概論の過去問


国試第4回午前:第2問

臨床工学技士の行為で誤っているのはどれか。

1: 医師の指示の下に生命維持管理装置を操作する。

2: 医療に従事する者として他の医療関係者と緊密な連携を図る。

3: 患者の体温、血圧等について正常か異常かを診断する。

4: 患者と共同してその病気を治すように努力する。

5: 自己の医療行為に法的責任を負う。

国試第4回午前:第1問

臨床工学技士として適切でないのはどれか。

a: 生命維持管理装置を身体へ接続する際に苦痛がないかを患者に尋ねた。

b: 生命維持管理装置の操作中の異常はすべて患者に伝えるよう心掛けた。

c: 患者の病気の予後について、できる限り詳しく本人に教えるよう努めた。

d: 患者の会社の上司に対し患者の病状をありのままに詳しく説明した。

e: 臨床工学技士としての仕事をやめた後も患者の秘密を守り通した。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第2回午前:第39問

正しいのはどれか。

a: 笑気はボンベ内では液体として貯えられているので、液体が消費されるまではボンベ内圧はほとんど変わらない。

b: パルスオキシメータは動脈血の酸素分圧を直接測定する装置である。

c: ライト・レスピロメータは、胸郭の動きから呼吸のリズムを検出描記する装置である。

d: 肺動脈楔入圧とは、肺動脈の収縮期と拡張期の圧の差のことである。

e: 麻酔器を、ガス供給部と回路部分に大別すると、炭酸ガス吸収装置は回路部分に含まれる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第2回午前:第38問

関係の深い組合せはどれか。

a: 意識障害・・・・・・・・・・3-3-9度方式

b: 脳浮腫・・・・・・・・・・・・脳圧下降

c: 筋ジストロフィー・・・・・脳塞栓

d: 運動失調・・・・・・・・・・小脳

e: 呼吸筋・・・・・・・・・・・・横隔膜神経

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第2回午前:第1問

臨床工学技士として適切でないのはどれか。

a: 生命維持管理装置を身体へ接続する際に、苦痛がないかを患者に尋ねた。

b: 生命維持管理装置の操作中の異常はすべて患者に伝えるよう心掛けた。

c: 患者の病気の予後について、できる限り詳しく本人に教えるよう努めた。

d: 患者の会社の上司に対し、患者の病状をありのままに詳しく説明した。

e: 臨床工学技士としての仕事を退職した後も、患者の秘密を守り通した。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第1回午前:第1問

