第6回国試午前53問の類似問題

国試第34回午前:第82問

円管の中を粘性流体が層流で流れている。同じレイノルズ数になるのはどれか。

a: 平均流速 0.5 倍、円管の長さ 2 倍

b: 粘性率 2 倍、円管の長さ 0.5 倍

c: 平均流速 2 倍、円管の内径 2 倍

d: 平均流速 0.25 倍、円管の内径 4 倍

e: 粘性率 2 倍、円管の内径 2 倍

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第24回午後:第85問

正しいのはどれか。(生体物性材料工学)

a: 血液は非ニュートン流体である。

b: 毛細血管の流れは乱流である。

c: 脈波伝搬速度は血管壁が軟らかいほど早い。

d: ポアズイユの式では流量は半径の2乗に比例する。

e: 細い血管で赤血球が中央部に集中する現象をシグマ効果という。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第34回午前:第39問

レイノルズ数について誤っているのはどれか。

1: 流体の粘性力に対する慣性力の比を表す。

2: 細い流路の流れほど値は大きい。

3: 無次元数である。

4: 乱流では大きな値を示す。

5: 流速が大きいほど値は大きい。

ME2第33回午前:第26問

流体力学について誤っているのはどれか。

1: 流体の粘性率の単位は〔Pa/s〕である。

2: 乱流とは流れの流線が入り乱れている状態である。

3: レイノルズ数とは流れの状態を表わす無次元数である。

4: 血液は非ニュートン流体である。

5: ベルヌーイの定理は粘性率が0の流体で成立する。

国試第10回午後:第74問

ニュートン流体について正しいのはどれか。

a: 流れる際に流体内部にずり応力を生じる。

b: ずり応力はずり速度に比例する。

c: 粘性率はずり速度に依存する。

d: 非定常流は生じない。

e: 血清はニュートン流体である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第1回午前:第58問

ニュートン流体について正しいのはどれか。

a: ずり速度とずり応力は比例する。

b: 見かけの粘性はずり速度とともに変化する。

c: キャッソン降伏値を有する。

d: 塑性流動を示す。

e: 血漿はほぼニュートン流体と考えてよい。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第9回午後:第73問

ニュートン流体について正しいのはどれか。

a: 粘性率μはずり速度に依存しない。

b: 乱流や非定常流にはならない。

c: 流れの状熊はレイノルズ数に依存しない。

d: 流れても力学的エネルギーは消費されない。

e: 流れる際に流体内部にずり応力を生じる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第5回午前:第53問

正しいのはどれか。

a: 流体の1点が流れてゆく道筋を流線という。

b: 流線の形を表す式を連続の方程式という。

c: 流れの様子が常に変化している流れを定常流という。

d: 流線が時間的に変化しない流れは定常流である。

e: 一つの管の中の定常流では、流体の密度と速度と管断面積との積は場所によらず一定である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第2回午前:第53問

密度が一定の完全流体が、水平に置かれた管内を定常流で流れている。誤っているのはどれか。

a: ベルヌーイの定理が成り立つ。

b: 静圧と動圧の和を全圧という。

c: 静圧と動圧は常に等しい。

d: 静圧は流体の速度に比例する。

e: 動圧は流体の密度に比例し、速度の2乗に比例する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第30回午前:第37問

流体の粘弾性について正しいのはどれか。

1: 粘度(粘性率)は流体の「流れやすさ」を表わす物性値である。

2: 血液の粘度はヘマトクリット値に強く依存する。

3: 毛細血管を流れる血液はニュートン流体と見なせる。

4: 水は非ニュートン流体である。

5: レイノルズ数は粘性率と同じ単位を持つ。

国試第15回午後:第57問

円管内の流れのレイノルズ数を算出するのに必要な因子はどれか。

a: 粘性係数

b: 流 速

c: 管 径

d: 管路長

e: 拡散係数

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第24回午前:第82問

内直径10mmの円管の中を動粘度4×10-6㎡/sの流体が速度1m/sで流れているときのレイノルズ数はどれか。ただし、動粘度は(粘度)/(密度)である。(医用機械工学)

1: 40

2: 250

3: 400

4: 2500

5: 4000

国試第3回午前:第53問

血液では、流速が小さいときよりも大きいときのほうが粘性率が小さい。この性質を表すのはどれか。

1: ポアゼイユの流れ

2: ベルヌーイの定理

3: レイノルズ数

4: 非ニュートン流体

5: トリチェリの定理

国試第27回午前:第82問

粘性率4×10^-3Pa・Sの流体が内径3mmの直円管内を平均速度12 cm/Sで流れている。粘性率1×10^-3Pa・Sの流体を内径9mmの直円管内に流したときに、相似(レイノルズ数が同じ)になる平均速度[cm/S]はどれか。ただし、流体の密度はすべて等しいとする。

1: 0.25

2: 1

3: 9

4: 16

5: 144

国試第3回午前:第52問

定常流の性質で正しいのはどれか。

1: ある断面を単位時間内に通過する流体の量が時間的に変化しない。

2: 流速がどこでも同じ値をとる。

3: 連続の方程式が成り立つ。

4: ずり速度がどこでも同じ値をとる。

5: 流線が時間的に変化しない。

国試第36回午前:第81問

内直径10mmの円管の中を動粘度4#10-6m2/sの流体が速度1m/sで流れているときのレイノルズ数はどれか。ただし、動粘度は、粘度/密度である。 

1: 40 

2: 250 

3: 400 

4: 2500 

5: 4000 

国試第9回午後:第74問

粘性率$1×10^{-3}Pa・s$の粘性流体が内径1cmのまっすぐな円筒管内を流速10cm/sで流れている。これと相似な流れはどれか。ただし、流体の密度はすべて等しいとする。

1: 粘性率$1×10^{-3}Pa・s$,管内径2cm,流速20cm/s

2: 粘性率$1×10^{-3}Pa・s$,管内径0.5cm,流速5cm/s

3: 粘性率$2×10^{-3}Pa・s$,管内径0.5cm,流速10cm/s

4: 粘性率$2×10^{-3}Pa・s$,管内径1cm,流速20cm/s

5: 粘性率$2×10^{-3}Pa・s$,管内径2cm,流速20cm/s

国試第12回午後:第79問

誤っているのはどれか。

1: 毛細血管中の流れは層流である。

2: レイノルズ数が約2000を超えると層流から乱流へ変わる。

3: 血液はニュートン流体である。

4: 生体組織は粘性と弾性をあわせもつ。

5: 生体組織の弾性はヤング率で表される。

国試第33回午後:第83問

正しいのはどれか。

a: 血管壁中のエラスチンの割合は脈波伝搬速度と正の相関を示す。

b: 細い血管では血球が血管壁部に集まる。

c: 動脈血圧のピーク値は体の部位によって異なる。

d: ヘマトクリット値が上昇すると血液の粘性が増加する。

e: 血管内径が小さくなると血管抵抗は上昇する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第22回午前:第82問

半径R、長さLの円管内を粘性率μの液体が流量Qで流れている。流れが定常な層流のとき、管の上流と下流の圧力差はどれか。

1: $ \frac {\pi R^{2}Q}{8\mu L}$

2: $ \frac {\pi R^{3}Q}{8\mu L}$

3: $ \frac {8\mu LQ}{\pi R^{4}}$

4: $ \frac {128\mu LQ}{\pi R^{3}}$

5: $ \frac {128\mu LQ}{\pi R^{4}}$