漏れ電流測定用の電圧計の特性として、JISで要求されているのはどれか。
a: 入力インピーダンス :1kΩ以下
b: 周波数特性 :直流から10MHzまで平坦
c: 測定精度 :真の値に対して±5%以内
d: 指示方法 :実効値
e: 表示桁数 :8桁以上
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
等電位接地で用いる導線の抵抗値(Ω)はどれか。
1: 0.1
2: 1
3: 10
4: 100
5: 1000
保護接地線について適切でないのはどれか。
1: 着脱可能な電源コード内の抵抗は0.1Ω以内である。
2: 着脱不可能な場合は接地ピンから機器の外装まで0.2Ω以内である。
3: 電源導線より細い線を使用する。
4: 被覆の色は緑と黄の縞模様(緑/黄)である。
5: 日常の点検ではテスターによる導通テストを行う。
各種医用電気機器の漏れ電流を測定した。JIS T 0601-1:1999の許容値を超えているのはどれか。
1: 単一故障状態での接地漏れ電流(一般機器):0.7mA
2: 正常状態での外装漏れ電流:0.4mA
3: 単一故障状態でのB形患者漏れ電流Ⅰ:0.3mA
4: 患者漏れ電流Ⅱ:0.8mA
5: BF形患者漏れ電流Ⅲ:1.0mA
医用接地について誤っているのはどれか。
1: 等電位接地によって各々のME機器接地端子の電位が等しくなる。
2: ミクロショック対策として等電位接地が施される。
3: 保護接地には医用コンセントが必要である。
4: 接地極の役割は大地との電気的接続である。
5: 接地分岐線の抵抗値の上限は10Ωである。
JIST0601-1で規定されている漏れ電流測定用器具(MD)について正しいのはどれか。
a: R2は1kXである。
b: C1は0.015nFである。
c: R1とC1で高域通過フィルタを構成している。
d: 点線内の合成インピーダンスZは約10kXとなる。
e: 漏れ電流の値は電圧計の指示値をR2で除した値となる。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
最大目盛1mA、内部抵抗100Ωの直流電流計を使って、最大10Vまで計れる直流電圧計を構成したい。正しいのはどれか。
1: 9.9kΩの抵抗を電流計に並列接続する。
2: 9.9kΩの抵抗を電流計に直列接続する。
3: 10.0kΩの抵抗を電流計に並列接続する。
4: 10.1kΩの抵抗を電流計に直列接続する。
5: 10.1kΩの抵抗を電流計に並列接続する。
電気メスの定期点検で負荷抵抗500Ωを接続して出力を測定した。負荷抵抗両端の最大電圧が900Vで高周波電流(実効値)が300mVであった。 クレストファクタ(波高率)はいくらか。
1: 0.17
2: 1.4
3: 3.0
4: 6.0
5: 20
JIST0601-1における漏れ電流測定用器具(MD)において、100kHzの漏れ電流を測定したところ、電圧計の読みが0.1Vであった。このとき実際に流れた100kHzの漏れ電流のおよその値[mA]はどれか。
1: 0.01
2: 0.1
3: 1
4: 10
5: 100
固定電源コードを使用していない追加保護接地線の抵抗が20Ω/kmであるとすると、JISで許容されるコードの長さの上限は約何mか。
1: 1
2: 5
4: 20
5: 50
接地線の点検について誤っているのはどれか。
a: 線の色が黄と緑の縞になっていることを確認する。
b: 接地線の抵抗はテスタの抵抗レンジによって正確に測定できる。
c: 簡易接地線抵抗測定法はジュールの法則に基づいている。
d: 接地抵抗は0.1Ω以下であればよい。
e: 接地線抵抗測定は4端子法で行う。
単一故障状態(保護接地線断線)での接触電流(外装漏れ電流)を測定するとき、測定用器具(MD)を入れる間(位置)として正しいのはどれか。
1: A - B 間
2: B ? C 間
3: C - D 間
4: D - E 問
5: E - A 間
定格1mA、内部抵抗10Ωの電流計を用いて、定格10Vの電圧計をつくりたい。正しいのはどれか。
1: 10.010kΩの抵抗を電流計に並列接続する。
2: 9.990kΩの抵抗を電流計に直列接続する。
3: 10.000kΩの抵抗を電流計に並列接続する。
4: 10.010kΩの抵抗を電流計に直列接続する。
5: 9.990kΩの抵抗を電流計に並列接続する。
図の測定用器具MDについて正しいのはどれか。
a: R1とC1でローパスフィルタを形成している。
b: R2は人体の代表抵抗値を模擬している。
c: R2の抵抗値は10kΩである。
d: 電圧測定器の入力インピーダンスは10kΩ以上である。
e: 電圧測定器の入力容量は150pF以下である。
直径1.6mmの銅線を使った保護接地線で、接地線抵抗を0.1Ω以下にするにはおよそ何m以下でなければならないか。ただし、銅の抵抗率を1.67×10-2Ω・mm2/mとする。
1: 192
2: 48
3: 12
4: 6
5: 2.5
ME 機器の分類について正しいのはどれか。
a: クラスIのME 機器の追加保護手段は保護接地である。
b: B 形装着部は外部電圧の印加に対して保護されていない。
c: 内部電源ME 機器の追加保護手段は基礎絶縁である。
d: CF 形装着部は接地されている。
e: クラスIIのME 機器は在宅使用に適している。
電気メスの出力電力を求めるために高周波電流計と分流抵抗を用い、図の回路を使用した。電流計の指示が30mAのとき電気メスの出力はおよそいくらか。
1: 57W
2: 75W
3: 97W
4: 108W
5: 119W
病院電気設備の安全基準(JIS T 1022)で誤っているのはどれか。
1: 医用接地極の接地抵抗値は10Ω以下を原則とする。
2: 非接地配線方式の電路には絶縁監視装置を設ける。
3: 瞬時特別非常電源の立ち上がり時間は1秒以内である。
4: 非常電源が供給されている医用コンセントは赤色とする。
5: 心臓カテーテル検査室には等電位接地設備を設ける。
図の単相変圧器の2次側端子間に2Ωの抵抗を接続して1次側端子に交流電圧450Vを印加したところ、1次電流は1Aとなった。I2/I1の値はどれか。
2: 3
3: 5
4: 15
5: 30
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