医療従事者のとるべき態度について適切でないのはどれか。

1: 業務中に知り得た患者の秘密はその死後といえども他人に漏らさない。

2: 患者に痛みや苦痛をできるだけ与えないように心掛けること。

3: 患者の社会的立場や家庭環境を十分に考慮して患者に接する。

4: 医療は患者に施し与えるものであるから、医療従事者が患者と対等の立場をとることはできる限りさける。

5: 患者の不安に満ちた、とかく弱くなりがちな心を励まし助けていく愛情と心くばりをもって業務を行う。

国試第32回午前:第1問

終末期医療における事前の意思表示(リビング・ウィル)について誤っているのはどれか。

1: 本人の意思が最も優先されるべきである。

2: 単に死の瞬間を引き延ばす延命措置を受けずに済むことにつながる。

3: 医療チームから説明を受け、よりよい選択を行うことが推奨される。

4: 表明された意思が尊重され、誇りを持って最期を生きることにつながる。

5: 一時的に生命維持が困難になった際の回復目的の救命も拒むことにつながる。

国試第31回午後:第2問

感染性廃棄物の運搬容器に表示することが推奨されているマークはどれか。

31PM2-0

国試第31回午後:第1問

医療従事者が患者との信頼関係を築くためには、患者との良好な共感的コミュニケーションを図ることが大切である。この場合の「共感」の意味に最も近いのはどれか。

1: 相手の気持ちに過剰に入り込む。

2: 相手の気持ちを完全に理解する。

3: 自分の気持ちに相手を巻き込む。

4: 自分の気持ちを可能な限り相手に理解させる。

5: 相手の気持ちを自分の気持ちのように実感する。

国試第29回午前:第1問

本人あるいは保護者の同意を得ないで次の行為を行った。医療機関における個人情報の取り扱いとして適切でないのはどれか。

1: 意識不明の患者の病状を家族に説明した。

2: 検査のため採取した血液を患者氏名の書かれたスピッツに入れ検査業者に渡した。

3: 大震災直後に家族からの問合せに対し本人の生死を答えた。

4: 児童虐待が疑われたので、市町村に児童名を通告した。

5: 生徒の回復見込みについて、付き添ってきた担任教師に回答した。

国試第28回午前:第1問

クリニカルパス導入の効果で誤っているのはどれか。

1: チーム医療による相互チェックが強化される。

2: 治療が均一化される。

3: 医療事故の予防につながるo

4: 患者の理解が得られやすい。

5: 医師の裁量権が強化される。

国試第26回午前:第1問

個人情報保護について誤っているのはどれか。

1: 患者の住所は保護の対象となる。

2: 院内で患者の治療のためにスタッフ間で情報共有する場合は対象外である。

3: 五十音順に並べられた患音名の一覧表は保護の対象となる。

4: コンピュータで検索可能な状態にされた患者名データは保護の対象となる。

5: 死亡した患者名の一覧表は保護の対象となる。

国試第25回午前:第1問

医療事故防止で正しいのはどれか。

a: 指差呼称による確認を実践する。

b: 医療事故防止対策は外部組織に委託する。

c: ヒヤリ・ハット事例をおこした者を罰する。

d: 医療機器の保守点検や安全管理を確実に実践する。

e: フェイルセーフ、フールプルーフの概念による機器設計を行う。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第24回午前:第10問

成人の1日の不感蒸泄量[mL]はおよそいくらか。(臨床医学総論)

1: 100

2: 300

3: 700

4: 1500

5: 2500

国試第24回午前:第1問

インフォームドコンセントで正しいのはどれンか。(医学概論)

1: 医師法に規定されている。

2: 検査・治療の前に行う。

3: 患者を納得させるまで行う。

4: 最初に家族に対して説明する。

5: 一度同意したら撤回できない。

国試第22回午後:第1問

QOL(quality of Life)で誤っているのはどれか。

1: がん患者のQOL向上には生存期間の延長が不可欠である。

2: 健康寿命と密接に関連している。

3: がん患者の治療評価に用いられる。

4: 医療従事者は患者のQOLを重視しなければならない。

5: ヘルスプロモーションの重要な要素である。

国試第22回午前:第38問

病院でのリスクマネージメントについて正しいのはどれか。

a: 事故発生後に影響を最小限に抑えることである。

b: インシデントレポートは重要な参考資料となる。

c: 人間の過失は不可避であるという基本的認識に立つ。

d: 各疾患の死亡率調査活動のことである。

e: 医療機器とのインタフェースは考慮しなくてよい。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第22回午前:第1問

医療関係者に必要な事柄で適切でないのはどれか。

1: 専門職間で連絡、協調を保つ。

2: 礼儀正しい言葉遣いとあいさつをする。

3: 医療経営上の利益の確保を優先する。

4: 新しい知識と技術の吸収に努める。

5: 設備、環境を清潔に維持し快適さを保つ。

国試第21回午前:第6問

臨床工学技士の業務はどれか。

a: 患者の病状診察

b: 患者の生理機能検査

c: 生命維持管理装置の操作

d: 生命維持管理装置の保守点検

e: 医薬部外品の管理

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第20回午前:第1問

臨床工学技士としての倫理に反する行為はどれか。(医学概論・関係法規)

1: 米国で使用されている医療機器についてインターネッドで調べた。

2: 看護師に依頼され病院内の勉強会で人工呼吸の操作法を説明した。

3: 電車の中で同僚が患者の治療経過を話し出したのでその揚で制止した。

4: 患者データの入った電子媒体を紛失したので上司に報告した。

5: 信頼できる患者会の代表に頼まれ手術患者の住所録を一週間貸し出した。