粘性率$1×10^{-3}Pa・s$の粘性流体が内径1cmのまっすぐな円筒管内を流速10cm/sで流れている。これと相似な流れはどれか。ただし、流体の密度はすべて等しいとする。
1: 粘性率$1×10^{-3}Pa・s$,管内径2cm,流速20cm/s
2: 粘性率$1×10^{-3}Pa・s$,管内径0.5cm,流速5cm/s
3: 粘性率$2×10^{-3}Pa・s$,管内径0.5cm,流速10cm/s
4: 粘性率$2×10^{-3}Pa・s$,管内径1cm,流速20cm/s
5: 粘性率$2×10^{-3}Pa・s$,管内径2cm,流速20cm/s
流体の運動について正しいのはどれか。
a: 円管内の定常流では平均流速と円管断面積との積は場所によらず一定である。
b: 粘性率がずり速度によって変化する流体をニュートン流体という。
c: 臨界レイノルズ数を超えると粘性率はゼロとなる。
d: ベルヌーイの定理によれば動圧と静圧との和が流速に比例する。
e: 粘性率が零の完全流体では流体が流れても力学的エネルギーは消費されない。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
半径R、長さLの円管内を粘性率μの液体が流量Qで流れている。流れが定常な層流のとき、管の上流と下流の圧力差はどれか。
1: $ \frac {\pi R^{2}Q}{8\mu L}$
2: $ \frac {\pi R^{3}Q}{8\mu L}$
3: $ \frac {8\mu LQ}{\pi R^{4}}$
4: $ \frac {128\mu LQ}{\pi R^{3}}$
5: $ \frac {128\mu LQ}{\pi R^{4}}$
正しいのはどれか。(生体物性材料工学)
a: レイノルズ数は流れの慣性力と粘性力の比を表す無次元数である。
b: 健常人の血液粘性率は水の3~5倍である。
c: 粘性が流速に関係なく一定の場合は非ニュートン流体とよばれる。
d: 圧差一定の層流では、単位時間に流れる流体の体積は管半径の2乗に比例する。
e: ずり速度が増加すると血液粘性率は減少する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e