第37回ME2午前53問の類似問題

国試第12回午後:第3問

十分に広い面積の2枚の金属電極が平行に向かい合っている。この金属電極間に一定の電圧を加えたまま電極間を比誘電率1000の誘電体で溝たすと、電極間が真空の場合に比べて蓄えられるエネルギーは何倍になるか。

1: 500

2: 1000

3: 2000

4: 5000

5: 1000000

国試第12回午前:第57問

脳波測定について誤っているのはどれか。

1: 脳波計の増幅度は60dB以上必要である。

2: 電磁誘導は商用交流雑音の原因となる。

3: シールドルーム外での測定では電極の接触抵抗は高くする。

4: 電極の分極電圧は基線動揺の原因になる。

5: 電極の接触抵抗の不ぞろいは雑音の原因になる。

国試第34回午前:第52問

正しいのはどれか。

1: ホール効果が大きい半導体は磁気センサに利用される。

2: ダイオードのアノードにカソードよりも高い電圧を加えると電流は順方向に流

3: p 形半導体の多数キャリアは電子である。

4: MOSFET の入力インピーダンスはバイポーラトランジスタに比べて小さい。

5: 金属の導電率は温度が高くなると増加する。

国試第2回午後:第21問

電子回路による電気信号の増幅について正しいのはどれか。

1: 増幅度(利得)が大きいほど信号対雑音比(S/N)が大きい。

2: 電圧増幅するためには増幅器の入力インピーダンスは大きい方がよい。

3: 最もよく用いられる半導体の増幅素子はダイオードである。

4: 半導体工学の進歩によりどのように小さな信号を増幅する場合でも雑音を問題にする必要がなくなった。

5: 生体信号を計測するときには増幅器の入力インピーダンスより出力インピーダンスに注意する必要がある。

国試第8回午前:第71問

電気メス使用について正しいのはどれか。

a: 凝固には低周波電流モードを用いる。

b: 対極板の接触面積を大きくする。

c: 対極板コードはできるだけ短いものにする。

d: 高周波分流が大きいと熱傷の危険がある。

e: 熱傷は対極板以外の部位では発生しない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第9回午後:第81問

生体の電気的特性で誤っているのはどれか。

1: 低周波では誘電率が異常に大きい。

2: 電気定数が周波数に依存して変化することを周波数分散という。

3: α分散は約20GHzで観察される。

4: β分散が観察される周波数は臨床工学で多く用いられる。

5: γ分散は水分子の誘電分散によって生じる。

国試第21回午後:第83問

生体の電気的特性で誤っているのはどれか。

1: 低周波では誘電率が非常に大きい。

2: 電気定数が周波数に依存して変化することを周波数分散という。

3: α分散は約20GHzで観察される。

4: β分散は構造分散ともよばれる。

5: γ分散は水分子の誘電分散によって生じる。

国試第3回午後:第55問

電気メスについて正しいのはどれか。

a: 低周波を使用する。

b: 電流によるジュール熱を利用する。

c: 対極板(患者プレート)周辺よりも、メス先電極(能動電極)周辺の方が電流密度が高い。

d: バイポーラ方式ではメス先電極と対極板が1か所にまとめられている。

e: 電気メスでは熱傷事故を起こす危険性はない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第6回午後:第62問

電気メスについて正しいのはどれか。

a: 低周波を使用する。

b: 電流によるジュール熱を利用する。

c: 対極板(患者プレート)周辺よりも、メス先電極(能動電極)周辺の方が電流密度が高い。

d: バイポーラ方式ではメス先電極と対極板が1か所にまとめられている。

e: 電気メスでは熱傷事故を起こす危険性はない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第33回午後:第32問

電気メスについて正しいのはどれか。

a: 切開には連続正弦波が用いられる。

b: 対極板接触面積の増加は熱傷の原因である。

c: 出力回路には抵抗が挿入されている。

d: スプリット型対極板は接触インピーダンスを測定する。

e: バイポーラ電極は挟まれた部位を凝固する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午前:第79問

