第34回国試午前65問の類似問題

国試第24回午後:第70問

人工心肺中の操作で誤っているのはどれか。(生体機能代行装置学)

1: PaCO2は吹送ガス流量の増減で調整できる。

2: ACTを400秒以上に維持する。

3: 復温は送脱血温の温度較差を10°C以内にする。

4: 大動脈遮断解除時は一時的に送血量を増加させる。

5: 離脱開始時は最初に脱血量を減少させる。

国試第15回午後:第37問

高二酸化炭素血症(ハイパーカプニア)の原因となるのはどれか。

1: 肺血流不均等分布

2: シャント

3: 肺胞低換気

4: 高心拍出量

5: 拡散障害

国試第30回午後:第66問

CO2ナルコーシスの主な所見はどれか。

a: 高度な呼吸性アシドーシス

b: 自発呼吸減弱

c: 意識障害

d: 血圧低下

e: 徐脈

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第17回午前:第42問

誤っているのはどれか。

1: 麻酔器はガス供給部と回路部に分かれる。

2: 麻酔器には亜酸化窒素(笑気)のみが患者に送られないような誤作動防止装置がついている。

3: 亜酸化窒素(笑気)をボンベから麻酔器に導くのに圧力調整器が必要である。

4: 酸素は医薬品として日本薬局方に収載されている。

5: 麻酔ガス排除装置とは炭酸ガスを排除する装置のことである。

ME2第40回午後:第49問

麻酔器の点検結果として正常なのはどれか。

1: 配管端末にて酸素と亜酸化窒素(笑気)の供給圧は同圧であった。

2: 酸素流量をゼロにしたら亜酸化窒素(笑気)の流量もゼロになった。

3: 酸素フラッシュの流量が毎分10Lであった。

4: 酸素濃度計を大気で校正したら指示値が30%であった。

5: 酸素の補助ボンベ内圧が0.5MPaであった。

国試第20回午後:第39問

大気圧下での空気呼吸による肺胞内ガス分圧はPO2=100mmHg、PCO2=40mmHg、PH2O=47mmHgである。2絶対気圧の高気圧酸素療法を行った場合、肺胞内酸素分圧を求める計算式で正しいのはどれか。(人工呼吸療法)

1: 760×2-40×2-47×2

2: 760×2-40×2-47

3: 760×2-40-47×2

4: 760×2-40-47

5: 760×2-40

国試第31回午前:第44問

医療ガスの性質について誤っているのはどれか。

1: 酸素ガスの比重(対空気)は約1.5である。

2: 亜酸化窒素ガスには支燃性がある。

3: 窒素ガスの沸点は約-196°Cである。

4: 二酸化炭素ガスの臨界温度は約31°Cである。

5: ヘリウムガス中の音速は空気中の約3倍である。

国試第26回午後:第64問

高気圧酸素治療の生体に対する効果で誤っているのはどれか。

a: 酸素毒性の発現

b: 溶存酸素の増加

c: 結合酸素の増加

d: 二酸化炭素の溶解促進

e: 不活性ガスの排出

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第33回午前:第20問

麻酔器呼吸回路の脱離を最も早く検知するのはどれか。

1: カプノメータ

2: 食道温モニタ

3: 心電図モニタ

4: 観血式動脈圧モニタ

5: パルスオキシメータ

ME2第33回午後:第28問

パルスオキシメータについて正しいのはどれか。

1: 測定にはポーラログラフィを用いる。

2: 厳密な測定には二酸化炭素分圧による補正が必要となる。

3: プローブは生体の測定部位に強く密着させる。

4: 測定時はセンサ周辺の皮膚を冷やす。

5: センサ装着部位の振動は測定誤差の要因となる。

国試第31回午後:第63問

ICUで用いられる人工呼吸器の構成要素はどれか。

a: 呼気弁

b: 気道内圧モニタ

c: 酸素濃度調節装置

d: 二酸化炭素吸収装置

e: ピンインデックスシステム

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第11回午前:第61問

パルスオキシメトリについて誤っているのはどれか。

a: オキシヘモグロビンとデオキシヘモグロビンの量の比を測定する。

b: 2種類の波長の光に対する吸光度を測定する。

c: 酸素飽和度70%以上では精度の良い測定値が得られる。

d: 毎回の測定において校正を必要とする。

e: 心肺停止時に用いることができる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第18回午後:第68問

2絶対気圧下で純酸素を吸入したときのおおよその肺胞気酸素分圧(PAO2)はどれか。(高気圧療法)

1: 100mmHg

2: 200mmHg

3: 760mmHg

4: 1500mmHg

5: 2000mmHg

国試第36回午後:第64問

一酸化窒素吸入療法の有害事象として誤っているのはどれか。

1: .左心不全の増悪 

2: メトヘモグロビン血症 

3: 中止後の肺動脈圧の上昇 

4: 二酸化窒素による気道損傷 

5: 体血管拡張による血圧低下 

国試第15回午後:第68問

高気圧酸素治療について正しいのはどれか。

a: 木綿製の治療衣に着替えさせる。

b: 臨床工学技士は一人で複数の装置を操作できる。

c: 空気加圧の装置であれば化学カイロを搬入できる。

d: 治療終了後に装置点検を毎回行う。

e: 減圧は毎分0.8kg/cm2(0.078MPa)以下の速度で行う。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第29回午前:第44問

医療ガスについて誤っているのはどれか。

1: 合成空気の成分は酸素と窒素である。

2: 医療ガス配管設備には吸引も含まれる。

3: ボンベ内の亜酸化窒素の残量はボンベ内圧から求める。

4: 酸素の比重は空気より大きい。

5: 窒素は外科用手術機器の動力源として用いられる。

国試第4回午前:第42問

機械的人工換気の適応を判断するとき有用なのはどれか。

a: 肺胞気-動脈血酸素分圧較差(A-aDO2)

b: 胸部エックス線写真

c: 機能的残気量(FRC)

d: 死腔/1回換気量(VD/VT)

e: 1回換気量(VT)

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第29回午後:第70問

人工心肺による体外循環について正しいのはどれか。

a: 小児の体表面積あたりの灌流量は成人よりも多い。

b: 血液希釈によって酸素解離曲線は右方に移動する。

c: 復温時には混合静脈血酸素飽和度は上昇する。

d: アルカローシスの補正に炭酸水素ナトリウムを用いる。

e: 膠質浸透圧の保持に乳酸加リンゲルを用いる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第25回午前:第71問

人工心肺の操作で誤っているのはどれか。

1: PaO2は吹送ガス濃度の増減で調整する。

2: 至適灌流量で体外循環を開始する。

3: 大動脈遮断時には一時的に送血流量を下げる。

4: 心腔内圧の減圧はベント吸引によって行う。

5: 離脱開始時には最初に脱血量を減少させる。

国試第18回午後:第52問

人工心肺による低体温灌流について誤っているのはどれか。(体外循環装置)

a: 血液凝固能が低下する。

b: ヘモグロビンの酸素解離曲線が左方ヘ移動する。

c: 組織の酸素需要量が増加する。

d: 血液粘度が低下する。

e: 血液希釈が必要となる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e