熱機関について正しいのはどれか。
1: 熱エネルギーを発生させる機関。
2: 高熱源から吸収したエネルギーの全部を仕事に変える機関。
3: 高熱源から吸収したエネルギーの一部を仕事に変える機関。
4: 仕事をすべて熱に変える機関。
5: 仕事の一部が熱として消費されてしまう機関。
力学的エネルギーと熱エネルギーとの和が一定である性質を表すのはどれか。
1: 断熱変化
2: 熱力学第一法則
3: 熱力学第二法則
4: 可逆変化
5: 内部エネルギーの変化
気体の圧力p体積V、物質量n、気体定数R、温度Tとしたときに成り立つ法則pV=nRTについて正しいのはどれか。
a: この法則はボイル・シャルルの法則と呼ばれる。
b: 物質量nは単位体積あたりの気体の質量である。
c: 気体定数Rは気体の種類によって異なる。
d: 温度Tは絶対温度である。
e: この法則が成り立つ気体は理想気体または完全気体と呼ばれる。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
正しいのはどれか。
a: 振幅が同じとき、振動数が大きいほど音の強さが大きい。
b: 密度ρ、体積弾性率Kの媒質中を伝わる音波の速度はK/ρである。
c: 気体中の音速は気体の種類によらない。
d: 空気中を伝搬する音波は横波である。
e: 感覚上の音の大きさは音の強さの対数に比例する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
誤っているのはどれか。
1: 空気中の音速は気温によって変わる。
2: 音の振動数を表す単位としてデシベルが使われる。
3: 観測者が音源に近づくとき周波数が高く聞こえる。
4: 超音波は可聴周波数より高い振動数の音波である。
5: 音波の振動数が高いほど鋭い指向性を示す。
波の伝搬速度v、周期T、振動数f、角振動数w、波長λの関係として正しいのはどれか。
a: v=λf
b: w=2πf
c: λ=v/T
d: f=vT
e: T=1/f
a: 流体のずり応力とずり速度の比を粘性率という。
b: 粘性が流速や圧力などにより変化する流体をニュートン流体という。
c: ハーゲン・ポアゼイユの公式では流量は流体の粘性率に比例する。
d: 粘性率が0の流体を完全流体という。
e: 層流から乱流に変わる境界におけるレイノルズ数を臨界レイノルズ数という。
血液では、流速が小さいときよりも大きいときのほうが粘性率が小さい。この性質を表すのはどれか。
1: ポアゼイユの流れ
2: ベルヌーイの定理
3: レイノルズ数
4: 非ニュートン流体
5: トリチェリの定理
定常流の性質で正しいのはどれか。
1: ある断面を単位時間内に通過する流体の量が時間的に変化しない。
2: 流速がどこでも同じ値をとる。
3: 連続の方程式が成り立つ。
4: ずり速度がどこでも同じ値をとる。
5: 流線が時間的に変化しない。
バネ定数kのバネに質量mのおもりをつるして振動させた。おもりに抵抗(-2δx)が働く場合、正しいのはどれか。
a: この運動はおもりの位置xについて mx+2δx+kx=0 で表される。
b: 振動数は一定であるが振幅が時間とともに小さくなる。
c: 振幅は一定であるが振動数が時間とともに小さくなる。
d: おもりの振動は強制振動である。
e: xはおもりの加速度を表す。
振幅が時間とともに減少する振動を表すのに最も適切なのはどれか。
1: 単振動
2: 減衰振動
3: 強制振動
4: 調和振動
5: 自由振動
質量mの物体に外力Fが作用したときの加速度をaとすれば、正しい運動方程式はどれか。
1: F=1/2・ma
2: F=ma2
3: 3.F =-ma2
4: F=ma
5: F=a/m
200mmHgの血圧は国際単位系(SI単位系)ではおよそいくらか。ただし、1Pa(パスカル)=1Nm2(1N=1kg・m/s2)である。なお、重力の加速度を9.8m/s2、水銀の密度を13.6g/cm3として求めよ。
1: $2.7×10^4$ Pa
2: $1.3×10^4$ Pa
3: $1.3×10^3$ Pa
4: $1.3×10^2$ Pa
5: $2.7$Pa
1: 非ニュートン流体では粘性係数は速度こう配に依存する。
2: ポアゼイユの流れでは流速は管径、管長、両端での圧力差に依存する。
3: レイノルズ数は層流から乱流へ変わる限界を示す。
4: ヤング率は伸びの弾性係数の逆数である。
5: 音響インピーダンスは密度と音速の積で表される。
熱力学について誤っているのはどれか。
1: 熱力学では、熱はエネルギーの一種であると考える。
2: 熱量を加えると系の内部エネルギーは増加する。
3: 断熱変化では、熱の出入りがないので内部エネルギーは常に一定である。
4: 摩擦を伴う現象はすべて不可逆変化である。
5: 熱力学第二法則は、熱エネルギーを完全には仕事に変換できないことを意味する。
気体の性質について正しいのはどれか。
a: 気体定数は、気体の種類によって異なる。
b: 理想気体ではボイル・シャルルの法則が成り立つ。
c: 理想気体では圧力と体積の積は絶対温度に比例する。
d: 一定量の理想気体を一定体積に保つとき、温度を10°Cから100°Cに変化させれば、圧力は10倍になる。
e: 理想気体では圧力と温度のみから体積が求められる。
超音波について正しいのはどれか。
a: 振動数16kHz以上20kHz以下の音をいう。
b: 振動数の低い超音波は鋭い指向性を示す。
c: 超音波は液体、個体および気体中を伝搬する。
d: 超音波の波長は振動数と音速で定まる。
e: 超音波は、吸収、反射、散乱されながら伝搬する。
a: 音の強さのレベルをdB(デシベル)で表すことができる。
b: dB値は音の強さの対数に比例する。
c: 80dBの音の強さは、60dBの音の強さの20倍である。
d: ホン(phon)は振動数の単位である。
e: 感覚上の音の大きさは、音の強さだけでは定まらない。
音の伝搬について正しいのはどれか。
a: 水中では粗密波は伝搬しない。
b: 空気中でも水中でも横波は伝搬しない。
c: 水中の音速は約1,500m/secである。
d: 空気中の音速は温度に依存する。
e: 水中の音速は空気中の音速より小さい。
a: ヘマトクリットが40%前後の正常血液の粘度は37°Cにおいて1~1.5cPである。
b: 血漿は流速によって粘性が変化する非ニュートン流体である。
c: シグマ現象とは血管径の減少に伴って血液の見かけの粘性が減少するような現象である。
d: 細い血管中の血流では血球の軸集中現象がみられる。
e: 赤血球は血液の非ニュートン性の原因となる。
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