生体の電気現象を計測するための増幅器で正しいのはどれか。

a: 増幅器への入力電圧をEiその出力連圧をE0とするとEi/E0を電圧増幅率という。

b: 増幅器の感度は電圧利得で表すことができる。

c: 差動増幅器の両入力端子に等しい振幅の同相入力を加えると出力は零になる。

d: 前置増幅器は入力インピーダンスを小さくするように設計されている。

e: 心電図を記録するための増幅器には100dB以上の増幅度が必要である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第6回午前:第64問

生体物性について誤っているのはどれか。

1: 電気インピーダンスが生体内の部位によって異なる値を示すことは異方性である。

2: 刺激強度と反応とが比例関係にないことは非線形性である。

3: 導電率や誘電率が周波数によって変化することは周波数依存性である。

4: 人間の全身の骨格筋が60~150Wの熱を産生することは産熱である。

5: 神経細胞において、あるレベル以上の電気刺激で膜電位が跳躍的に変化してインパルスを発生することは細胞膜の興奮性である。

国試第27回午前:第51問

正しいのはどれか。

a: ホール効果が大きい半導体は磁気センサに利用される。

b: ダイオードのアノードにカソードよりも高い電圧を加えると電流は順方向に流れる。

c: p形半導体の多数牛ヤリアは電子である。

d: MOSFETの入力インピ-ダンスはバイポーラトランジスタに比べて小さい。

e: 金属の導電率は温度が高くなると増加する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第6回午後:第21問

正しいのはどれか。

a: 差動増幅器では同相で入った雑音成分は打ち消されて出力に現れない。

b: 演算増幅器はきわめて利得が高いので発振しにくい。

c: 演算増幅器に負帰還をかけると利得をさらに上げることができる。

d: 生体電気計測用増幅器には入力インピーダンスの低い回路が多く用いられる。

e: 演算増幅器に負帰還をかけると一般に安定となる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第6回午前:第81問

生体発生情報の計測時の雑音について正しいのはどれか。

a: 目的信号以外の生体電気は雑音とみなされる。

b: 差動増幅器は同相雑音を軽減することができる。

c: 商用交流雑音の除去には帯域除去フィルタが有効である。

d: 脳波測定のためのシールドルームのシールドは接地してはならない。

e: 周期的な信号をn回加算すれば不規則雑音を1/nにすることができる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第15回午後:第83問

正しいのはどれか。

1: 細胞膜は直流電流を通しにくい。

2: 生体組織の導電率は周波数に反比例する。

3: 比誘電率の大きさは生体組織の種類に依存しない。

4: 細胞外液は細胞内液よりカリウムイオンを多く含む。

5: 興奮していない細胞内の電位は細胞外に対して正である。

国試第26回午前:第85問

生体の電気的特性で誤っているのはどれか。

1: 活動電位の発生は生体の能動特性である。

2: 組織によっては異方性を示す。

3: 低周波では導電率が大きい。

4: 高周波では誘電率が小さい。

5: β分散は細胞膜と細胞質との構造に起因する。

国試第4回午前:第83問

生体組織の電気的性質として正しいのはどれか。

a: 生体の電気抵抗率は周波数に依存しない。

b: 細胞膜は直流に対してほぼ完全な絶縁物と考えてよい。

c: 生体組織の中で骨は電気抵抗率が高い。

d: 生体組織の中で血液は電気抵抗率が高い。

e: 生体組織の中で脂肪は電気抵抗率が低い。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第38回午前:第49問

心電図モニタで入力インピーダンスの高い増幅器を用いる目的はどれか。

1: 電極電位を低減する。

2: 増幅回路の消費電力を低減する。

3: 筋電図の混入を低減する。

4: 接触電流を低減する。

5: 信号減インピーダンスの影響を低減する。

国試第2回午後:第67問

電気メスについて誤っているのはどれか。

a: 生体側に電流によるジュール熱を発生させる。

b: 切開にはバースト波が用いられる。

c: 凝固には連続正弦波が用いられる。

d: 十分な大きさの対極板を身体に密着させ、対極板コードに断線のないことを確認する。

e: 対極板回路の高周波抵抗が増大すると熱傷事故の危険がある。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e