中枢神経の構造と機能について誤っているのはどれか。
1: 脳脊髄液は脳室の脈絡叢で産生される。
2: 大脳灰白質は白質の外側に存在する。
3: 脳幹は呼吸の調節に関係する。
4: 中心後回は後頭葉に存在する。
5: 失語は優位半球の障害によって起こる。
神経細胞について正しいのはどれか。
1: 静止膜電位は約+70mVである。
2: 脱分極は膜電位が閾値を超えて上昇すると発生する。
3: 有髄神経は無髄神経よりも伝導速度が遅い。
4: ナトリウムイオンの細胞内濃度は細胞外よりも高い。
5: 脱分極時には細胞膜のカリウムイオン透過性が高くなる。
脳の正中断を図に示す。①~③の条件を同時に満たす部位はどれか。①脳神経が出ている。②自律神経の中枢がある。③循環、消化、呼吸など生命活動に重要な中枢がある。
1: ア
2: イ
3: ウ
4: エ
5: オ
生体の制御機構について誤っているのはどれか。
1: 神経系はパルス周波数変調の形で信号を伝える。
2: 自律神経系は内臓器官の機能の調節に関与している。
3: 内分泌系は速やかな活動変化の調節に関与している。
4: フィードバックは生体制御において重要な役割を演じている。
5: 生体における定常状態の維持をホメオスタシスという。
脳の正中断を図に示す。①~③の条件を同時に満たす部位はどれか。①脳神経が出ている。②自律神経の中枢がある。③循環、消化および呼吸など生命活動に重要な中枢がある。
自律神経の作用について正しい組合せはどれか。
1: 瞳孔の収縮 -- 交感神経
2: 心拍数の増加 -- 副交感神経
3: 気管支の拡張 -- 交感神経
4: 腸管ぜん動の低下 -- 副交感神経
5: 皮膚立毛筋の興奮低下 -- 交感神経
神経、筋について正しいのはどれか。
1: 胸髄から発する自律神経は副交感神経である。
2: 小脳の障害では運動失調は起こらない。
3: 進行性筋ジストロフィー症では呼吸筋には障害が及ばない。
4: 頭蓋内圧亢進が進行すると、脳ヘルニアの危険性を生じる。
5: 3-3-9度方式では、3の方が300よりも意識障害の程度は重い。
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